ノイジークロークは、ニコニコ生放送「おとや」の第5回放送を12月19日19時より配信すると発表、出演者情報を公開した。
復活第2回となる今回の放送では、レギュラーメンバーである光田康典氏は欠席となるものの、司会進行役の坂本英城氏と光吉猛修氏、コメンテーターの佐野電磁氏、下村陽子氏、なるけみちこ氏は変わらずの出演となる。
またスペシャルゲストには、岩垂徳行氏の出演が決定決定。90年代からゲーム音楽を支え、そして近年ではゲーム音楽のオーケストラ指揮者としても活躍中の岩垂氏が、ゲーム音楽の今と昔を語る。さらに、各出演者の個別のコーナーにも、さまざまなクリエーターが駆けつけることも判明した。
出演者紹介
スペシャルゲスト
岩垂徳行
作曲・編曲家。長野県松本市出身在住。大学在学中にほぼ独学で作曲の基礎を築く。
4年間のバンド活動のあと、数々のゲーム音楽の作曲、アーティストへの楽曲提供、東京ディズニーリゾートなどのショー・イベント、舞台、放送関係など多方面での音楽制作を行っている。
また「Japan Expo」をはじめ世界各国でのライブやレコーディングの他、オーケストラへの造詣も深く、「逆転裁判」など多くのゲームタイトルのスコアを制作。指揮者としても活動歴が長く、特に若手の演奏家たちへの指導には定評がある。
- 1年「ルナ~TheSilverStar」でメガドライブ部門最優秀音楽賞(ソフトバンク主催)
- 1997年「グランディア」でサターン部門最優秀音楽賞(ソフトバンク主催)
- 2000年「グランディア2」でドリームキャスト部門最優秀音楽賞(ソフトバンク主催)
- 2010年「LUNAR Silver Star Harmony」でRPGAMER BestMusic 第2位を受賞。
- SEMO主催のアワードで「新・光神話 パルテナの鏡」(一部作曲/編曲)がベストスコア賞を、霜月はるか「零れる砂のアリア」(一部作曲/編曲)がベストアルバム賞を受賞。
2008年4月と9月、逆転裁判オーケストラコンサートにて東京フィルと響宴。全曲の編曲。2010年7月にパリで行われたJapan Expo 2010では日本人のゲーム作曲家として初めてのライブを敢行。2012年10月にボストンで開催されたVideo Game Orchestraの演奏会にゲスト出演。グランディアより4曲を演奏。
2013年8月にUSAで行われた第1回目のJapan Expo USAに出演。ライブ演奏などを行う。2015年5月に行われた4Star Orchestraで「逆転検事 2 法廷組曲」、「グランディアメドレー」「逆転裁判 5 終幕」など自身の指揮で披露。
司会
坂本英城
作曲家・株式会社ノイジークローク代表取締役。4歳からクラシックピアノを学ぶ。中学時代にゲームと出会い、ゲーム音楽家になることを決意。
早稲田大学を卒業後、8年間のフリーランスを経たのち、2004年に株式会社ノイジークロークを設立、作曲家兼代表取締役となる。多彩な表現で魅力ある音楽を提供し、その担当作品数は200タイトルを超える。
2011年5月には「無限回廊 光と影の箱」にて「世界で一番長いゲーム用書下ろし楽曲」(1曲で75分07秒)の作曲家としてギネス世界記録に認定。2012年12月には琉球フィルハーモニー管弦楽団ゲーム音楽ディレクターに就任し、2014年3月に「沖縄ゲームタクト 2014」を開催。
そのメーカーや制作会社の枠を越えた、ゲーム音楽そのものを文化として捉えた積極的な活動は高く評価され、同年9月にはCEDEC AWARDS 2014 サウンド部門最優秀賞を個人として受賞する快挙を果たした。
さらに同年中に「TIME TRAVELERS(タイムトラベラーズ)」の主題歌「The Final Time Traveler」が、フィギュアスケートゴールドメダリスト羽生結弦選手の2014-2015年季エキシビジョンプログラムに選曲され、大きな話題となる。このほかにも、自社バンド「TEKARU」でのパフォーマンスや、ゲームコンポーザーによるトーク&ライブの配信など、話題作りやファンサービスを忘れない姿勢を貫いている。
