セガ・インタラクティブが運営するアーケード向けタイトル「戦国大戦」。本日12月20日に、大田区産業プラザPiOにて本作の全国大会決勝大会「天覇への道 2015」が開催された。

目次
  1. 準決勝はチュウボク主君vsはやて軍団1主君、劉裕主君vsたつを主君!
  2. 覇を唱えるのはどちらの主君か?決勝戦 チュウボク主君vsたつを主君!
  3. 新要素「共宴」が登場!次期Ver.は2016年1月21日に稼働
  4. 優勝者インタビュー

本大会は、9月19日より店舗予選大会、11月7日よりエリア決勝大会が全国各地で実施。本日開催された決勝大会には、全国からエリア決勝戦を勝ち抜いた計32名の主君(プレイヤー)が集結。各々が培ってきた経験、技術、研鑽のすべてを賭して、“天覇”を掴むべく雌雄を決した。

会場では、人気の武将たちをデザインしたTシャツやラバーストラップなどのオフィシャルグッズを販売。さらに、一部武将たちをイメージした多彩なコラボフードの販売も行われ、来場者の物欲&食欲を満たしていた。

準決勝はチュウボク主君vsはやて軍団1主君、劉裕主君vsたつを主君!

一回戦からの激戦を勝ち抜き、準決勝に上がってきたのはチュウボク主君、劉裕主君、はやて軍団1主君、たつを主君の4名。まずは、チュウボク主君とはやて軍団1主君の決戦が繰り広げられた。

チュウボク主君vsはやて軍団1主君

互いに大筒を使ってじりじりと城を削る序盤。口火を切ったのは、はやて軍団1主君だ。

巧みな兵力コントールでわずかな兵力の部隊を複数残しつつ、チュウボク主君の城に攻め入る。最小限の被害でリードを取ったはやて軍団1主君は一旦引くが、すかさずチュウボク選手がカウンターに転じる。

まずは松平忠直の「血狂の板石」を使用して前線を荒らすと、全部隊が城に取りつくのを待ってから、春日局の計略「大奥の後楯」発動。弓兵による強烈なマウントに加えて、チュウボク主君は畳み掛けるように奥義も発動した。はやて軍団1主君も見事な部隊運用にギリギリまで粘ってみせたが状況をひっくり返すまでには至らず、チュウボク主君がそのまま落城勝利を収めた。

劉裕主君vsたつを主君

序盤から果敢に攻めに出たのは劉裕主君。前線を維持しつつ、士気がたまるや否や上杉謙信の計略「車懸かりの陣」を使い攻城を狙った。

これに対してたつを選手は真田陣で展開し迎え撃つことに。序盤ながらも互いに奥義も使用した激戦が中央で繰り広げられたが、両者共に城には届かずに一時撤退。

以降も終始劉裕主君が攻め立てる形で試合は続いていったが、真田陣が得意とする範囲内での堅牢な守備を発揮。劉裕主君が果敢に城を削っていくも、わずかなリードを絶妙な士気コントロールと部隊運用でたつを主君が守り切り、見事に勝利を収めた。

覇を唱えるのはどちらの主君か?決勝戦 チュウボク主君vsたつを主君!

前試合にて苛烈な攻めを見せ、落城勝利を果たしたチュウボク主君。対して、たつを主君は常に冷静沈着な堅牢な守りを披露して見事に勝利を勝ち取った。

注目の決勝戦の開幕では、緊張からか、チュウボク主君がプレイングミスから騎馬を槍兵に突撃させて迎撃されてしまう。これを契機にチュウボク主君の部隊は全滅、城ゲージも3分の1ほどが削られてしまう苦しい展開に。

しかし、一旦体制を立て直したチュウボク主君は、借りを返さんと言わんばかりに全部隊で一気に攻め立てる。たつを主君の城に張り付くと、春日局の計略「大奥の後楯」を発動し、準決勝同様に強力な弓マウントの体制を展開。再び一方的な試合展開になるかと思いきや、数%の城ゲージが削られることを覚悟した上で、たつを主君はこれを冷静に迎撃。

攻め、守り、そしてまた攻めるというシーソーゲームが繰り返された終盤。やはり最初のミスが響いたのか、チュウボク主君は攻め立てるものの、真田陣が展開された盤石の状態の布陣を打ち破ることができず、たつを主君が堂々たる勝利を収めた。

優勝したたつを主君には、特別称号として徳川家康の勅諡号である「東照大権現」と、セガが本大会のために特別に作成した軍配団扇を贈呈。最後に大戦シリーズ総合プロデューサーの西山泰弘氏から激励の挨拶と、会場から惜しみない拍手が送られた。

