スクウェア・エニックスは4月26日、千葉・幕張メッセにて開催された「ニコニコ超会議2015」の「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」ステージにおいて、中村悠一さんと安元洋貴さんのスペシャルトークショーを実施した。
4月26日に開催されたスペシャルトークショーでは、サンクレッド役の中村悠一さん、ラウバーン役の安元洋貴さん、サウンドディレクターの祖堅正慶氏、コミュニティチームの望月一善氏が登壇。
まずは、「ファイナルファンタジーXIV」のステージにゲストとしてはじめて参加する安元さんにラウバーン役で出演が決まったときの気持ちについて聞くことに。安元さんは、オンラインゲームの「ファイナルファンタジーXI」以外はすべて触れたことがあり、出演させてもらえて非常に嬉しいと語った。また、「ファイナルファンタジーXI」をプレイしない理由として、オンラインゲームは怖いからということだが、「ファイナルファンタジーXIV」の仕事をしているうちに、終わりなく続いていく世界があるという面白さに気づいたのだとか。
また、安元さんはラウバーンを演じるにあたり、収録時に開発陣からナナモ様を大切にしている人物だという説明があったので、そこだけはブレないように演技したという。
続いて、中村さんに「ファイナルファンタジーXIV」のプレイ状況を尋ねるとストーリー以外のコンテンツは1月で終わり、現在は「大迷宮バハムート:真成編」で取れていない装備を集めたり、クラフター装備のルキスを取るために必要なムーンストーンを集めたりとさまざまなコンテンツに触れているが「あまりやることがない」と冗談交じりに話していた。祖堅氏に「主釣りはやっていますか?」と聞かれると釣りに興味がないようで、「やる必要があるんですかね?」と笑いながら語っていた。
パッチ2.0からパッチ2.55までのサンクレッドの印象について聞かれると、「最近のシナリオだとサンクレッドの真面目なシーンが増えてうれしい」と感想を述べた。
2人が作ったアウラのキャラクターを披露
ここでは、中村さんと安元さんにアウラのキャラクター作成をしてもらったものを実際に披露してもらうことになった。中村さんはアウラ・レンの女性キャラクターで作成し、バットマンに出てきそうなアウラを想像して作成したそうだ。会場に来ていたユーザーたちが作成したアウラの画像をツイッターにあげていたので、「ボケる余地はなかったですね」と冷静に語っていた。
続いて安元さんはアウラ・ゼラの男性で、サラリーマンを意識して作成。酔っ払いをイメージして頬をフェイスペイントで赤くしているのが特徴だとコメントしていた。また、安元さんはアウラの尻尾がかなりお気に入りのようで、キャラクターを作成しているときにニヤニヤしながら長さを調整していたことを明かした。
吉田直樹氏が中村さんと安元さんの質問に回答
ここで、プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が登壇し、中村さんと安元さんが気になっていることに答えていった。
安元さんが「蒼天のイシュガルド」のリリース時に初心者への救済処置はあるのかと聞くと、吉田氏は「『蒼天のイシュガルド』で経験値の見直しを行います」と回答。また、はじめていくダンジョンではコンテンツファインダーを使用したマッチングがしやすくなっているという発言もあった。中村さんがそれに付随するようにレベル50になったあとにサポートしづらいと指摘すると、「装備ボーナスなども導入する予定なので今よりもサポートしやすくなる」と吉田氏は話していた。
次いで、中村さんがゴールドソーサーの大きなアトラクションは一定期間ごとに増えるかという質問を投げかけると、吉田は「大きなアトラクションは2パッチに1回、その間はミニゲームの調整と追加を予定している」と返答した。
さらに中村さんから固定ジョブでないとクリアできないコンテンツはあるとかいう質問に吉田氏は「8つのジョブは全部バラバラで組んで欲しいというのが基本です。ただ、僕らが想定しているアイテムレベルよりも早くクリアするために、効率を求めはじめてしまうと僕らが想定していなかった組み合わせができたりします」と苦笑いをしながら話していた。また、詩人のリミットブレイク3について聞かれると、「詩人専用のリミットブレイクはかなり派手なものになるので期待していてください」と吉田氏はコメントした。
最後に安元さんは「長く携わらせて頂いておりまして、さまざまなプレイヤーのみなさんに支えられています。此処から先どうなるかわかりませんがいろいろな展開でストーリーが続けばいいなと思います」、中村氏は「『蒼天のイシュガルド』が今から楽しみです」とコメントしてトークショーは終了した。