10年分の楽曲を詰め込んだ「太鼓の達人」とのコラボタイトルが発表！「アイドルマスター」10周年ライブ18日公演の模様をレポート 「THE IDOLM@STER MUST SONGS 赤盤/青盤」がPS Vitaで発売！

「アイドルマスター」は、2005年7月26日のアーケード版の稼働から数え、2015年7月26日で丸10周年を迎える。この記念すべき年を盛り上げるべく、シリーズを通してさまざまな取り組みが行われているが、その中でも西武プリンスドームという過去最大規模の会場で実施されるのが、今回のライブイベント「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2015」だ。

2日間にわたって行われる本イベントは、それぞれで異なる編成で行われ、18日公演では“MAIN WORLD 765PRO”と題して、765プロメンバーのパフォーマンスを中心とした構成となっていた。ここではイベントの模様をダイジェストとしてお届けするとともに、同会場にて発表となった新情報についてもお伝えしようと思う。

10年の積み重ねで生まれた楽曲たちをバリエーション豊かに披露！

ダンス審査員の軽口哲也が普段は野球の試合を行うドームでの開催ということでスターティングメンバーの紹介を行ったり、恒例となった高木社長の冒頭の挨拶で、「ぷちます！」のプロデューサーが登場し、注意事項を面白おかしく紹介したりと、イベントの開始前から10周年の歴史を感じさせる。

そしてステージはドームのフィールド部分を目いっぱいに使用した構成。ライブの最初を飾った、「アイドルマスター」の代表曲である「THE IDOLM@STER」からステージ上の各所から登場したり、さまざまな場所に移動したりと飽きさせない。そのまま「READY!!」を披露する近年のライブではよく見る流れとなったが、周囲をプロデューサーたちに囲まれたステージになっていることもあり、普段以上に距離感を近くに感じさせた。

意気込みとともに出演者よりプロデューサーに挨拶を行い、その最後には中村さんが万感の思いを込めて「ドームですよ、ドーム！」と声を張り上げるなど早くもボルテージが高まる。一方で、恒例の衣装紹介を行ったりと、大きな会場でも普段通りの姿を見せる765プロのメンバーたち。

前半戦は、中村さんの「START!!」を皮切りに、「ラムネ色 青春」（釘宮さん、下田さん、たかはしさん）、「Pon De Beach」（沼倉さん）、「待ち受けプリンス」（今井さん、原さん）、「YOU往MY進！」（下田さん）と、ソロ曲、複数のメンバーによる曲を交えつつ展開。今回がライブ初披露となる「Pon De Beach」では水鉄砲をプロデューサーにかける夏らしいパフォーマンスを見せたり、バズーカ、タオルと多様なアイテムを使ってステージを盛り上げた。

次のブロックでは、浅倉さんが「イエーイ！」の掛け声から、ライブの定番曲である「ALRIGHT*」を明るく元気いっぱいに、平田さんが「自転車」を会場を大きく使い、「好きだよ」が会場中に届くように歌い上げる。釘宮さんが「DIAMOND」、滝田さんが「空」と、それぞれに魅力的なソロ曲を披露した後は、浅倉さん、滝田さん、中村さんによる「THE 愛」でプロデューサーへの感謝を伝えた。

そして、アーケードゲームからの10周年を振り返るスペシャルメドレーのコーナーでは、シンデレラガールズ、ミリオンスターズのメンバーも参加し、「GO MY WAY!」から始まる新旧の楽曲の数々を、まさに会場全体で楽しむように披露していく。合間には100秒間の休憩タイムを設け、“てってって～”の流れからメドレー後半戦に突入し、765プロ全員での「自分REST@RT」まで合計15曲を歌い上げた。

やよい、律子、美希の案内からの休憩、そしてシンデレラガールズ、ミリオンスターズによるバズーカタイムを挟んだ後は、イベント全体も後半戦に突入。釘宮さん、原さん、今井さんによる「DREAM」、たかはしさんの「嘆きのFRACTION」、沼倉さんの「Rebellion」、下田さん、滝田さんの「relations」、平田さんの「絶険、あるいは逃げられぬ恋」とカッコよく魅せるダンスナンバーが続く中、沼倉さん、浅倉さん、原さんが「オーバーマスター」を披露すると大きな歓声が沸き起こる。その後も今井さんが「Fate of the World」、原さんが「KisS」をそれぞれ歌唱、そしてこのブロックのトリとなった中村さんの「笑って！」は会場のプロデューサーも静かに聞き入った。

