日本一ソフトウェアは、2016年4月26日に発売を予定しているPS Vita用ソフト「ロゼと黄昏の古城」について、ゲームのおさらいや謎の研究日誌、古城のステージに関する情報を公開した。
いよいよ発売を間近に控えた今回は、本作にまつわるこれまでの情報をおさらい。また、ゲーム中に登場し、物語を紐解く上で欠かせない謎の研究日誌、そしてロゼが探索することになる古城のステージについても紹介していこう。
物語の鍵をにぎる“研究日誌”
いばらの研究日誌03
茨に呪われたものは、吸色の力をある程度コントロールすることができる。
狙ったものから色を吸うこともできるし、逆に”色のないもの”に色を与えることもできる。
色を与えられたものは、時を取り戻す。まるで時を失っていたことなどなかったかのように、時を失う前の動きを再開する。
色を吸い取り、色のないものに与える力…これは一体なんのためにある力なのだろうか…
いばらの研究日誌05
最近の私は死ぬことを繰り返している。はじめは恐ろしかったが、だんだんと慣れてきた。
茨の力を使って死ぬ方法も編み出した。自分の血に茨の力で働きかけるのだ。
働きかける意志が強ければ強いほど、私の血と、茨は反応する。繰り返し死んでみてわかったが、どうやら私は不死らしい。
死んでも死んでも、あの場所で蘇る。あの場所には、いつも不思議な光を放つ蕾がある。
あれが死んだ私を作りなおしているのだろうか…
まるで、破れた衣服を繕うように。壊れた玩具を、無理やり修復するかのように。何度も何度も…
ステージ
地下牢
古城の奥深く、ロゼが目覚めたこの地下牢は罪人を戒めるだけでなく、薄暗い秘密も抱えている。
中庭
かつては壮麗な中庭も、茨に荒らされ異形の楽園と変わり果てた。
図書館
この地の知識と歴史を集めた書庫を守る老いた巨体の司書がいた。ロゼ思いの心優しい司書は変わり果てた姿でロゼと対面を果たすことになる。
これまでの情報をおさらい!
ストーリー
気付けばそこは時を失った古城。
崩れた地下牢で目覚めたモノはふたつ。
呪われた茨を背中に宿した少女、ロゼ。
丸くて大きくてぐるぐるした怪力、巨人。
2人は助けあいながら古城を進む。
この先に残酷な運命が待ち受けていることを、
少女はまだ知らない――
キャラクター
ロゼ
崩れた地下牢で気を失っていた少女。気がついたら背中に呪いの茨が生えていた。
普段は修道院に住んでいる。危険な古城から逃げ出して、おうちに帰りたいと願う。
しかしロゼと古城には少なからぬ因縁があったようで、その過去がロゼを残酷な運命に導いていく。
巨人
古城の奥深くにねむっていた巨人。崩れた壁からはみでていたところを、ロゼがよみがえらせる。
顔がぐるぐるしていて、何を考えているのかわからないが、ロゼの味方でいてくれる。きっと心優しいのだろう。
かなり古い年代に作られもののようだ。手触りはしっとりしている。いろいろと謎がおおい生き物(?)。
ゲームシステム
主人公“ロゼ”が目覚めたのは、色と時間を失い、廃墟となってしまった古城。不気味な静けさに包まれた“黄昏の古城”に一人取り残された少女は、不安を抱えながら、この謎の古城の探索を始める。その先に、少女が何を見て、どのような運命をたどるのか――それはまだ誰も知らない……。
ロゼと巨人の力
茨の力 ―ロゼの力―
廃墟を進むロゼはあることに気づく。それは、この色と時間を失ったはずの古城の中で、唯一“赤いもの”だけに時間が流れているということ。
そして、ロゼの背中に生えた大きな茨には、この“赤(血の力)”を奪い、他のものに移し替える力があるということだった。ものの時間を操るこの力を頼りに、少女は古城を進む。
怪力―巨人の力―
古城の奥深くでロゼは奇妙なものに出会う。それは崩れた壁からはみだしていた大きなぐるぐる。巨人をよみがえらせたロゼは、彼と一緒に古城の探索を始める。
持ち前の巨体を活かした怪力でがれきをどかしたり、頑丈な体で茨の中を突き進んだりと、彼の力は非力なロゼにとって、非常に大きな助けとなるだろう。
ギミック
古城を進む、ロゼと巨人。少女たちは古城に仕掛けられたさまざまな仕掛けを見つる。ものを遠くまで飛ばす投石器や襲いくる不気味な甲冑、果ては巨大な食虫植物まで……、多種多様な仕掛けがロゼの行く手を阻む。二人は時にそれを避け、時にそれを利用しながら先へ進む。
ギミックはステージに設置されているものばかりではなく、中には、ロゼ自身が持ち運ぶことができるものも。巨人と違い、非力なロゼだが、軽い物なら自分で持ち運ぶことができる。
茨の絡まったジョウロは、血の力を液体にして出すことのできる不思議なアイテム。時を失った植物にこの液体を与えると…?
血の記憶
先へ進むため、ロゼはやむなく人の血から赤を吸い取ることになる。突如として、目の前に見える真っ赤な光景――それは、その血に秘められた過去の記憶だった。
なぜ古城は色と時間を失ってしまったのか? なぜロゼの背中に呪いの茨があるのか? 血に秘められた記憶により、古城の過去が少しずつ紐解かれていく。
血の封印
数々の仕掛けを乗り越え、二人がたどり着いた先にあったのは、大きな扉とそれを封じるように絡み付く茨。そして、その封印の上には恐ろしい拷問器具――
「血を捧げよ…」不気味な声が少女に決断を迫る。
(C) 2016 Nippon Ichi Software, Inc.
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