ウィザーズ・オブ・ザ・コーストは、TCG「マジック:ザ・ギャザリング」の世界大会「世界選手権2015」のレポートを公開した。
「世界選手権2015」イベントレポート
「世界選手権」とは、年間を通じて最も活躍した24名のプロプレイヤーたちが、世界チャンピオンの名誉をかけて戦うマジック最高峰の個人戦プレミア・イベントです。
優勝賞金50,000米ドルと、世界チャンピオンの名誉をかけて、3日間の熱い戦いが繰り広げられます。上位入賞者にも総額150,000米ドルの賞金が順位によって与えられます。日本からは、昨年から継続して渡辺 雄也選手、山本 賢太郎選手の2名が参加しました。
「マジック:ザ・ギャザリング世界選手権2015」では、「モダンマスターズ2015年版」ブースタードラフト、モダン、「マジック・オリジン」ブースタードラフト、スタンダードの合計4種目の競技が行われました。
初日となる8月28日(金)に7回戦、2日目となる29日(土)に7回戦が行われ、上位4名が31日(月)の決勝ラウンドに進出しました。残念ながら日本の選手が敗れてしまうなか、この予選ラウンドをセス・マンフィールド選手(アメリカ)は13勝1敗という圧倒的パフォーマンスで通過しました。他の通過選手がみな9勝5敗の中で単独トップに踊り出ました。
全試合完全生中継となった月曜日、それぞれが死力を尽くして戦い、決勝は予選ラウンドからの勢いそのままにアメリカのセス・マンフィールド選手と、オーウェン・ターテンワルド選手の対戦となりました。決勝では昨年「タルキール覇王譚」が発売されたあと、常に第一線に存在するデッキ「アブザン・コントロール」同士の対決となり、2勝2敗で最終ゲームにまでもつれこみ1時間半に及ぶ激しい攻防を繰り広げました。
結果、予選からトップを駆け抜けたセス・マンフィールド選手が勝利し、世界チャンピオンの称号を獲得。賞金50,000米ドルと、2016年の世界選手権への出場権を手にしました。
本大会の模様は「ニコニコ生放送」を通じて合計3日間生中継され、生中継され、日本では深夜帯にもかかわらず総視聴数が30万人を超えました。大会の結果や試合の模様を取材した翻訳記事など、詳しくはイベント特設ページ(http://coverage.mtg-jp.com/mtgwc15/)をご覧ください。
また、次回のニコニコ生放送「プロツアー「戦乱のゼンディカー」(日本時間10月16日(金)22時開始予定/アメリカ・ミルウォーキー)」でも、本大会の模様をお届けします。
イベント概要
イベント:マジック:ザ・ギャザリング 世界選手権2015
開催期間:2015年8月28日(金)、29日(土)、31日(月)※日本時間
開催場所:アメリカ・シアトル
参加者数:24名
賞金総額:150,000米ドル
優勝賞金:50,000米ドル
「世界選手権2015」イベント特設ページ
http://coverage.mtg-jp.com/mtgwc15/