スクウェア・エニックスが1月7日より全国10ヶ所にてロケテストを実施するアーケード向けタイトル「ガンスリンガーストラトス3」。新たに3人のプレイアブルキャラクターが追加された本作の、先行プレイレポートを紹介する。

目次
  1. ボイスチャット機能がついにオンライン対応!
  2. 新たな“オードナー”たちを紹介!
  3. 本作のロケテストは1月7日から!オンラインボイスチャットも体験可能
  4. ロケテスト開催日時/開催店舗

本作は、現在全国のアミューズメント施設にて好評稼働中の「ガンスリンガーストラトス2」にさまざまな新要素を追加した正当続編タイトル。

注目すべきはやはり3名の追加キャラクターで、いずれも既存の登場人物であるレミーと同じ“オードナー”の性を持っていることから、ブライアン・オードナー博士と何らかの関わりがあるとみられる。3では引き続き風澄と鏡華を主人公とヒロインに置きつつ、この辺りのバックストーリーも掘り下げられていくとのことなので、レミーファンはぜひ注目しておこう。

また、全国対戦がより遊びやすくなる新要素もいくつか明らかとなった。こちらでは、新キャラクターのプレイフィールを紹介しつつ、それらの新要素についても解説していこう。

ボイスチャット機能がついにオンライン対応!

「ガンスリンガーストラトス」シリーズはヘッドホン端子が用意されており、プレイヤーが持ち込んだデバイスでゲーム音を聴きながらプレイできるほか、インカムを用いることでローカル接続しているプレイヤー同士で会話しながらプレイすることができた。

3からはこのボイスチャット機能がオンラインに対応。遠く離れた店舗同士でもオンラインでボイスチャットができるようになった。さらにボイスチェンジャー機能もあわせて実装されている。

今回の先行プレイインプレッションでは、公式キャラクターの篠生茉莉と一緒に実際のボイスチャット機能を体験することができた。隣同士のローカル通信ということで、さすがに肉声のほうが聴こえるのは早かったが、ボイスチャットのラグはほとんど感じられなかった。正式稼働ではさらにラグを小さくしていく予定とのことなので、快適なプレイ環境が期待できそうだ。

ボイスチャットを付けて、公式キャラクターの篠生茉莉と2人でプレイ!

ボイスチェンジの種類は全10種(ボイス0がデフォルト=プレイヤーの肉声)用意されており、ロボット風のものからかっこいい声音のものまで多数用意されていた。ちょっと変わった遊び方やロールプレイが楽しみたい人はもちろん、女性プレイヤーなどボイスチャットで地声を出すのが恥ずかしいと感じる人もぜひ試してみてはいかがだろうか。

新たな“オードナー”たちを紹介!

3より追加される新キャラクターは、アルゴー・オードナー、キャシー・オードナー、バン・オードナーの3名。同じくオードナーの姓を持つレミーは、幼い頃から発現していた超能力が原因で実の両親を殺してしまい、ブライアン博士に引き取られたという過去を持っているが、はたしてこの3名はどのような経緯から“オードナー”を名乗ることになったのだろうか。以下では、3名の簡単なプロフィールと共に、その使用感をお伝えしていこう。

アルゴー・オードナー(CV:鈴木達央)

ブライアン博士の実子にして青年企業家。

21歳ながら海外留学などを経て世界中を飛び回る冒険家であり、自信過剰な面もあるがどこか憎めない青年。正真正銘の天才で、その才能を存分に活かす野心も大いに抱いており、この世のすべてをゲームと考えている。

ウェポンパック

標準型「スカイサーファー」(中距離タイプ)
コスト:1800/耐久力:320
ライトハンドガトリングガン Lv2
ライトハンドガトリングガン Lv2
ニードルガン Lv3(サイドスタイル)
(サブ:ライトアサルトライフル Lv1)
マルチロックオンミサイル Lv4(タンデムスタイル)

標準型エアレイダー
コスト:1900/耐久力:360
レーザーブレード Lv4
レーザーブレード Lv4
チャージアサルトブースター Lv4(サイドスタイル)
ロックオンビームカッター Lv4(タンデムスタイル)
(サブ:カッターの停滞解除機能)

アルゴーは、サーフボードのような武装“反重力ボード”を利用した高速戦闘が得意なキャラクター。ダッシュすることで反重力ボードに乗り、ジャンプを消費し続けてながら高速で空中を滑空することができる。ジャンプゲージが切れそうになった際は、再度ジャンプボタンを押すことで地表に向かって緩やかに落下していく。地面に接地すると瞬時にジャンプが回復、そのまま再び飛行を開始する。移動性能に秀でている分、ほかのキャラクターに比べてダウン値が低く設定されており、被弾した際にダウンしやすくなっているようだ。

