Netmarble Gamesが配信中のiOS/Android向けリアルタイムターン制バトルRPG「セブンナイツ」のプレイレポートをお届けします。
2月5日よりiOS/Android向けアプリとして配信されたばかりの「セブンナイツ」は、Netmarble Gamesが開発したリアルタイムバトルRPGです。「セミオートバトル」を謳う本作の魅力は、攻撃や回復、スキル使用などの行動が自動で行われ、誰でも手軽にド派手なバトルが楽しめるところです。慣れてきたらオート機能を切り、自分で指示を出せば、より戦術性に富んだ戦いができるようにもなります。
この記事では、バトルの基本的な流れやプレイヤーができること、ユニットの育成システムなどについて解説していきます。
見ているだけで爽快なバトルが展開!自分での操作も可能なオートバトル
まずは本作の一番のウリである、バトルの流れを見ていきましょう。バトルは「冒険」や「古の塔」からステージを選んで挑戦すると発生します。挑戦には鍵が必要で、これは時間経過やプレイヤーレベルの上昇で回復します。
1回のバトルは、3つのターンで構成されています。出現した敵を全滅させると、次のターンに移行します。
バトルはリアルタイムで進行しますが、キャラクターは基本的にオート行動するので、プレイヤーは見ているだけでOKです。攻撃やスキルの使用は自動的に行われます。敵をまとめて魔法で攻撃したり、HPの減った味方を回復したりと、状況に応じて適切な行動をしてくれます。
右下のスキルアイコンをタップすると、その場でスキルを使用します。オートスキルを切っておけば、自分の好きなタイミングでスキルを繰り出せます。
スキルは一度繰り出すと、一定時間ほかのスキルを使えません。また、使ったスキルには「クールタイム」と呼ばれる待ち時間が発生し、これを経過しないと再使用できません。まとめると、スキルは同時に2つ以上、発動できないうえに、一度使ったスキルは再び使えるようになるまでかなりの時間が必要になるということです。
どのスキルを使い、敵を攻撃するか。あるいは、味方の回復を優先させるべきか。相手が強敵であるほどスキルの需要も高くなるため、より戦術性に富んだ、スリル満点のバトルが楽しめます。
本作のバトルでは、キャラクターを前列か後列のどちらかに配置できます。前列にいると攻撃を受けやすく、後列は攻撃を受けにくい特徴があります。
前列と後列に配置できるユニットの数は、「陣形」で決まります。最初に設定されている「バランス陣形」の場合、前列に2人、後列に3人配置できます。
陣形によって、前列は防御力アップ、後列は攻撃力アップのボーナスを得られます。どの程度アップするかは、陣形によって異なります。バトルに参加するユニットの特徴に応じて使い分けるといいでしょう。
陣形はお金を使ってレベルアップできます。レベルが上がると前列、後列の能力アップボーナスが上昇します。バトルを有利に進めるためにも、お金に余裕ができたら、陣形を強化しておきましょう。
多彩なユニットの個性を理解して自分だけのパーティを作り上げよう!
ユニットはガチャを始め、ストーリー進行やバトルの報酬などでも獲得できます。
各ユニットはおもにレアリティ、成長タイプ、所持スキルの3つで特徴づけられています。レアリティは、そのユニットの総合力を表し、★の数が多いほど、強力なユニットであることを示しています。
ただし、レアリティが低いからといって、ずっと弱いままとは限りません。例えば最初に手に入るエバンとカリンのレアリティは3ですが、「進化」させると最大5までアップします。
そのユニットがどこまで成長するかは、進化画面で確認できます。手に入れたときに高レアリティでも、そこから進化できない可能性もあるので、レアリティの上限を調べておきたいところです。
ユニットの成長タイプは5種類あり、それによって得意とする戦い方が決まっています。
攻撃型
攻撃力が高く、敵への攻撃を得意とするタイプです。スキルも攻撃向きのものを習得しています。防御力は高くないので、後列配置がおすすめです。
防御型
HPと防御力に優れたタイプです。前列において、敵の攻撃を引き受ける盾役として重宝します。
支援型
HPの回復や戦闘不能からの復活、状態異常の治療を得意としています。攻撃力や防御力は低く、戦闘には向いていません。
魔法型
HPや防御力は低いですが、強力な魔法で敵をまとめて攻撃できます。大量の敵が登場するときに頼りになるタイプです。
万能型
攻撃力と防御力に優れるうえ、攻撃魔法も使える弱点のないタイプです。前列、後列どちらに配置しても活躍できます。
成長タイプはアイコンで表示されています。ユニットを合成してレベルアップさせるときは、成長タイプが同じものを選ぶと獲得経験値が1.5倍になるので、上手く活用しましょう。
スキルはユニット固有のもので、敵をまとめて攻撃したり、HPを回復したりと、さまざまな効果があります。スキルはスキルアイコンを長押しすることで、戦闘中でも効果を確認できます。
カリンとカロンは同じ支援型でHP回復のスキルを持ってますが、その効果に違いがあります。カリンは味方単体のHPを回復する「ヒール」と、戦闘不能になった味方を復活させる「リザレクション」が使えます。一方、カロンは味方単体を大きく回復する「自然の回復」と、味方全体を回復する「自然の息吹」を習得しています。
回復力はカロンに軍配が上がるものの、カリンのように戦闘不能の味方は復活させられません。一撃のダメージが大きく、すぐに戦闘不能になりそうなバトルにはカリン。魔法などによる複数攻撃が多い敵を相手にするときはカロンと、戦う相手によって使い分けるといいでしょう。
ユニットの中には、人間タイプだけでなく、スケルトンやオークといったモンスターもいます。スキルの強さだけで選ぶのでなく、こうしたモンスターだけでパーティを組んでみるのもおもしろいでしょう。ぜひ、自分だけのおもしろいパーティを作ってみてください。
本作には、この他にもストーリーには無関係なチャレンジ要素の「古の塔」、ほかのプレイヤーと対戦する「闘技場」、ギルドに所属してほかのプレイヤーと共闘する「攻城戦」などがあります。
古の塔
全100層を順番に登っていくダンジョンです。通常の冒険と異なり、1回のターン(=1戦)しかありません。
闘技場
ほかのプレイヤーのパーティと戦うモードです。スキルも含め完全オートで、プレイヤーは操作できません。パーティの組み方とユニットの成長度合いが勝敗を握ります。
攻城戦
城を守る敵と力尽きるまで連続で戦います。撃破した敵数に応じてポイントが得られ、ギルドで共有されます。この総獲得ポイントでほかのギルドと競い、マップ上の土地を奪い合います。
このように、ゲーム自体はシンプルながらも、飽きさせない多彩なモードが用意されています。ユニットを強くする装備品や成長、進化に必要なアイテムが得られることもあるので、本編と同じくらい力を入れて攻略していきましょう。やり込み要素は抜群です!