アメリカ・ロサンゼルスにて6月16日(現地時間)より開催されている「Electronic Entertainment Expo(E3) 2015」。6月16日に行われたPS4「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」のセッションをレポートする。
「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」は、前作「アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス」から3年後が舞台。主人公「ネイサン・ドレイク(ネイト)」は「エレナ」と結ばれ、幸せな生活を送っていた。
そんななか、死別したと思われていた兄「サム」から冒険への協力を依頼されたネイトは18世紀に存在した海賊王「ヘンリー・エイブリー」の秘宝が眠るとされる海賊たちの国「リバタリア」への冒険に繰り出すことになる。
本作については、6月15日に行われた「PlayStation E3 Conference」でデモプレイが行われており、町中での銃撃戦の後に激しいカーチェイスを展開。前作に増してパワーアップした本作を確認することができたのだが、今回行われたセッションでは、先日のデモプレイの先の展開を見ることができたほか、開発陣への質疑応答のコーナーも設けられた。
カンファレンスのデモプレイはネイトが追いかけてくるクレーン車にワイヤーを掛けたところで終了してしまい、この後の展開が気になる視聴者も多かったはずだ。このあとネイトは工事の足場にぶつかりながらも必死にワイヤーを掴み続け、クレーン車に引きづられ泥まみれになりながら、クレーン車に乗ることに成功。荷台から追手と銃撃戦を繰り広げ、追手のジープに乗り移るといったダイナミックな行動を繰り広げていく。
そんな中、乗っていたジープが衝突され横転。引火してしまったジープから脱出すると、追手の装甲車やバイクに囲まれてしまう。そこに、ネイトの兄「サム」がバイクに乗って登場する。ネイトが追ってくる装甲車を必死に攻撃し、なんとか破壊することに成功。次から次へと押し寄せるピンチをギリギリのところで乗り越える緊張感は本シリーズならでは。
ネイトたちが帰宅し、エレナに冒険の計画がばれてしまったところで、今回のデモプレイは終了となった。
デモプレイの後に行われた質疑応答ではさまざまな質問が寄せられた。その中で注目したいポイントをいくつか紹介しよう。
本作には、探索やパズル要素など過去作品のさまざまな要素を詰め込んでいるそうで、さらにグラフィックスやエフェクトなどの表現、探索の新たな要素、ジャンプ機能などが追加されている。
カーチェイスにはさまざまなルートあり、ユーザーには多くの選択肢が用意されているそうだ。デモプレイを見ていてスピーディーな展開で操作に不安になってしまう人もいるかもしれないが、この前のステージではもう少し広いエリアでジープの運転を行うことができるので、このステージに来る頃には操作にも慣れているとのことだ。
エレナ以外の女性が登場するかの質問に対しては、女傭兵が登場すると答え、今回は明かされなかったが何やら他にも登場するようだ。
また、ネイトのストーリーが本作で完結するとの説明も行われた。最後にいったいどんな冒険が繰り広げられるのか発売を楽しみに待ちたい。