惜しまれつつも迎えた最終のブロックは、釘宮さんが感極まりながらも歌いきった「またね」からバラードが続く。浅倉さんの「First Step」、滝田さんの「君が選ぶ道」、原さんの「風花」、今井さんの「細氷」と、気持ちを込めて歌い上げる出演者たちには歓声と拍手が贈られた。そして平田さん、下田さん、たかはしさん、沼倉さんがしっとりと聴かせた「LOST」を挟み、ブロックの最後を締めたのは中村さん、今井さんによる「私たちはずっと…でしょう？」。途中からは765プロのメンバーが集合し、会場のプロデューサーも含めて全員で歌唱した。

その後は10年間の感謝を改めて述べつつ、全員で「ワンフォーオール」に収録された「Destiny」を披露。合間には会場全体でウェーブを挟んだりとプロデューサーもまだまだ元気な様子を見せつつ、最後はシンデレラガールズ、ミリオンスターズのメンバーも参加し、今回のライブのテーマソングである「アイ MUST GO！」で締めくくった。

「アイドルマスター」初代プロデューサーの小山順一郎氏、総合プロデューサーの坂上陽三氏、総合ディレクターの石原章弘氏による10年の感謝の挨拶の後、再び登場した出演者たちにより最後は「M@STERPIECE」、そして中村さんの”虹が見える”という言葉とともに「虹色ミラクル」、そして再びの「THE IDOLM@STER」が披露され、5時間弱にも及ぶライブの幕を閉じた。

PS Vita「THE IDOLM@STER MUST SONGS 赤盤/青盤」が発表！PS4新作の映像も会場限定公開

アンコールの最中には、「アイドルマスター」に関する最新情報の数々が公開に。まずは、アイドルマスター10周年を記念して「THE IDOLM@STER」「アイ MUST GO！」を含む「アイドルマスター」10年分の名曲の数々を、今年15周年を迎えた「太鼓の達人」のリズムゲームとして楽しめるPS Vita用ソフト「THE IDOLM@STER MUST SONGS 赤盤/青盤」が今冬に発売予定であることが明かされた。

また、現在稼働中のアーケードゲーム「鉄拳7」に、「アイドルマスター」のコラボ衣装が登場するほか、7月17日から31日まで実施中のiOS版「アイドルマスター シャイニーフェスタ」の各タイトルが68％オフの960円で購入できるセール、7月21日よりスタートするPlayStation Storeで配信中のタイトルを対象とした39％OFF（Thank You!）キャンペーンが紹介された。

39％OFF（Thank You!）キャンペーン

キャンペーン期間

2015年7月21日（火）～2015年8月3日（月）

対象タイトル

PS3用ソフト
アイドルマスター ワンフォーオール PlayStation3 the Best
アイドルマスター ワンフォーオール PlayStation3 the Best アイマスチャンネル版
通常価格3,024円→1,850円（税込）

PS3用ソフト
アイドルマスター2
通常価格3,703円→2,270円（税込）

PSP用ソフト
アイドルマスター シャイニーフェスタ ハニー サウンド
アイドルマスター シャイニーフェスタ ファンキー ノート
アイドルマスター シャイニーフェスタ グルーヴィー チューン
通常価格2,500円→1,530円（税込）

PSP用ソフト
アイドルマスターSP パーフェクトサン PSP the Best
アイドルマスターSP ワンダリングスター PSP the Best
アイドルマスターSP ミッシングムーン PSP the Best
通常価格2,880円→1,770円（税込）

※パッケージ版は対象外となります。
※PSPソフトのダウンロード版はPS Vitaでも遊ぶことができます。

そして、会場限定の映像としてPS4版「アイドルマスター（仮称）」のデモ映像が公開に。新発表後に登壇した坂上氏によると、モデリングについて本作のために独自のシステムを用いているようで、実際に会場で映像を見ても動きの滑らかさに驚かされた。本映像は今後配信する予定はないということだが、こうして続報が公開されたことでますます期待が高まるところだ。

アイドルマスター マストソングス 赤盤

バンダイナムコエンターテインメント

PSVitaパッケージ

• 発売日：2015年12月10日

• 全年齢対象

アイドルマスター マストソングス 青盤

バンダイナムコエンターテインメント

PSVitaパッケージ

• 発売日：2015年12月10日

• 全年齢対象

アイドルマスター プラチナスターズ

バンダイナムコエンターテインメント

PS4パッケージ

• 発売日：2016年7月28日

• 12歳以上対象