コーエーテクモゲームスより、2016年2月25日発売予定のPS Vita用ソフト「金色のコルダ4」。今回は、水嶋悠人役・水橋かおりさんへのインタビューをお届けする。
本作は、星奏学院高校オーケストラ部が「全国学生音楽コンクール」で全国優勝を達成した「金色のコルダ3」の約1カ月後から物語が始まる。秋の文化祭、クリスマスや大晦日といったイベントをはじめ、自由な組み合わせのアンサンブルや「片想い」などの新要素を楽しむことができる。
ここでは、本作で攻略対象キャラクターのひとり、星奏学院高校1年の水嶋悠人役・水橋かおりさんのアフレコ収録後にお話を聞くことができたので紹介しよう。
――アフレコを終えての感想をお願いします。
水橋さん:お疲れさまでした。久しぶりにたくさん喋った気がしますが、私自身スムーズに収録できたと思います。夏が終わって、ずっとやりたいとしつこく話していた秋冬になったので、こういうのって念願叶ったっていうんですかね。
――舞台が「夏」から「秋冬」へと進み、さらに「彼からの片想い」「主人公からの片想い」という新要素が加わりました。ご自身が演じられている「水嶋悠人」に新たな発見などは見られましたか?
水橋さん:すごく新鮮な驚きだらけでした。まずビジュアルを見て、星奏学院の子たちは半袖とかTシャツみたいな夏のイメージがどうしても強かったので、かなでちゃん(主人公)以外は「あれっ?!」っていう印象でした。
星奏だけじゃなくて他の学校も冬服なんですけど、とくに狩野先輩(狩野航)のファッショニスタぶりには驚きましたね。学校卒業したらモテるんじゃないの?って。パーカーの着こなしとか、響也にぜひ教授してあげてほしいです(笑)。
内面的には…もともとハルは男らしいですけど、秋冬だからなのか夏よりも少し落ち着いた感じを受けました。ほんの少しですが、大人になったような気がしますね。
――本作から新キャラクターとして先生たちが増えましたが、第一印象はいかがでしたか?
水橋さん:「どうみても全然先生じゃない!!」って思いました。きっと、人は見た目じゃないということを体現してるんでしょうね(笑)。
――もし実際に現れたら、仲良くなれそうだと思いますか?
水橋さん:外見の印象としては仲良く…はなれないと思います。なかなか先生とは呼びにくいし、友達感覚も無理です! とくにハルとしては「髪の毛切ってやりたい!」みたいな感じになるんじゃないですかね(笑)。
――今回の「片想い」という新要素を演じてみて、いかがでしたか?
水橋さん:これまで遊んでくれた皆さんが1度は考えるような要素だと思うんですけど、それを実行に移せるのがすごいなと。ネタではよく考えるけど、本当にやってしまうなんて「ウソでしょ?!」って。
片想いってすごくリアルですけど、実際に形にするのって難しいと思うんですよね。制作陣の勇気にすごく驚きました。
――水橋さんご自身の片想いエピソードをお聞かせください。
水橋さん:とある戦国武将が大好きなんですけど…これどう考えても片想いですよね(笑)。叶うとか叶わないとかそういう段階じゃないんですけど、叶わないのが前提という関係のも意外とアリだなって。付き合うばかりが幸せじゃないというか。「戦国武将とどう付き合うの?!」って話ですけど(笑)。
――ちなみにその戦国武将は誰なんでしょうか?
水橋さん:皆さんで勝手に想像してください! 絶対に言いません(笑)。
ごく最近になって武将のゆかりの地を回ってみたんですけど、海外の方とかいろいろな場所からたくさんの人が訪れていて、自分の行動力のなさを痛感しましたね。「これじゃあ片想いでも仕方ないよね」って感じました。
――今回はキャラクターが新たに秋~冬の衣装で登場しますが、水橋さんが悠人に着てほしいなと思う衣装はどんなものでしょうか?
水橋さん:ハルは和服を着ると無敵だと思います! 普段から結構着てるので、コスプレっぽさというか、着せられているという感じもないでしょうし。これなら周りの人たちにも勝てるんじゃないでしょうか!
――水橋さんご自身が秋~冬に欠かせないファッションアイテムは何でしょうか?
水橋さん:私はマフラーがすごく好きなんです。マフラーをするのも、している人も、マフラー自体も好きで、可愛いものを見かけたらつい買っちゃいます。
黒いデザインのものがずっと好きなんですけど、自分にはあまり似合わなくて。黒を上手に着ている人はオシャレですよね。どうして自分はダメなんだろうってしばらく考えてみたいと思います(笑)。
――読者・ファンの方々へメッセージをお願いいたします。
水橋さん:秋冬ですね~。結構期待されてた方も多いと思うので、ずっと言っていた甲斐がありました。でも私は欲張りなので、秋が来て冬が来たら次は春かなって。ハルが2年生になって、卒業してしまう子も同じ敷地の星奏の大学に来ればいいんじゃないですかね。皆の将来とか全然考えてない発言ですけど、離れたくないんですよ。
事務所から「大事な話があります」って言われて、びくびくしていたら「金色のコルダ3」の話だったというのを思い出しますね。あれからもうずいぶん経って、キャラクターを一新するとか色々ありましたけど、ここまで来れて嬉しいです。本当にありがとうございました。
秋冬がやりたいって言ってたけど叶うとは思ってもみなかったので、ひとえに皆さんが諦めないで付いてきてくれたからだと思います。応援し続けるってなかなか出来ない事だと思うので、私も皆さんのように何かを支えられるようになりたいですね。こういう気持ちが内容に表れてるといいんですが…すごく頑張ったんですけど、どうでしょうか。皆さんに「金色のコルダ4」を買っていただけたら、それがまた春に繋がっていくと信じています。
――ありがとうございました。