左、西山泰弘氏

新要素「共宴」が登場!次期Ver.は2016年1月21日に稼働

大会の興奮も冷めやらぬ中、壇上には三浦祥朗さん、中村悠一さん、戸田めぐみさん、菅沼久義さん、花田勝さん、仁義なき青井さん、ネンさんらが登壇し、新Ver.の告知も行われた。

新Ver.は「戦国大戦 日ノ本一統への軍記」と題し、1477年から1615年、つまり戦国時代すべてが舞台となっている。本Ver.では、北は北海道から南は沖縄まで、まさに日本全国の武将たちが出陣するようだ。

左から、三浦祥朗さん、中村悠一さん、戸田めぐみさん、菅沼久義さん、
花田勝さん、仁義なき青井さん、ネンさん

新要素として、新たに「共宴」と名の付く計略が登場。これは計略発動時、範囲内に「共宴」を持った武将がいる場合、互いにその効果を付与し合うというもの。

例を挙げると、新カードである武田信玄の計略「共宴・孫武の軍配」は、必要士気4で自身の武力と槍の長さが上昇し、槍撃のたびにさらに武力が上がる。また、新カード上杉謙信の計略は必要士気4で自身の武力と速度と突撃ダメージを上昇し、さらに突撃すると武力が上がり、敵の武力を下げることができる。

この二つの「共宴」を持った武将が同じ範囲におり、なおかつ士気が“8(武田の士気4+上杉の士気4)”ある場合、計略を共宴させることができる。共宴を発動させると、武田は自身の計略効果を加えて上杉の計略効果が受けられ、上杉は武田の計略効果を受けることができる。

この“おすそ分けされる効果”は兵科によって異なっており、非常に多彩な効果が用意されているという。共宴は、共宴と名の付く計略を持つ武将となら誰とでも発動可能。さらに、共宴を行うたびに最大士気が上昇するので、今後は多色デッキが今よりも活躍するかもしれない。なお、新Ver.の稼働日は、2016年1月21日が予定されている。

誰と共宴することでどのような効果が発動するのか。新年早々、新カードの研究が捗りそうだ。
会場では、そのほかの新カードも一部紹介された。

また、「戦国大戦」の稼働5周年を記念して、EXカードプレゼントキャンペーンが12月21日10時より実施される。

本キャンペーンは、SEGA IDを取得後、Aimeサービスサイトでユーザー登録を行い、2016年1月20日までの期間中に特設ページよりキャンペーンへの参加を申請。期間中に本作をプレイすると、5プレイ1口としてキャンペーンに応募することができる。応募者の中から抽選で、EXカード2枚セットが5,555名に当たる。詳しくは、公式サイトをチェックしておこう。

優勝者インタビュー

――「三国志大戦」時代から大会に出場されていましたが、今回優勝を果たしての気持ちを教えて下さい。

たつを主君:一回目は2回戦負け、二回目は3回戦負けだったので、今回は正直準決勝くらいで負けると思っていました(笑)。なので、決勝までいけて、かつ優勝もできて本当に嬉しいです。

――大会前の手応えはどうでしたか?

たつを主君:ランカーの方々が使っているデッキには大体有利に戦えていたので、マッチ運次第では優勝を狙えるんじゃないかとは思っていました。トーナメントが決まった時も、自分のブロックに采配系のデッキを使う人が多くいたので、いけると思いました。自分のデッキは采配系に対して有利に戦えるので。

――本大会では、過去の優勝者と当たる場面も多々ありましたが、中でも一番嬉しかったのはどの場面ですか?

たつを主君:準決勝の劉裕さんとの対戦ですね。中盤で上手く攻城を2発ほど入れられて、これがあったから終盤ギリギリで逆転できたと思います。中盤の家宝の撃ち合いは仕掛けられた側でしたが、結果的にそれが自分に有利に働いたので、正直ラッキーでした。

――優勝称号が「東照大権現」ということですが、感想をお願いします。

たつを主君:家康が一番好きな武将なので、本当に嬉しいです!

――今回優勝を果たし、これからはほかのプレイヤーに追いかけられる側になったと思いますが、何か意気込みなどはありますか?

たつを主君:追いかけられる側になったという自覚は、あまりありません。どちらかというと、これからも大会があれば優勝を目指して追いかけていく側の気持ちで挑戦していきたいと思っています。

――優勝おめでとうございます!ありがとうございました。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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