イグニスは、2015年10月30日開催の取締役会において、ビジネスパーソン向けキュレーションメディア「U-NOTE(ユーノート)」を運営するU-NOTEの株主と株式譲渡契約を締結、第三者割当増資により新たに発行する普通株式を引き受けることを決議。2015年10月よりU-NOTEを連結子会社とした。
「U-NOTE」(u-note.me)は、2012年7月にサービスが開始された、ビジネスパーソン向けの情報を提供するキュレーションメディア。「仕事を楽しく、毎日をかっこ良く。」をコンセプトに、ビジネス、書評を中心とした今すぐ仕事に活用できる情報だけでなく、ライフスタイルやファッションなど、「毎日の仕事を楽しくする」幅広い分野における独自コンテンツを蓄積し、20~30代の若手ビジネスパーソンを中心に情報を発信している。
一方、イグニスは「次のあたりまえを創る、何度でも」というビジョンの下、スマートフォンアプリを中心に便利ツール、ソーシャルネットワーキング、カジュアルゲーム、ネイティブソーシャルゲームなど、さまざまなジャンルでサービスを企画・開発し、2015年8月にはアプリ累計9,000万ダウンロードを達成している。2015年9月期からは、運用を継続的に実施することでユーザー数を積み上げていく更新型アプリの開発強化に取り組んでおり、すでにコミュニケーションジャンルで複数のサービスをリリースしてきた。
そして今回、U-NOTEを子会社化することにより、新たなジャンルのサービスをグループ内に持つこととなり、多様化するユーザーのニーズへの対応の幅を広げた。今後は独自コンテンツの発信と運用によりユーザー数を拡大させてきたU-NOTEのノウハウと、多様なジャンルのスマートフォンアプリの企画・開発・運用により事業展開を行ってきたイグニスのノウハウを融合することにより、両社の企業価値の向上を目指していくとしている。
なお、U-NOTEの連結子会社化による現時点での当社連結業績への影響は軽微であると予想されている。