「三國志13」攻城兵器を使った城攻めや行軍の内容が明らかに！在野から都督までの身分ごとの楽しみ方も紹介

今回は、武将編集画面のほか、攻城戦の戦闘詳細や出陣時の複数城からの同時攻めといった行軍の内容、さらには身分ごとの楽しみ方が明らかにされた。また初回封入特典の史実シナリオ「呂布討伐戦」「赤壁の戦い」の画像も公開。ひとつずつチェックしていこう。

武将編集

従来作と同様に設定できること

登録武将を作成すると、自分だけのオリジナル武将で武将プレイが楽しめる。また「三國志12」と同様に、姓名や顔CG、性別や性格、能力や特技、戦法、列伝などが自由に設定できるうえ、顔CGは新たに20点が追加されている。

さらに両親、配偶者や義兄弟なども設定でき、史実武将や登録武将と親子関係や夫婦関係を結んだり、義兄弟になることが可能だ。下の写真では、登録武将を呂布と親子関係に、張遼と義兄弟に設定している。

PC版では「三國志12」で作成した登録武将のデータを引き継ぐことができるほか、自分で作成した登録武将を出力して他ユーザーと共有したり、他ユーザーが作成した登録武将を受け取って遊ぶこともできる。

※「三國志12」で作成した武将の血縁関係・特技・戦法は引き継ぐことはできません。

そのほかにも登録武将を使って新規勢力を作成したり、新規勢力の配下に武将を配置したりして、プレイヤーならではの三國志が展開できる。

さらに史実武将に対しても、顔CGを変更させることが可能。例えば本編では登場しない青年時代の「曹操」のCGを使うこともできる。

「三國志13」ならではの要素

「三國志13」では先述の要素に加えて、重臣や君主になった時にさまざまな効果を及ぼす「重臣特性」や絆を結んだ際に引き継ぐ「伝授特技」、一騎討ちで使用する武器、人間関係に影響を与える「義理・才愛・勇愛」のどの価値観を重視するか、武具・宝物・酒といった名品への「嗜好」を設定することができる。

重視する実績を設定すると、それぞれに対応した実績を上げた武将への親近感が上下する。例えば一騎討ちで勇愛実績を獲得すると、勇愛に重きを置いている武将からの親近感が上がるといった具合だ。

重臣特性

神算鬼謀

所属武将の指揮兵力と部隊の最大士気を上昇

公正無私

季節ごとに所属武将の忠誠上昇

敵中作敵

「敵中作敵」が実行可能

和気生財

外交における初期交渉率が増加

農業重視

農業特技所有者の特技レベル上昇

商業重視

商業特技所有者の特技レベル上昇

兵站管理

軍勢の消費兵糧軽減

合理徹底

内政コマンド（市場・農地・学舎）の実行期間短縮

遠征補佐

帰還兵の都市帰還速度上昇

騎馬調練

所属武将の騎兵の兵科適性上昇

弓術調練

所属武将の弓兵の兵科適性上昇

槍術調練

所属武将の槍兵の兵科適性上昇

慎重堅守

所属部隊の防御上昇、機動微減

豪胆猛進

所属部隊の機動上昇、防御微減

攻城戦

遊び方

敵都市の上にいる軍勢と戦闘を行うと、攻城戦になる。攻城戦では、陣、城壁や城門、守城兵器など守備側を有利にする施設があるため、攻城兵器などを用いた戦術が有効だ。

MAPのバリエーション

攻城戦には二重の城門に守られた洛陽のような大都市や、門の前に守城兵器が設置された、守りが堅い武陵のような中都市、守城兵器の数も門の数も少なく、城外のスペースが広い小沛のような小都市など、さまざまな種類の戦場が用意されている。

洛陽

洛陽などの大都市の中には、二重に城壁が張り巡らされているものもあり、大規模な攻城戦が楽しめる。

武陵

武陵での攻城戦。城壁には、洛陽とは異なる荊楚の地方色が出ている。

小沛

小沛での攻城戦。城外にある陣の攻防が勝敗を決する。

長安

雍州の大都市・長安での攻城戦。同じ大規模都市の洛陽と異なる、三重の城壁に囲まれている。

攻略法

守備側が有利な攻城戦を制するには、城外にある陣を攻撃し、敵を城外に誘い出して殲滅する方法や、城門に衝車を設置したり、雲梯を用いて城壁を登って城内になだれ込む方法など、野戦とは異なる戦術を駆使することが重要だ。

特技「兵器」で守城兵器が変化する

守備側に特技「兵器」を所持する武将がいると、城に設置されている「床弩」が攻撃頻度が非常に早い「連弩」にパワーアップする。特技「兵器」は、諸葛亮や劉曄など、限られた武将しか所持していない貴重な特技だ。

攻城戦の具体例、再現できる名シーン

迫りくる曹操の大軍を新野の劉備軍が撃破した新野の戦いや、関羽の仇討ちで攻めてきた劉備軍を陸遜率いる呉軍が打ち破った夷陵の戦いなど、三国志に登場する有名な戦闘も城外に広がる森を活用し、火計を繰り出して敵軍を一気に殲滅したりすることで再現が可能。熱い采配が新たな歴史を作り出していく。

