「CEDEC 2016」が2016年8月24日より開催決定―講演者は2016年2月1日から公募スタート

今年の「CEDEC 2015」は、224セッション、51の展示ブース、69社のスポンサー数と、2014年に次ぐ規模となった。参加者数は2014年に続き、6,000人を超える6,373人を記録している。

セッションで取り上げられたコンピュータエンターテインメント開発手法や技術では、「プロシージャル」や「ディープ・ラーニング」に注目が集まったほか、ソニー・コンピュータエンタテインメントによるバーチャルリアリティシステム「Project Morpheus（現：PlayStation VR）」や、Oculus Riftの最新プロトタイプ「Crescent Bay」の体験デモが同時に行われるなど、多くの話題が提供された。

来年8月開催の「CEDEC 2016」では、いかなる次世代のコンピュータエンターテインメントが姿を見せるのか？　早くも期待がかかるところだ。

CEDiL

CEDiL（略称：セディル。正式名称：CEDEC Digital Library）ウェブサイトでは、CEDEC2015をはじめ過去のCEDECで発表されたセッションの資料などの情報が公開されています。コンピュータエンターテインメント開発者をはじめ、関連する産業、アカデミック、メディア等の方々にとって貴重な情報源となっています。現在、CEDEC 2015セッション資料と合わせて、合計1,191セッションの資料等を公開しています。CEDiLでは、無料の会員登録を行うことでセッション資料がダウンロード可能となるほか、セッション動画も閲覧できます。

参考URL：https://cedil.cesa.or.jp/

CESA ゲーム開発技術ロードマップ

CEDEC 運営委員会では、ゲーム開発にかかわるさまざまな技術における最新動向と、近い将来に活用される可能性のある技術等を編さんした「CESA ゲーム開発技術ロードマップ」を2009年から毎年公開しています。CEDECでのセッションなどの傾向などから、近い将来のゲーム開発において重要と思われる技術テーマを選び出し、簡潔かつ判りやすく表現することで、概要をいち早く理解し、調査、研究、議論に活用できる内容となっています。2016年版の公開は、2016年2月を予定しています。