PC/PS4/PS3/PS Vita「信長の野望・創造 戦国立志伝」武将プレイに合わせた“箱庭内政”を採用した内政システムを紹介！

戦国立志伝で生まれ変わる「内政」システム

本作では「信長の野望」シリーズ初の「武将プレイ」を導入するにあたり、内政システムに「箱庭内政」を採用。「箱庭内政」では、与えられた領地の地の利や、自家の特色を考慮しながら、自分だけの領地開発が楽しめる。

また、家臣、城主、大名とプレイヤーが選択した武将の身分次第で、内政の規模や内容が変化していくため、ゲームを通じて立身出世のリアリティを体感できる。ここではそのシステムを構成する要素について紹介していこう。

領地や城下町を自由に開発できる「箱庭内政」

家臣として与えられる領地はさまざまで、ゲームをプレイする度に地形や周辺の環境は変化する。

領地を豊かにするためには、地の利を生かした開発が重要となる。川沿いなど水がある場所で「水田」を耕したり、人の往来がある街道沿いに「商人町」を建設したり、地形に合わせて効果的な建設をすることで、石高や商業などの内政値を高めることができる。また、領地にある「資源」とセットで効果を発揮するものなど施設の種類は40以上もあり、バリエーションに富んだ開発が楽しめる。

建設できる施設には、「生産施設」「特化施設」「軍事施設」の3系統があり、巧みに使い分けながら開発を進める。兵糧や兵数を増加させる「生産施設」は、各施設単体での生産性には限界があり、「特化施設」を併設することで生産力を大きく向上させることができる。また、「南蛮渡来」や「茶の湯」といった領地運営の礎となる「概念」を奨励することで、新たな施設が建設可能になる。

そして単に施設を建てるばかりではなく、土地そのものに手を加えることもできる。「灌漑」を行うことで、近くの川から“水が乏しい土地”に水路を引くことができ、その土地の治水を向上させ、川から離れた土地でも「水田」が耕せるようになる。

開発が進むにつれて自領が手狭になれば、「進出」をすることで、領地を拡げることも可能。「進出」先の土地で新たな資源を発見することもあるが、「山賊屋敷」などが見つかることもあり、自領を脅かす存在は追い払わなければならない。

大名からの主命を果たし、功を稼ぐ「家臣」プレイ

城を持たない家臣は、まず主君から与えられた領地を開発・開拓しながら、主君からの「主命」達成を目指す。「主命」を果たすためには、それに関連するさまざまな「任務」をこなしていく必要がある。その結果、勲功が高まり、出世への道が開かれていくのだ。

同僚にあたる他の武将たちも「任務」を遂行するため、彼らとの出世競争にも勝たねばならない。また、自領で暮らす民や他の武将から依頼（御役目）を受けることがあり、この「御役目」を解決することで、民忠を高めたり、武将との友好関係を築いたりすることができる。

勲功がある程度高まると、大名から「城主」への就任を打診される。応じれば、城主へと出世することとなるが、断ることも可能。一方で他家からの内応により寝返ることもでき、プレイヤーの選択次第で、その武将の運命を大きく変えることになる。

自由度が高まり、周辺勢力との関係も重要となる「城主」プレイ

「城主」になると一国一城の主となり、城下町の開発や城の改修ができるようになる。城主でも大名から「主命」を課せられ、「任務」の達成を通じて勲功を高めることが基本的な流れになるが、領主時代よりも大きな権限が与えられるため行動の幅が広がる。

城主として行動の自由度が高まる分、考慮しなければならないことも多くなる。たとえば、周辺の城主たちも城下町の拡大を狙っているため、豊かな土地にいちはやく進出するなどの開発競争に勝たなければならない。また周辺の国人衆との争いや懐柔、他家への調略、周辺の城からの民の流入など、対外勢力に対しての働きかけが重要となる。

城主以上の身分になり、自分の配下武将が増えていくと「家臣団」を編成することができる。配下武将に「家宰」や「母衣衆」などのさまざまな効果を持った役職を与えることができ、お気に入り武将で「家臣団」を編成して楽しむことができる。

自身や配下武将の槍働きなどで勲功が高まると、自家内での「発言力」も高まり、大名に対して「提案」できるようになる。大名の配下を寄騎としたり、所領の転封を申し出たりとさまざまな提案が行える。また、城主として主家のもりたてにまい進することもできるが、主家を支えるだけでなく、他家への寝返りや新大名としての独立も可能だ。

領地全体の支配体制を確立し、天下統一を目指す「大名」プレイ

大名は自身の直轄領の運営以外にも、家臣たちに所領（城）を分け与えたり、時には改易をしながら、領内の支配体制を築き上げる。城主たちを巧みに統御しながら、軍団を編成し領土拡大を行う。

自身が命じるだけでなく、城主たちから「提案」を受けることもあり、その取捨選択をしながら運営を行っていく。また、家臣たちは勲功を日々高めているため、それに見合う知行を与えないと、彼らの忠誠心が弱まり、出奔や謀叛をおこしてしまう。大名ともなると人材管理もより重要になっていく。

そのほか「外交」や「軍団編成」、自家の武将たちを自由に指揮しての「攻略」など、大局的な軍略や統治の重要性がいっそう高まっている。城主とは違った視点で戦略を練りあげ、天下統一を狙おう。

本作で描き下ろしの武将グラフィックを公開

本作では、大坂夏の陣や真田丸の戦いなどに関連する武将たちや、先日結果発表された「武将人気投票」上位20名の武将たちの顔グラフィックを新規で描き下ろし。登場武将もシリーズ最大の2,000名超となる。その中から今回は5人の武将を紹介しよう。