行軍

出陣コマンドを実行すると、複数の部隊で構成された「軍勢」を目標へ出陣させることができる。

複数城からの同時攻め

兵役人口は都市ごとに定められているため、複数の都市から軍勢を出陣させることで圧倒的な兵力を用意することができる。兵力が互角になった場合でも、後方の拠点から援軍を送るなど複数の都市から同時に攻めて優位に立とう。

援軍（途中参戦）の流れ

すでに采配戦闘を開始しているところに味方軍勢が到着すると援軍として戦場に参戦する。

1つの戦場では、敵味方10部隊ずつの最大20部隊での大規模な戦闘が行われる。10以上の部隊を出陣させていた場合、部隊が壊滅などで減ると近くにいる味方軍勢の部隊が援軍として戦場に登場する。

身分ごとのプレイスタイル

君主

君主は、勢力の長として、外交や人事、賞罰などあらゆる権限を持っている。君主重臣や各都市の太守を任命し、効率よく勢力を発展させていこう。

他勢力と外交したり、自勢力に優秀な配下を集めたり、集めた武将で敵の都市に攻め込んだりと、勢力の命運はプレイヤーの腕次第で変化していく。

都督

都督は軍団の長として複数の都市を統治する。重臣任命はもちろん、軍団内の太守の任命をはじめ、外交と賞罰を除くあらゆる権限を持つ。

君主に次ぐ大権を持つ都督では、大規模な遠征を行ったりしながら、自らの所属勢力による大陸統一に大きく貢献することができる。

都督になると、軍団内の都市に武将を配置したり、太守を任命することができるほか、評定を開いて太守を配置した各都市に使命（大まかな方針）を与えられる。また周瑜など一部の武将は、都督になることでスチルが豪華に変化する。

太守

太守は、自分の都市に所属する配下武将に対し、自由に命令を下すことができる。自分の重臣を任命したり、建設する施設や獲得する都市技術を決め、都市を発展させていく。また獲得する都市技術や建設する内政施設も決められる。

太守は、自らの担当している都市の発展に専念することができるため、自分の思い通りに都市を発展させることができる。

重臣

功績が3000以上になると重臣に任命されることがある。

重臣となった武将は、内政重臣なら内政系の任務、軍事重臣なら軍事系の任務、軍師重臣ならすべての任務について、自分や配下の任務を提案する権限を持つ。評定によって君主や都督から使命が与えられた際は、担当重臣も協力して達成を目指す。

君主や都督、太守の腹心である重臣は、専用の任務状によってさまざまな任務を命令したり、上司から任務の採決を求められることもあるため、勢力や都市の発展に大きな影響を与えることができる。

一般

一般武将は、君主や太守からの任務をこなしたり、政庁で任務を提案することで功績を稼ぎ、高い身分への出世を目指す。

重臣と一般武将の功績は3ヶ月ごとにランキング形式で表示され、ランキングで3位以内に入ると追加功績が獲得できるため、重臣など上の身分へと昇進するためには論功行賞の上位を目指すと効率的だ。

また功績が溜まり、階級が上がると一度きりの「特権」が与えられ、出陣や外交を提案できる。

在野

在野武将の目指すことは、君主への仕官と新勢力の旗揚げだ。旗揚を目指すときは、あらかじめ各地の武将たちと絆を結んでおくことで、新勢力の立ち上げ時に配下として駆けつけてくれる。

旗揚や仕官といった在野武将ならではの要素を実行すると、自身の実力が三国時代にどこまで通用するのか試すことができる。

太守、都督になるには

太守になるには10000、都督になるには30000の功績が必要だ。功績を効率よく稼ぐには、任務や戦闘で高い成果を上げるほかに、以下の方法がある。

• 評定で決められた勢力使命（君主重臣）、軍団使命（都督、都督重臣）、都市使命（太守、太守重臣）を達成する。
• 季節ごとの論功行賞（功績ランキング）で上位に入り、追加の功績を獲得する。

6人の武将スチルが公開！

劉禅

にこやかな表情で、宮中の家臣たちに親しげに挨拶している凡庸な姿で描かれている。

袁術

虎視眈々と高い地位を狙い、時世の流れを見極めようとしている狡猾な姿で描かれている。

馬超

馬超の戦闘用では身を乗り出し、走っている勢いと相まって敵を貫こうとしている豪胆な姿が、内政用ではマントを肩に掛け、錦馬超と呼ばれるに相応しく胸を張って堂々と佇む姿が描かれている。

黄忠

黄忠の戦闘用では疾駆しながら敵を射抜く弓の巧さと勇猛さが伝わる勇猛な姿が、内政用では若い武将たちに手本を見せようと、血気盛んに任務に志願する若々しい姿が描かれている。

魏延

魏延の戦闘用では偃月刀を突き出し、獅子奮迅の勢いで交戦する勇ましい様子が、内政用では諸葛亮に対して強気な態度で長安への奇襲を提案する堂々とした姿が描かれている。

凌統

凌統の戦闘用では二刀流の長剣を構え、俊敏な動きで敵陣に斬り込んで行く果断な様子が、内政用では市中の見回り中に、民と親しげに語らっている姿が描かれている。

初回封入特典シナリオの画像が公開

史実シナリオ「呂布討伐戦」「赤壁の戦い」のシナリオの画像が新たに公開された。