主な代表作に「モンスターストライク」(アニメ)、「大乱闘スマッシュブラザーズ for ニンテンドー Wii U/3DS」、「討鬼伝」、「タイムトラベラーズ」、「428~封鎖された渋谷で~」、「勇者のくせになまいきだ:3D」、「無限回廊」、「100万トンのバラバラ」、「龍が如く2」、「ポケモン不思議のダンジョン時の探検隊」などがある。
光吉猛修
1990年、株式会社セガ・エンタープライゼス(現株式会社セガ・インタラクティブ)に入社。現在は第三研究開発本部 サウンドセクションに所属。
代表作としては「デイトナ USA」、「シェンムー 一章 横須賀」、「WCCF」シリーズ等。最新作は音楽ゲームの「CHUNITHM(チュウニズム)」。また、「バーチャファイター」シリーズの忍者キャラクター、影丸の声(VF2を除く)を始め、声優としてセガのゲームタイトルへ声の出演も多い。
その傍ら、SST BAND、B-Univを経て現在はセガのサウンドスタッフをメインに構成されたSega Sound Unit[H.]にてボーカル、ベーシストとして音楽活動も行う。最近では、ソロ活動も精力的に展開中、CHUNITHM プロモーションの一環として「歌い手」デビューも果たす。
コメンテーター
佐野電磁
株式会社 DETUNE代表取締役社長。「リッジレーサー」「鉄拳」「ドラッグオンドラグーン」「ビートマニア」「太鼓の達人」等のゲーム音楽、ニンテンドーDS用ソフト「KORG DS-10」「KORG M01」、iOS用アプリ「KORG iMS-20」「I am Synth」、ニンテンドー3DSダウンロード専用ソフト「KORG M01D」「KORG DSN-12」等の音楽制作ソフトの開発を手掛ける。
最新作はiOS用シンセサイザーアプリ「KORG iDS-10」。オリジナルアルバム「Gradation」「Sanodg's Drawings for 23 minutes at an Exhibition 1-2-3」「佐野電磁アーケードゲーム音楽作品集」もリリース。
下村陽子
大阪音楽大学短期大学部音楽科器楽専攻(ピアノ)卒。株式会社カプコン、株式会社スクウェア(現・株式会社スクウェア・エニックス)を経て、現在フリーランスの作曲家として活躍中。
打ち込み系のリズミカルなサウンドから、大編成のクラシカルなオーケストラ曲まで、幅広いジャンルをこなす。その中でも特に、メロディアスで切ない曲、激しくドラマティックな曲に定評がある。また、最近では作曲のみならず、作詞も手がけている。
主な作品
- 「ストリートファイター II」
- 「LIVE A LIVE」
- 「スーパーマリオ RPG」
- 「聖剣伝説 -LEGEND OF MANA-」
- 「マリオ&ルイージ RPG」シリーズ
- 「キングダム ハーツ」シリーズ
なるけみちこ
楽器店勤務を経て1990年に(株)日本テレネットに入社、ゲーム音楽制作を始める。
その後独立しフリーの作曲家として「ワイルドアームズ」「ノーラと刻の工房」「大乱闘スマッシュブラザーズ X」をはじめ多数のゲーム音楽、サウンドトラック CDを制作。
2013年より自主制作CD「Feedback」シリーズを定期的にリリースするほか、オーケストラ公演、さまざまな編成によるバンドライブ、TVドラマやニュース番組、声優やアーティストへの楽曲提供、テーマパークの音楽制作、小学校の校歌作曲など多方面で活動中。
コーナーゲスト(50 音順/敬称略)
- 加藤浩義(ノイジークローク)
- 菊田裕樹(ノーストリリア)
- 谷岡久美
- 田村正勝(アピリッツ)
- 弘田佳孝(TTS プロダクツ)
※予告なく変更となる場合がございます。
「おとや」概要
番組タイトル:「おとや」第5回(仮)
主催:株式会社ノイジークローク
企画制作:株式会社ノイジークローク/株式会社ドワンゴ
放送日:2015年12月19日(土)
放送時間:19時~23時(予定)
番組ページ
http://live.nicovideo.jp/watch/lv244253821
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