使用した感想は、“とにかく動かしていて楽しい”の一言。アルゴーは常に向いている方向に向かって前進を続け、上下左右のレバー操作によって上昇と下降と旋回を行う。フライトシューティングゲームを遊んだことがある人なら、アルゴーの操作感を想像しやすいだろう。操作に慣れるまでかなり時間がかかりそうだが、絶え間なく自在に空中を移動し続けることができるので、使いこなせれば従来のキャラクターたちとは一線を画す戦い方ができることは間違いない。

反重力ボードでの滑空は、ほかのキャラクターの追随を許さない速度。
これを乗りこなすのは苦労しそうだ…。

今回使用したウェポンパック(WP)は、標準型「スカイサーファー」。持ち前の機動力と中程度の射程の武器を生かして遊撃を行うWPとなっており、アルゴーの代表的な動きを学べる編成となっている。アルゴーの特徴はとにかく“速い”ことで、高機動による戦い方は今後の研究次第で“化ける”予感がするものの、攻撃力と耐久力の低さやや気になるところ。また、速すぎるせいで従来のキャラクター以上のエイム力が必要となりそうだ。

敵を狙うのに集中しすぎては移動が直線的になり迎撃されやすく、また動きすぎてエイムが合わなくても本末転倒…と、プレイヤーのスキルによるところが大きいキャラクターであることは間違いなさそうだ。いずれにしろ、多大なポテンシャルを秘めたキャラクターとなっているので、ぜひやり込んでみてほしい。

キャシー・オードナー(CV:日岡なつみ)

絵を描くことが大好きな15歳の女の子。

自分の絵で世界を平和にすることを夢見ており、ブライアン博士にスカウトされたことを好機と見て今回の戦いに参加する。両親はおらず孤児院で暮らしており、自身の超能力を“魔法の力”と呼んでいる。

ウェポンパック

標準型「アーティスト」
コスト:1800/耐久力:380
レッドペイントガン Lv4
レッドペイントガン Lv4
シャボンランチャー Lv3(サイドスタイル)
ファイヤーガトリングガン Lv4(タンデムスタイル)

標準型「ワールドペーンター」
コスト:1700/耐久力:380
レッドセンサーボム Lv4
レッドセンサーボム Lv4
マシンガン Lv2(サイドスタイル)
スプレッドビームランチャー Lv3(タンデムスタイル)

長大な筆を扱って戦うなど、特殊な武器を多数装備するちょっとメルヘンチックな女の子。しかしそこがかわいい。格闘攻撃の際には、キャシーのシンボルでもある筆で動物を描き、その動物が攻撃を行うというかなり特徴的なモーションとなっている。かわいい。移動性能面は特に浮遊能力が高く、ふわふわとした挙動で空中に長く滞空することができる。かわいい。

使用したWPは標準型「アーティスト」。アルゴーとはまた異なった気色の持ち主で、こちらもかなり特徴的なキャラクターに仕上がっている。

特筆すべきは、両手のペイントガンだ。ペイントガンは、トリガーを引き続けている間、キャシーが筆で空中に絵を描き、再度トリガーを引くことで描いたものを発射するというもの。極端な例を挙げるなら、ガンデバイスで“大”という文字を書くように振ってトリガーを引くことで、“大”の字が相手に向かって飛んでいく。

空中に描いた軌跡が、そのまま弾丸になるペイントガン。“描いて撃つ”という性質上、
予備動作に時間を要するが使い方次第では多彩な局面で重宝しそうだ。

もちろん、実際にはある程度の大きさのものまでしか描けないので、画面いっぱいを塗り潰すような面制圧攻撃は不可能になっている。しかし、例えば左右や上方、下方に長く広げて撃つことで相手の上昇やダッシュなどに引っ掛けるといった使い方ができそうなので、かなりトリッキーな戦い方が可能なキャラクターだ。

サイドやタンデムには状態異常を引き起こす武装が設定されているので、前線に出張るよりも中距離からの支援を意識したコンセプトだろうか。攻撃力の低さがネックとなるので、味方との連携などを念頭にダメージレースに負けないように立ち回りたいところだ。

バン・オードナー(CV:小林ゆう)

崩壊した日本の広大なジャングルで暮らしていた10歳の少年。

生まれた時から大自然の中で獣と共に育った結果、さまざまな獣と心を通わせる同調能力を得た野生児。やんちゃな年相応の子供だが、嘘は吐かず約束も守る純粋無垢な一面も持ち合わせている。

ウェポンパック

標準型「デュアルビースト」
コスト:1800/耐久力:420
レーザーマシンピストル Lv4
ビームアサルトライフル Lv2
ビームガトリングガン Lv3(サイドスタイル)
対空ホーミングキャノン Lv4(タンデムスタイル)

