コーエーテクモゲームスは、2015年8月27日に発売を予定しているPS4/PS3/PS Vita用ソフト「よるのないくに」について、ゲームのストーリーやメインキャラクター、パートナーとなる“従魔”に関する情報を公開した。
「アトリエ」シリーズ、「サージュ・コンチェルト」など、“キャラクター性”と“RPG”を持ち味とするガストが、新たに放つ新規RPG「よるのないくに」。物語の主人公は、一人の≪少女≫ 。彼女は自らの血で契約した≪従魔(セルヴァン)≫という使い魔を使役し、邪妖と呼ばれる魔物たちが跋扈する世界を生き抜いていく。創立20年を経たガストが、新進気鋭のイラストレーター・四々九氏とのタッグで贈る、“美少女従魔RPG”だ。
ストーリー
かつて在った、人にあらざる者───
妖魔の長、夜の君と呼ばれたそれとの戦いは人類の勝利で終りを迎えた。しかし、夜の君はその散り際に汚れた血を撒き散らし禍根を残す。その青き血を浴びたものは姿と性質を変え、邪妖と呼ばれる存在に転じ、人々から夜の世界を奪うモノとなる。
以来、この地は光差す時間はヒトが活動し、闇に染まる時間は邪妖が蠢く、決して眠ることのない“よるのないくに”となった。青き血を浴び、“吸血”という呪われた能力を得た少女は、“よるのないくに”でヒトのために生き、夜の生贄となる一人の少女のために戦っていく。
地図に存在することのない“よるのないくに”。これはそこに生き、戦い、その後誰にも語られることなく、歴史の狭間に散った二人の少女の愛の物語。その真実の愛にもとづく物語は、何よりも悲しく、月よりも美しい───
キャラクター
アーナス CV:M・A・O
邪妖を倒す力を持つ半妖の少女
教皇庁に仕える聖騎士。かつて、妖魔の王の一人である“夜の君”の血に触れてしまい、半分妖魔、半分人間の“半妖”と呼ばれる存在となった。半妖の力からなる吸血の能力と、自らの血から成す魔剣で邪妖との戦いに臨む。
一見して物静かで落ち着いた少女だが、内に強い情熱を秘めている。
リュリーティス……
この世界ごと、君を守ってみせる。
リュリーティス CV:五十嵐裕美
心優しい新たな聖女
今代の聖女に選ばれた少女。自分の命と引き換えに、“夜の君”を封じることを運命付けられている。
アーナスとは寄宿舎にいた頃からの親友。教皇庁の思惑などもある程度把握しているが、聖女としての運命を受け入れている。愛称は「リュリュ」。
さよなら、わたしのアーナスさま…
惹かれあう二人、重ねる想い
自らの命を捧げ、夜の君を封じる役目を担う“聖女”。聖女を邪妖から守り、夜の君のもとへ贈り届ける“聖騎士”。アーナスは、新たに派遣された任地・ルースワール島で、親友であるリュリーティスとの再会を果たす。
寄宿舎で別れて以来の再会に、喜びを隠せない二人。しかし、二人の出逢いは偶然ではなかった。聖騎士と聖女。その現実が、二人の絆を引き裂こうとする。
アーナスは親友の命を守るのか、聖女の命を夜の君へ捧げるのか。葛藤する少女たちに、刻一刻と運命の選択が迫っていく。
共に戦う従魔(セルヴァン)
アーナスは、従魔と呼ばれる使い魔と契約し、彼らを召喚しつつ戦うことができる。
アーナスと共に戦う従魔には、本能のまま攻撃し続けるタイプや回復に秀でたタイプなど、さまざまな種類が存在する。その一部をご紹介しよう。
アタッカータイプ
アーナスの命令に従い、邪妖を殲滅すべく攻撃し続ける血気盛んな従魔も。
サポートタイプ
体力や状態異常の回復、ステータス上昇など、後方支援を得意とする従魔たちも存在する。
どのタイプの従魔を連れていくかで、アーナス=プレイヤーのプレイスタイルは大きく変わる。どのような従魔たちと契約できるのかは、今後の続報で紹介していく。