シリコンスタジオは、ポストエフェクトミドルウェア「YEBIS 3」が、スクウェア・エニックスのPCオンラインゲーム「フィギュアヘッズ」に採用されたと発表した。
「YEBIS」は、3D/2Dのグラフィックスに対し、グレア、被写界深度、モーションブラー、レンズエフェクト(光学シミュレーション)、フィルム/感光効果、カラーコレクション、アンチエイリアスなどを掛けることができるポストエフェクトミドルウェアだ。
最新版となる「YEBIS 3」では、絞り開閉とレンズの収差、補正シミュレーションにより、これまでにない写真のようなボケ味の再現が可能。羽根の枚数と円形絞りの組み合わせはもちろん、レンズ構成によってフォーカス前後で異なるカラーフリンジなど、さまざまな特徴をもつリアルなボケ味を表現できる。
「YEBIS 3」の対応プラットフォーム
PlayStation4、PlayStation3、PlayStation Vita、Xbox One、Xbox 360、Windows(DirectX 9/10/11)、iOS、Android
スクウェア・エニックス 第7ビジネス・ディビジョン ディビジョン・エグゼクティブ 柴貴正氏のコメント
よりリアリティのある描写を再現するために「YEBIS 3」を採用させていただきました。「YEBIS 3」のポストエフェクトによって奥行きのある空気感が再現できていて、荒廃した世界が生き生きと表現できました。カスタマイズすることによって、表現したい絵作りに最適化できるのも「YEBIS 3」の魅力の一つだと思います。