dramatic createは、PS Vita用ソフト「月に寄りそう乙女の作法 ~ひだまりの日々~」を2015年11月26日に発売すると発表した。価格はパッケージ版が6,900円、ダウンロード版が5,900円(すべて税抜)。
本作は、2012年10月に発売された、PCゲームブランドNavel10周年記念作品「月に寄りそう乙女の作法」のコンシューマー版。鈴平ひろ氏と西又葵氏の原画タッグで贈る、女装×主従×学園がひとつに凝縮されたハイソサエティ学園潜入ラブコメだ。
今回、PS Vita版の新メインビジュアルイラストが公開、また発売日が2015年11月26日となることもあわせて発表された。
さらにPS Vita版のオリジナル要素として、エクストラシナリオ“衣遠兄様の華麗なる一日”が収録されるほか、クロック機能も搭載。録り下ろし時報&目覚ましボイスで、日々の生活を“つり乙”で彩ることができる。
PS Vita版のオリジナル要素
EXシナリオを収録!
PC版のエイプリルフール企画で好評を博したエクストラシナリオ“衣遠兄様の華麗なる一日”をVita版に収録!主役は朝日(=遊星)の因縁の兄、大蔵衣遠。ある日、本当に女の子になってしまった(!?)朝日に対し、衣遠は一体どう出る……?
クロック機能を搭載!
Vita版オリジナルシステムのクロック機能で、あなたのPS Vita本体がつり乙時計に!ヒロイン4人と大蔵家3兄妹(衣遠・遊星・りそな)の時報・目覚ましボイスを新たに録り下ろして収録!
「月に寄りそう乙女の作法~ひだまりの日々~」概要
ストーリー
主人公・大蔵遊星(おおくらゆうせい)は、日本の財界を代表する“華麗なる一族”大蔵家の末端に、望まれぬ子として生を受けた。
そんな遊星が名もなき庶民の娘・小倉朝日(こくらあさひ)となって素性を伏せ、上流階級の子女が集う服飾専修機関「フィリア女学院」へ潜入することになったのだ。
その一環として遊星(=朝日)は、学院一のスーパー同級生・桜小路ルナ(さくらこうじるな)に仕えるメイドとして、彼女の住まう「桜屋敷」で働くことに。そしてそこには、ルナと縁のある学院生らが同居するという。
一人はスイスから来た誇り高き留学生・ユルシュール。一人は旧華族の流れを汲む家柄の大和撫子・花之宮瑞穂(はなのみやみずほ)。そしてもう一人が、少年時代の主人公に恋していた庶民派の社長令嬢・柳ヶ瀬湊(やながせみなと)。
果たして遊星は、素性(おもに性別)を偽ったまま、屋敷と学園の二重生活を無事に過ごすことが出来るのか?
キャラクター
主人公
小倉朝日(こくらあさひ)/本名:大蔵遊星(おおくらゆうせい) CV:中村繪里子
性別や素性を偽り、桜小路ルナのメイドとして仕える男の娘。厳しい環境で生きてきたにも関わらず、明るく前向きに育ったピュアな少年。
場の空気を読む社交的で思慮深い性格だが、反面、一般社会から隔絶されて生きてきたのでややズレたところも。基本的に万事ハイスペック。
メインヒロイン
桜小路ルナ(さくらこうじるな)CV:大橋歩夕
朝日がメイドとして仕えることになる雇用主。常に冷静で、感情表現に乏しい。女王の風格ただようスーパーお嬢様。
他人に対してはことさら尊大な口調で接するが、それは桜小路家の“ひとの上に立つ者には相応の振る舞いが求められる”という誇り高い教育によるもの。小悪魔。
柳ヶ瀬湊(やながせみなと) CV:吉田真弓
少女時代に出会った主人公に、今なお淡い想いを抱き続けていた幼なじみ。お嬢様気質は薄く、上流階級のわりに趣味も思考も気取りがない庶民派。
楽しいことが大好きで、ポジティブで大雑把な性格。誰にでも分け隔てなくフランクに接する。
ユルシュール・フルール・ジャンメール CV:小野涼子
スイス生まれの我がままツンデレお嬢様。貴族の誇りを間違った方向に拡大解釈している残念なお嬢様。家同士に古くから交流がある関係で、桜小路ルナとは旧知の仲。彼女のライバルを自認しており、ことあるごとに張り合っている。そしてよく負けている。
花之宮瑞穂(はなのみやみずほ)CV:咲乃藍里
はんなり大和撫子。温厚で柔和な性格だが、要あらば凛として主張できる芯の強い女性。箱入りで育てられたため若い男性と接する機会が少なく、また過去のトラウマもあり男嫌いの気が強い。
幼少より茶や花、書道など多芸をたしなむ。また弓道はかなりの腕前。
サブキャラクター
大蔵りそな(おおくらりそな)CV:又吉愛
主人公「遊星」のひとつ年下の妹(異母兄妹)。歳のわりに達観しており、やや世界を斜めに見ている。厳格な長兄「衣遠」を畏れる一方で、次兄である主人公「遊星」には懐いていて重度のブラコンを自認する。そのわり辛口なのは御愛嬌。
大蔵衣遠(おおくらいおん)CV:川原慶久
主人公「遊星」の兄(異母兄弟)。上流階級にふさわしい高貴さと、多分野に秀でた才を併せ持つ絶対的カリスマ。目的のために手段を選ばなかったり、即戦力にならないものは容赦なく切り捨てたりする冷徹な実益主義者。