バンダイナムコエンターテインメントは、本日2月19日より千葉・幕張メッセで開催している「ジャパン アミューズメント エキスポ2016(JAEPO 2016)」にて、AC「鉄拳7 FATED RETRIBUTION」のステージを開催した。

「鉄拳7 FATED RETRIBUTION(以下、鉄拳7 FR)」は、全国で稼働している対戦格闘ゲーム「鉄拳7」の続編だ。「鉄拳7」からグラフィックが大幅に進化したことで、より美麗な映像で対戦ができるほか、新キャラクターとして「ストリートファイター」シリーズに登場する豪鬼や、「鉄拳」シリーズではお馴染みのキャラクターであるニーナ・ウィリアムズの参戦が決定している。

本ステージでは、「鉄拳」プロジェクトリーダーの原田勝弘氏から、新たに導入されるシステム「レイジアタック」やオンライン対戦の新要素が紹介された。

原田氏は鉄拳女子部のユウミィさんとキキワンさんと共に登場。

まずは、本作のプロデューサーである池田幸平氏と開発メンバーの安田純氏による豪鬼のデモプレイが行われた。豪鬼は「ストリートファイターIV」のゲームシステムであるEXゲージを溜められるが、横移動などができるので基本的には「鉄拳」のシステムに準じている。

遠距離攻撃が使える豪鬼は、「鉄拳」キャラクターたちと比べると有利に見えるが、遠距離攻撃は横移動やジャンプキックで簡単に回避できるそうだ。

新システム「レイジアタック」は、「レイジアーツ」と同じく体力が一定値まで減少したときに発動できるもので、単発の攻撃力が低いもののコンボに組み込むことが可能だ。状況やプレイスタイルにあわせて、ダメージ量が大きいがコンボに組み込むことのできない「レイジアーツ」と使い分けることが可能だ。

本作から体力が減っているほど、「レイジアーツ」の威力が増加するように仕様が変更されている。

ネットワーク対戦では、似たような段位を持っている人たちと遊ぶことができるが、本作では新たに特定の店舗の人と対戦できる「店舗指定マッチング」が導入される。これにより、店舗同士の交流戦などができるので、イベントが実施しやすくなる。

また、特定のフレンドと対戦ができる「フレンドマッチ」が追加される。フレンド同士で段位を削り合いたくないと、友達と一緒に練習するモードもあるそうだ。

「鉄拳7」から「鉄拳7 FR」への引き継ぎ要素もあり、コスチュームなどのカスタマイズアイテムや段位などの基本的な
要素をそのままに遊べるようになる。
「鉄拳女子部のオフィシャルイベントVol.1」がnamco博多バスターミナル店で3月19日に開催される予定だ。

最後に、原田氏は「ユーザーの要望と店舗の要望をどうマッチングさせるかを追求して製作しています。『鉄拳7』はかなり良い実績が出ていますが、我々はさらにそれを超えていこうと気合を入れています。本作の稼働は2016年夏の早い時期を予定しているので、よろしくお願いします」とコメントしてステージは終了した。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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