ミクシィのXFLAGスタジオが2016年春に配信を予定しているiOS/Android向けアプリ「マーベルツムツム」が、1月30日・31日に行われる闘会議2016で初めて試遊出展される。今回は試遊バージョンを一足先に触れてきたので、そのプレイフィールをお届けする。
XFLAGスタジオが「モンスターストライク」に続くタイトルとしてサービスを予定している「マーベルツムツム」。同じツムツムを題材とした、「LINE:ディズニー ツムツム」と同様に開発をNHN PlayArtが担当しており、基本的なゲームデザインは変わらないものの、少しプレイしてみるだけでもXLAGスタジオらしさが存分に味わえるタイトルとなっていた。
既報の通り、プレイヤーは同じツムを3つ以上、なぞってつなげて消していく。多くのツムを一度に消すとボムが出現して周囲のツムを一度に消すことができ、プレイヤーが設定したツムを多く消すと固有のスキルを発動できる。
このあたりは「LINE:ディズニー ツムツム」をプレイしている人であればイメージしやすいだろうが、本作ならではの要素として、リーダーとなるツム1体とサポートのツム2体の、合計3体のツムでプレイするという点だけ触れておこう。スキルを発動できるツムはリーダーの1体のみとなるが、ほかの2体はゲームを有利に進める固有のアビリティが用意されている。
本作でプレイできるゲームモードは、ミッション攻略を楽しむ「ステージモード」、ヴィランとのバトルが楽しめる「バトルモード」の2つ。今回、闘会議2016のXLAGバトルスタジアムで出展された試遊版は、本作の大きな特徴でもある、2人での協力プレイが楽しめるバトルモードがプレイできた。
バトルモードは共通の敵であるヴィランを一緒に倒すという流れ。ゲームが始まると、画面上にヴィランが現れている側が、ツムをヴィランまで繋ぎあわせて直接攻撃し、もう一方が同じくツムを消し続けることで支援・回復に努める。そしてヴィランのHPを0にすれば、プレイヤー側の勝利だ。
回復、という言葉が出てきたように、今作ではプレイヤー側にHPが設定されており、合間合間でヴィランが攻撃を加えてくる。そしてHPが0になると、コンティニューをしない限りはプレイを継続できなくなるので、ヴィランがいない間も気は抜けない。
先ほど触れたとおり、ヴィランはツムをつないで攻撃してもいいが、ボムやスキルを使うことでより効率的に攻撃できる。その際、もう一方のプレイヤーの画面上にあるボムをフリック操作で送ってもらい、それを攻撃に活かすことができるのが、バトルモードの大きなポイントのひとつだ。
ここで一つ注意して欲しいのが、画面上でもヴィランは常に動き回るという点。それは攻撃するプレイヤーはもちろんのこと、ボムを送るサポート側にも言えることで、左にフリックすれば画面の左側、といった具合にフリックの方向に伴って相手の画面へ送られるボムの位置は変化するので、声を掛け合うなどのコミュニケーションをとりながら、常にヴィランの位置を共有しておくといいだろう。
そして、お互いにツムを消していくと“RUSH”状態に。ここでは2人一緒に、ツムを消すだけで一気に攻撃できるので、ここでボムやスキルを活用するなどヴィランのHPを一気に削りとるチャンス。基本的にはこのサイクルを繰り返すことで、ヴィランの撃破を目指す。
ちなみに、通常のスキル、そしてスペシャルスキルと2種類が用意されているスキルの演出もマーベル作品らしいカッコいいものに仕上がっている。このヒーローはどのようなスキルを持っているのか、といった具合にプレイの最中に注目してみるのもいいだろう。
流れだけを追うと攻撃とサポートが目まぐるしく入れ替わり、やや難しさを感じるかもしれないが、プレイヤーがやるべきことはとにかくツムを消すこと。その基本を崩さずに協力プレイを実現している点で、直感的な遊びの感覚は変わらずに息づいている。
今回の出展ではバトルモードでの2人協力プレイのみを楽しめる仕様になっており、難易度はEASY、NORMAL、HARDの3種類から選ぶことができる、今回紹介したこれらの要素を確かめつつ、苦戦必至のHARDに会場でチャレンジしてみてほしい。
(C)MARVEL
※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。
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