ドワンゴは本日10月22日、東京・六本木のニコファーレにて「闘会議2016&闘会議GP発表会」を開催した。「闘会議2016」のブース内容や、「闘会議GP」で大会を実施するタイトルの新情報が明かされた発表内容をレポートする。

目次
  1. 闘会議2016新情報
  2. 闘会議GP
  3. 入場券情報・募集告知

ドワンゴより取締役の夏野剛氏のほか、中野真氏、伊豫田旭彦氏、奥井晶久氏が登壇して行われた本発表会では、2016年1月30日(土)、31日(日)に開催されるゲームの祭典「闘会議2016」の企画ブースや協賛社などの情報が明かされたほか、現在全国で地区大会を開催している、賞金・賞品総額1億円を超えるゲーム大会「闘会議GP(グランプリ)」で実施される追加ゲームタイトルや、賞金の詳細も発表となった。ここでは1時間半近くの発表会内で紹介された情報の数々を抜粋してお届けしていければと思う。

(左から)夏野剛氏、中野真氏、奥井晶久氏、伊豫田旭彦氏

闘会議2016新情報

幕張メッセ1~6ホールと、前回の2倍の規模で行われる「闘会議2016」。まずは追加協賛企業として、コナミデジタルエンタテインメント、DMMゲームズ、Fallout 4、ソニー・コンピュータエンタテインメント、レベルファイブ、カプコン、ヤマハミュージックジャパン、ユービーアイソフト、KADOKAWAの参加が発表された。

まずは会場の全体イメージをイラストで紹介。新たに用意されたエリアとして、ゲーム音楽ステージ、闘会議TVステージ、闘会議GPステージ、フードコートの4つを発表され、まずはその中からゲーム音楽ステージ、フードコートが紹介された。

ゲーム音楽ステージ

ゲーム音楽ステージは、“ゲーム音楽フルコース”と題して、懐かしのゲーム音楽から最新のゲーム音楽までを網羅する内容で展開。有名作曲家や、有名ゲーム音楽制作チームの生演奏も予定しているとのこと。

フードコート

また、今回より新たに用意されるフードコートは、RPGの世界を再現することをコンセプトに、メニューはもちろんのこと、雰囲気もRPG風にするという。季節が冬ということもあり、フードコート内では温かい食事が用意され、会場外でも開演前の待機している入場者に対して、温かいドリンクのワゴン販売も予定しているとのこと。

レトロゲームエリア

続いて紹介されたのは、レトロゲームエリア。昨年も登場したコーナーはより規模が拡張されているほか、新たに特殊コントローラーのスコアアタックや巨大コントローラーを使ってのゲームプレイなどが楽しめるという。

レジェンドゲーム機試遊コーナー

懐かしいハード、ソフトが遊べる本コーナー。前回は急ピッチで集めたそうだが、今回は準備期間がある分、昨年よりも台数を増やす予定とのこと。

特殊コントローラースコアアタック

懐かしい周辺機器の数々でスコアを競うコーナー。

女子力高めアイロンビーズコーナー

懐かしいアイロンビーズでキャラクターのアクセサリーを作ったりできるコーナーを、昨年より拡張。作ったアイテムは持って帰ることができる。

あのゲームの名場面自撮りパネル

懐かしいあのゲームの名場面の中で自撮りを楽しめるコーナー。

巨大コントローラーコーナー

みんなが知ってるコントローラーを巨大化。一人でやるもの、親子でやるものなどの種類を問わず、実際のゲームをプレイできるように。また、本コントローラーを使った大会もやりたいとのこと。

アナログゲームエリア

よりたくさんのアナログゲームが遊べるようになるというアナログゲームエリアでは、巨大化した遊びも計画中とのこと。

また、昨年に実施した花札大会に加えて、他のアナログゲームによる大会も実施。さらに、プロ棋士とユーザーによる「多面指し」も予定されている。

闘運動場

「マインクラフト」のユーザー計142名によって制作された「俺たちの新国立闘技場」を使い、ゲーム上での運動会を実施。発表会では、建築士の資格を持った人がCADを起こして一から設定したというその中身を紹介するとともに、すでに制作済みのアトラクションを実演で紹介。このほかの競技については、4人の競技マスターと一緒に作り上げていくとのこと。

ゲーム実況ステージ

今回もゲーム実況者が多数登場するというゲーム実況ステージ。その際は今後明らかにしていくとのこと。

Splatoon甲子園球場(仮)

現在「Splatoon甲子園」が実施中の「スプラトゥーン」では、「Splatoon甲子園球場(仮)」と銘打ったブースが展開。決勝戦の実施はもちろんのこと、ユーザーの二次創作などで盛り上げる「みんなのイカ自由研究 発表会」も予定。こちらの内容は11月上旬の闘会議TVで発表予定とのこと。

スーパーマリオメーカーブース(仮)

先日発売されたばかりの「スーパーマリオメーカー」のブースでは、既報の通り、「スーパーマリオメーカー『つくる王』『あそぶ王』決定戦」を実施。

つくる王では、あそぶ王の大会で使用するコースをユーザーより募集。その詳細は11月7日に実施される闘会議TVの特番で明かされるとのこと。一方のあそぶ王は、闘会議2016の1月30日に当日参加可能なタイムアタック形式の大会が実施される予定だ。

