スクウェア・エニックスとTBIが本日4月28日より東京・渋谷ガーデン Hanaにてオープンしたコラボレーションレストラン「ドラゴンクエスト スーパーライトカフェ」。今回は一般ユーザーに先駆けて、店内の模様やコラボメニューをチェックしてきた。
東京・渋谷のシンボル「109」の近く、映画館・TOHOシネマズ渋谷のエスカレーターを下った地下1階で本日、「ドラゴンクエスト スーパーライトカフェ」がオープン日を迎えた。
本店舗は、iOS/Android「ドラゴンクエスト スーパーライト(DQMSL)」をモチーフに彩られたコラボレーションカフェ。お店の前では大きな3色スライムがお出迎えしてくれるので分かりやすい。
店内は「ドラゴンクエスト」の世界観やキャラクターにちなんだ装飾がギッシリと盛り込まれているほか、今月の運営陣おすすめモンスター、人気モンスターランキングなども掲示されており、「DQMSL」ファンはもちろん、ドラクエはちょっとしか知らない…くらいの人でも、色々と目を向けるだけで楽しめる空間になっている。
店内ではコラボカフェらしく、モンスターやキャラクターにちなんだコラボフード&ドリンクが飲食できる。メニューはモンスターの特技や外見の特徴をイメージしていたり、見た目からして愛らしいものも多いが、その味については確かな物。
ドリンクもさまざまな形でモンスターたちをフィーチャーしており、流星が散りばめられた「ウルスラ」、バナナフレーバーが良いアクセントを出す「Sキラーマシン」、羽を模したドラゴンフルーツが印象的な「ベビーニュート」など、いずれも見て飲んで楽しいラインナップたち。
なお、ドリンクについては殆どがアルコール商品となっているが、「DOMSL」ファンなら誰でも頼めるよう、全てノンアルコールにして注文できるので、お酒が飲めない人でも安心だ。
ちなみに、メニューには今回発表された「わたぼうのアイス」「プチットガールズのプチスイーツ」「ローズバトラーのローズハーブティー」「ブラッドナイト」などが新たに追加されているので、足を運ぶ前にチェックしておこう。
さらに、今回は本作のプロデューサーを務める柴貴正氏、運営プロデューサーの千葉直人氏、運営ディレクターの藤川翔氏らも足を運んでおり、カフェで楽しめるさまざまな特典についても紹介してくれた。
店舗では、スマートフォン/タブレットの画面を映し出せる大型モニターの貸し出しも行われるため、皆で食事を楽しみながらマルチプレイ/闘技場対戦を楽しめるようになっている。利用は120分レンタルで1,000円となり、32インチTV、トーナメント表、AVアダプタ&ケーブルに加え、2枚のプレゼントコードが付属する。
今回のレンタルに関しては、本作がSNSなどを使用してのユーザー間対戦が盛んであることや、わざわざモニターを持ち込んで大会を開く重労働なケースもあることから導入したという。気軽な大会はもちろん、プレゼントコードの使い道もトーナメント優勝賞品とすれば収まりが良い。
ちなみに5月24日には、カフェ主催の公式大会が実施されることが明らかにされた。優勝者は店内に何らかの形で名前が載る「殿堂入り方式」を想定しているようなので、こういった機会に足を運んでみるのも面白いかもしれない。
店内ではスタッフに声掛けすることで、来店者にはカフェ限定「ボスコイン」が進呈される。これは今月導入されたマルチプレイ「みんなで冒険」で使用できる要素で、該当コードをゲーム内で入力すると、通常の冒険の最後にボスが一体追加されるというものだ。
ボスコインは月替わりが予定されており、本日からの第1弾では「Sキラーマシン」と戦える。見事討伐できれば、カフェ限定となるAランク相当の武器が入手できる。柴氏から「やりすぎじゃないか?」とツッコミが入るほどに、魅力的な特典である。
ちなみに、友達同士ではない一人での来店者の場合でも、店員が店内で参加者を募ってくれたり、時には店員が自ら冒険を手伝ってくれるとのこと。Sキラーマシンと戦うためにしっかり鍛え上げられているようなので、むしろ頼る気持ちでお願いしてみるのもいいかもしれない。
さらに、コラボメニューを注文すると1品につき1枚、各種族のタマゴロンセットや地図が手に入るプレゼントコード(全17種)が配布される。加えて1,000円(税込)の飲食ごとにもらえるスタンプを5つ集めると、「DQMSL」初のオリジナルグッズ「まほうの地図 マイクロファイバークロス」がプレゼント。
まほうの地図は本作を象徴するものとして知られているが、マイクロファイバークロスにした理由は、実際に使える利便性を考えてのことだという。
そして、会場では「ドラゴンクエスト」の生みの親である堀井雄二氏のコメントも公開。堀井氏は「今回は普通のコラボカフェとは違った、『ドラゴンクエスト』ならではのカフェになったと思います。皆さんで一緒に遊ぶこともできるし、1人で訪れても遊べるように努めていきますので、どうか遊びに来てください」とコメントした後、「サササササッ」と口にしながらはぐれメタルのように去っていった。思わぬサービスに会場が湧いた瞬間であった。
“皆で遊べること”を重視した「ドラゴンクエスト スーパーライトカフェ」。店内サービスはもちろん、夏には大規模な大会なども予定されているので、これからの展開にも十分な期待が持てそうだ。
メニューやアクセスの詳細は特設サイトでチェック
http://tbi-dqmsl.net/