標準型サヴェージ
コスト:1900/耐久力:440
フルオートヨーヨーガン Lv4
ビームショットガン Lv4
マルチボムランチャー Lv3(サイドスタイル)
ボーラランチャー Lv2(タンデムスタイル)

ジョナサンや茉莉がパワードスーツを用いて戦うように、バンはシャンドラという狼をベースに変移した戦闘獣と共に戦う。シャンドラに跨りながら戦うバンの特性上、ジャンプなどの空中性能は高くなく、地上が彼らの主な戦場になってくる。基本的にどのキャラクターもビュンビュン飛び回るのがセオリーな本作において、空中性能が低いバンは一見不利になりそうだが、彼にもしっかりとした特徴が用意されている。

バンは、空中ダッシュコマンドを入力することで、地面を高速で走る特殊移動を行うことが可能。こちらはビルなどの構造物の壁面を登ることもでき、移動速度もかなりのもの。操作感は全くの別物だが、アルゴーにも負けない高い機動力を持っているキャラクターだ。アルゴーが被弾を抑えながら小さなダメージを重ねていく遊撃手なら、バンはある程度のリスクを背負いつつも大ダメージを狙って強襲していくタイプだろうか。

壁面も縦横無尽に駆け巡るバンとシャンドラ。この特性をどのように活かすかが重要だ。

また、バンの左手用武器にはシャンドラが持つ装備が割り当てられているので、従来のキャラクターなら両手でしか持てなかった大型武器を左手で扱うことができるのも特徴。全体的に奪ダウン性能に優れる近~中距離で威力を発揮する武器構成となっており、特に標準型「デュアルビースト」の対空ホーミングキャノン砲は打ち上げた弾丸が上から下へと敵を誘導していくので、バンの苦手な空中の敵を叩き落とすのに重宝しそうだ。

バンとシャンドラの風貌からある程度予想できるが、格闘攻撃もかなり優秀な性能となっている。格闘攻撃の際は、シャンドラが回転しながら敵に突撃するなど、そのモーションも非常によく作られているので、ぜひこちらにも注目してほしい。

本作のロケテストは1月7日から!オンラインボイスチャットも体験可能

今回紹介したバージョンのロケテストは、1月7日より全国10ヶ所で実施される。また、本ロケテストでは演声優陣とオンラインボイスチャットをしながら出撃できる「オンラインボイスチャット体験イベント」も開催される。開催日時などの詳細は以下の通りだ。

日程 時間 担当声優 店舗
1月7日(木) 10:15~12:00 西田雅一 タイトーステーション
新宿南口ゲームワールド店(東京都)
1月7日(木) 10:15~12:00 植田佳奈 名古屋レジャーランドささしま店(愛知県)
1月8日(金) 10:15~12:00 湯浅かえで AMサントロペ池袋(東京都)
1月8日(金) 10:15~12:00 北原知奈 ラウンドワン梅田店(大阪府)
1月9日(土) 10:15~12:00 北原知奈 タイトーステーション 和光店(埼玉県)
1月9日(土) 10:15~12:00 阿部敦 ラウンドワン広島店(広島県)
1月10日(日) 10:15~12:00 阿部敦 ラウンドワン札幌すすきの店(北海道)
1月10日(日) 10:15~12:00 湯浅かえで タイトーステーション
仙台クリスロード店(宮城県)
1月11日(月・祝) 10:15~12:00 阿部敦 タイトーステーション
横浜西口五番街店(神奈川県)
1月11日(月・祝) 10:15~12:00 西田雅一 タイトーステーション福岡天神店(福岡県)

※開催時間については、「オンラインボイスチャット体験イベント」のものとなっております。
※ロケテスト自体は実施店舗の営業時間によって異なります。

「ガンスリンガー ストラトス3」ロケテストページ
http://gunslinger-stratos.jp/teaser-gs3/locationtest.html

ロケテスト開催日時/開催店舗

開催日時

2016年1月7日(木)~1月11日(月・祝)

※開催時間は各店舗とも10:00~24:00となります。

開催店舗

  • ラウンドワン札幌すすきの店(北海道)
  • タイトーステーション 仙台クリスロード店(宮城県)
  • タイトーステーション 和光店(埼玉県)
  • AMサントロペ池袋(東京都)
  • タイトーステーション 新宿南口ゲームワールド店(東京都)
  • タイトーステーション 横浜西口五番街店(神奈川県)
  • 名古屋レジャーランドささしま店(愛知県)
  • ラウンドワン梅田店(大阪府)
  • ラウンドワン広島店(広島県)
  • タイトーステーション 福岡天神店(福岡県)

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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