そして、ともに優勝賞品として、それぞれで異なる「スーパーマリオメーカー特製スタジャン」が用意されることも明かされた。

自作ゲームエリア

昨年に引き続き登場する自作ゲームエリアだが、今回は2013年より開催されている国内最大規模の同人ゲームオンリーイベント「デジゲー博」との併催というかたちで実施される。発表に伴い、参加サークルの応募が近日開始される予定となっている。

また、コンシューマーゲームに続く自作ゲームの歴史を年表に網羅する自作ゲーム大年表が、昨年よりもパワーアップするかたちで登場。代表的なゲームについては試遊コーナーも用意されているそうだ。

闘会議GP

続いては、日本最大級のゲーム大会として会場内で実施される「闘会議GP」の情報を紹介。まずはすでに発表済みのタイトルに関する新情報を紹介しよう。

スプラトゥーン

「Splatoon甲子園」としてすでに各地区で予選が行われているが、各地区優勝チームに男女混合チームが多いなど、早くもタイトルならではの特徴が出ている模様。

出場チームに対する倍率は4~5倍ほどとなっており、現時点で1300チーム以上から応募が集まっていることを受け、本日より募集を開始する関東地区大会では、これまでの参加40チームから192チームと、規模を大幅に拡大して実施することに。

スケジュールとしては、12月26日・27日に池袋のニコニコ本社で1~2回戦を実施(ニコニコ生放送は無し)。30日・31日に関東地区の3回戦から決勝までを行い、31日に全体の決勝大会が実施される予定となっている。

パズドラ インターナショナルチャンピオンシップ

「パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション」を用いて実施される「パズドラ インターナショナルチャンピオンシップ」でも日本国内での予選の他、海外でも順次予選が実施されている。今後も各地で予選が続き、最終予選は1月30日の闘会議2016にて行われる。本大会では参加するだけで記念ハンドタオルなどをもらうことができる。

さらに、世界No.1決定戦の賞品として、大会オリジナルのメダルやNewニンテンドー3DSが贈呈されるという。

あっちむいてホイ!日本最強決定戦

こちらも引き続き、各地での予選大会が実施中。

モンストグランプリ2016 闘会議CUP

「モンスターストライク」の大会は、参加者は18歳以上、4対4のチーム戦で行われ、賞金総額として国内のゲーム大会としては前代未聞の5,000万円を設定。優勝チームへの2,000万円以下、ベスト8までのチームに賞金が用意されている。

なお、本大会では「モンスターストライク」ではなく、対戦型に特化した「モンストスタジアム」を使用。そのほか細かい大会ルールが規定されている。

モンスターギア ブキバッカ王国 ハンター選手権2016

「モンスターギア」の大会については、各種ルールや地方予選大会の賞品ならびに全国決勝大会の賞品・賞金に関する情報が公開に。ソロプレイでの実施となる予選大会は、一斉のタイムアタックで32名が追加、続く二次予選で4名1ブロックによるタイムアタックを実施、その後トーナメント形式に切り替えて選出する。

大会に出場するとゲーム内で利用できるアイテムの数々が入手でき、さらには賞金として優勝の1,000万円を皮切りに総額2,000万円が用意されている。なお、決勝大会のみ4人チームでの参加となる点については注意しておこう。

「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U」niconicoチャンピオンシップ

昨年に続いて、「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U」の大会が実施決定。昨年は2on2だったが、今回はシングル戦2ストックでの実施に。予選は東京・大阪でそれぞれ行われるユーザー大会との強力により実施、各予選の上位3名が闘会議2016で1月31日に行われる決勝大会に招待される。

ダンジョンストライカー

今年9月にサービスインしたばかりのPCオンライン向けハック&スラッシュRPG「ダンジョンストライカー」の大会開催が決定。賞金総額は1,100万円を予定しているとのこと。

レインボーシックス シージ

ユービーアイソフトより12月に発売となる対戦FPS「レインボーシックス シージ」の大会が早くも開催決定。

ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT

アーケード版「ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT」の大会が実施決定。2016年春に発売予定のWii U版も一緒に楽しめるかたちを考えているとのこと。

KONAMIゲームの大会も多数開催!

KONAMIからは、育成した選手で競いあうスマートフォン版「実況パワフルプロ野球」、勝者を世界大会へと招待することも検討しているという「ウイニングイレブン2016」、先日サービスが開始されたばかりの「METAL GEAR ONLINE」の大会のほか、毎年行われているアーケードゲームの大会「The 5th KONAMI Arcade Championship」より、一部タイトルの決勝大会を実施予定だ。

なお、このほかにもまだ追加タイトルは予定しており、近日中に発表するとのこと。そのラインナップとしては、デジタルゲーム、アナログゲームの両方が用意されているようなので、お目当てのタイトルがない人もまだ期待しておいてもいいかもしれない。

入場券情報・募集告知

最後に、「闘会議2016」の入場券情報が一挙に公開となった。これまでの一般入場券、優先入場券に加え、今回は新たに団体入場券を用意。1日券(1,500円)のみの販売となるが、15名以上で申し込むことにより、団体専用の入場口より優先入場できるというもので、一度申し込んだ後も、最大で40名まで追加購入可能となっている。

なお、各種入場券の応募は、本日20時より一斉にスタート。それぞれに購入できるサービスが異なるため、詳しくは公式サイトでチェックしよう。

超まるなげひろば2016、公式ユーザー記者の募集もスタート。

闘会議2016公式サイト
http://tokaigi.jp/2016

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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