カプコンは、本日8月20日から8月30日にかけて、舞台「戦国BASARA vs Devil May Cry」を東京・渋谷にあるアイア2.5シアタートーキョーで公演する。ここでは、8月20日に行われたゲネプロの模様をお届けする。
本舞台は、群雄割拠の戦国時代を舞台に有名武将たちが戦う「戦国BASARA」シリーズと、デビルハンターのダンテの物語を描いた「Devil May Cry」シリーズというカプコンの2つの作品をコラボレーションしたものになっている。
2009年に上演され6年間続いている舞台「戦国BASARA」からは、伊達政宗役の山口大地さん、真田幸村役の松村龍之介さん、今回が初の舞台となる「Devil May Cry」はダンテ役の鈴木拡樹さん、バージル役の南羽翔平さんなどが参加している。
公演に先立ちキャスト陣10名と「戦国BASARA」「Devil May Cry」シリーズのプロデューサーである小林裕幸氏、舞台の構成・演出を担当している宇治川まさなり氏が登壇し、本舞台への意気込みを語った。
キャスト陣らのコメント
鈴木拡樹さん:今年で「戦国BASARA」が10周年を迎えるので、お祭りのような舞台になっています。また、来年には「Devil May Cry」が15周年になりますので、舞台「戦国BASARA」と共に頑張っていきます。
山口大地さん:「戦国BASARA」が10周年を迎えるタイミングで、このような舞台ができることを光栄に思っています。この舞台でしかできない物語ができましたので、期待してください。
南羽翔平さん:今回「Devil May Cry」の初舞台ということで、プレッシャーを感じていますが、今までやってきたことを出したいと思っています。
松村龍之介さん:今年の夏に負けないくらい熱い舞台にしようと思っています。一生懸命がんばりますのでよろしくお願いします。
伊阪達也さん:前田慶次らしく熱く演じさせて頂きます。千秋楽まで駆け抜けていきますので、よろしくお願いします。
桜田航成さん:「戦国BASARA」10周年という記念すべき年のなかで、「Devil May Cry」とコラボし、そこに自分が参加させて頂くことを光栄に思っています。10周年を盛り上げる花火の1つになるように盛り上げていきます。
小谷嘉一さん:今日は大阪の甲子園で決勝戦が行われています。「戦国BASARA vs Devil May Cry」も決勝戦のような気持ちで頑張っていきます!
柴小聖さん:伝統ある舞台にレディ役として参加できることを光栄に思います。女性が2人しかいませんが、男性陣に負けないように千秋楽までがんばります。
階戸瑠李さん:男性陣の殺陣も見所なのですが、そのなかで私たち女性2人も一生懸命戦わせて頂きますのでぜひ見て頂きたいです。
谷口賢志さん:舞台「戦国BASARA」の初演から出ているのが僕だけになってしまいました……。ですが、多くの仲間たちが見に来てくれいますし、メールで激励も頂きましたので、舞台「戦国BASARA」で出来た絆を大事にしていきたいです。
吉田友一さん:今回の舞台は、シンプルに自分の持ち場で暴れることをテーマに考えています。表現の限界に挑戦してきましたので、期待していてください。
宇治川まさなり氏:「戦国BASARA」「Devil May Cry」という2大ゲームを、舞台ならでは演出で楽しめるようにしたいと思っています。
小林裕幸氏:今回は「戦国BASARA」10周年ということで、何かやりたいと思い本舞台のプロデューサーの方たちと話し合い舞台「戦国BASARA vs Devil May Cry」が誕生しました。今日が初日ですが、ここまで来るのにさまざまな難関を乗り越えてきましたので、今からお客さんに見てもらうことにすごくワクワクしています。
迫力のある殺陣シーンに注目!
ゲネプロの内容もネタバレにならない程度に紹介しておこう。ストーリーは、ダンテ、トリッシュがレディの依頼で謎の遺跡に現れたという悪魔のシックスを追って、「戦国BASARA」の世界に行くところからはじまる。
「戦国BASARA」の世界では浅井長政、毛利元就、明智光秀が織田信長のために民を虐殺しているという話を真田幸村から聞いた伊達政宗が安土城に向かうことに。道中でダンテの話を聞いた伊達政宗は、名前が似ていることから自分の偽物と勘違いして襲いかかってしまう。
このように今回のストーリーは、それぞれのシリーズのキャラクターたちが、複雑に絡み合うようになっている。ストーリーの中心となるのはダンテと伊達政宗なのだが、トリッシュ、レディ、前田慶次やバージル、真田幸村などゲームでは絶対にありえない会話を聞くことができるので、両作品のファンはかなり楽しめることだろう。
舞台「戦国BASARA」といえば激しい殺陣が最大の魅力だが、本舞台でもそれは健在だ。本舞台では迫力のある殺陣の場面でバックスクリーンに技のエフェクトが映しだされる。例えば、バージルが刀で居合いを行ったときの無数の斬撃や、真田幸村が槍で攻撃したときの刺突の軌跡などがあることで、ゲーム内で技を使用したときのようなド派手な演出が楽しめる。
また、今回は「Devil May Cry」が加わったことで、スタイリッシュに決めているシーンも多くなっているので、そちらにもぜひ注目して欲しい。
本作はオリジナルのストーリーとなっているが、ダンテがピザを食べたり、胸に刺さった剣を引き抜いたりと「Devil May Cry」ではお馴染みのシーンが再現されているので、ゲームファンが見ると思わずニヤリとしてしまうような演出も多数用意されている。
ゲームでは絶対にありえないコラボレーションとなっている本舞台は、序盤のうちは、「織田信長の正体は?」「シックスは誰?」「黒騎士は『Devil May Cry』の1作品目に出てきたキャラクター?」とかなり謎が多くなっている。ストーリーが二転三転していき、その謎がしっかりと解明できるようになっているので、ぜひ舞台で確認して欲しい。
舞台「戦国BASARA vs Devil May Cry」概要
日程
2015年8月20日(木)~8月30日(日)
会場
アイア2.5シアタートーキョー
東京都渋谷区神南2-1-1 国立代々木競技場 渋谷プラザ
日程 | 20日 | 21日 | 22日 | 23日 | 24日 | 25日 | 26日 | 27日 | 28日 | 29日 | 30日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
開演時間 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
12:30 | ― | ― | ● | ● | ― | ― | ― | ― | ― | ● | ● |
14:00 | ― | ● | ― | ― | ― | ● | ★ | ● | ― | ― | ― |
17:00 | ― | ― | ● | ★ | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ● |
18:30 | ● | ★ | ― | ― | ● | ● | ― | ★ | ● | ● | ― |
★=アフタートークあり
21日…鈴木拡樹(ダンテ)・山口大地(伊達政宗)・小林裕幸(企画・原作監修)
23日…Devil May Cryキャスト
26日…戦国BASARAキャスト
27日…南羽翔平(バージル)・松村龍之介(真田幸村)・宇治川まさなり(構成・演出)
席種
全席指定:7,500円(税込)
※3歳以上有料。3歳未満のお子様は、膝上鑑賞の場合のみ入場無料。但しお席が必要な場合は有料になります。
スタッフ(敬称略)
構成・演出:宇治川まさなり
原作:CAPCOM(「戦国BASARA」シリーズ、「Devil May Cry」シリーズ)
企画・原作監修:小林裕幸(CAPCOM)、山本真(CAPCOM)
シナリオ協力:松野出、伊津野英昭(CAPCOM)
プロデューサー:都田和志(エースクルー・エンタテインメント)、山浦哲也(エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ)
主催:エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ、エイベックス・ヴァンガード、サンライズプロモーション東京
キャスト一覧(敬称略)
鈴木拡樹(ダンテ)
山口大地(伊達政宗)
南羽翔平(バージル)
松村龍之介(真田幸村)
伊阪達也(前田慶次)
桜田航成(浅井長政)
小谷嘉一(毛利元就)
柴小聖(レディ)
階戸瑠李(トリッシュ)
谷口賢志(明智光秀)
吉田友一(黒騎士)
オフィシャルHP
http://www.basara-st.com