ブシロードとスクウェア・エニックスが共同開発したアーケードゲーム「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル~after school ACTIVITY~」のロケテストが、5月13日より順次開催中だ。本作のロケテスト版のプレイレポートをお届けする。

目次
  1. ゲームの流れを紹介!
  2. プロフィールカードをプリントして交流しよう
  3. 踊っているμ'sはやっぱり格別!

「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル~after school ACTIVITY~」は、スマートフォン向けゲームとして人気のリズムアクションゲーム「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」(以下、スクフェス)がアーケードゲームになった作品だ。

アーケードゲームならではの体感的な操作やオリジナル譜面が楽しめるほか、「プロフィールカード」や「メンバーカード」といったリアルアイテムを集めることも可能。お店で遊ぶアーケードゲームならではの“集まって楽しめる放課後感”が味わえる。

本作のロケテストが、5月13日より東京・神奈川・大阪・愛知にて順次開催されている。早速会場のクラブ セガ 秋葉原新館に赴き、スマートフォンとはひと味違った“シャンシャン”を体験した。

ゲームの流れを紹介!

まずは筐体のデザインから。本作の筐体は比較的コンパクトな大きさで、左右のサイリウム風照明のライトが特徴だ。

ボタンは全部で11個。白い9個のボタンがリズムボタン兼ページ送り、選択ボタン。右下の青いボタンが決定、左下の赤いボタンがキャンセルだ。ボタンの大きさは女性の手のひらほどで、男性がプレイすると思ったより小さく感じるかもしれない。

筐体下部にはイヤホンジャックとボリュームレベルがあり、自前のイヤホンやヘッドホンを使って楽曲に集中しながら楽しめる。その隣にはカードスキャナーがついているが、これについては後述。

本作はNESiCAを使ってプレイデータを蓄積できる。最初にNESiCAを読み込ませたら、ゲームスタートだ(使わなくてもプレイは可能)。

まずはおなじみのμ'sメンバー9人からお気に入りのメンバーを選ぼう。選択時にはそのメンバーならではのアクションとセリフで応じてくれる。

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選んだメンバーで筐体のサイリウム風照明の色も変わる
ロケテストではシングルプレイを実施。稼働後は最大3人での協力プレイも楽しめるようになる予定だ。

メンバーを選んだら、次は楽曲だ。ロケテストでは8曲を選ぶことができた。注意したいのは、最初に選んだお気に入りメンバーがいる曲だけがプレイできるということ。例えば絢瀬絵里を選んだら、彼女がメンバーに入っている曲しか選べない。もしlily whiteの曲を遊びたかったら、同ユニットのメンバーである園田海未、東條希、星空凛をお気に入りメンバー選択時に選ぶ必要がある。

曲の難易度はEASY、NORMAL、HARD、EXTREME、そしてCHALLENGEの5つ。今回はEXTREMEまでプレイできた。星の数で難易度が10段階に細分化されており、それを見る限りCHALLENGEが一番の難関のようだ(ロケテストでは難易度「CHALLEGE」は選択できない)。

本作ではμ'sがライブをするステージも選べる。ステージによってギミックが変わってくるので、好きな演出があるものや曲に合ったロケーションを選んでみよう。

最後に、ライブ準備で衣装を替えたり、スキルを設定したりしよう。これらはゲームプレイ後に手に入るカードを使って設定できる。

本作の中でもひとつのポイントとなっているのがここ。特にスキルは、特別な演出を加える「ステージスキル」、自分の好きなメンバーにフォーカスしたカメラワークになる「カメラスキル」、スクフェスプレイヤーにはおなじみの、“判定強化”などゲームプレイをサポートする「アシストスキル」の3つがあり、衣装やステージとともにライブを自分好みに演出して楽しめる。本作の大きな魅力のひとつだ。

ここまできたら、いよいよμ'sミュージックスタート! 基本的にはスクフェスと同様、中央から流れてくるリズムアイコンがリングに重なるタイミングでボタンを押していく。白いラインがついたアイコンは長押しアイコンだ。押し続けて、ラインが途切れるタイミングで離そう。

ちなみに身長170cmの筆者には、立ってプレイするには少々ボタンの位置が低く感じた。椅子に腰掛けてみたところ俄然やりやすくなったので、フィーリングが合わない人は座ってプレイしてみよう。

筐体上部でもライブ映像が流れる。こちらはリングやアイコンの表示はない。

ところで、画面上部に「LOVELIVE!」と描かれた星のマークがあるのがわかるだろうか。楽曲プレイ中に星が入ったリズムアイコン「スペシャルノーツ」が流れてくるのだが、これを逃さずにボタンを押して9個集めると、お気に入りメンバーの掛け声とともにリズムアイコンが虹色になり、ステージ演出が豪華になる。

RANKゲージがより伸びる、などの効果はないのだが、これが発動するとかなりテンションが上がる。それくらい華やかにライブが盛り上がるので、難しい譜面でも逃さず集めたいところだ。

特筆すべきは、ゲームオーバーが存在しない点。どんなにミスを重ねても、ちゃんと最後までゲームとライブが楽しめるのは、初心者やリズムゲームが苦手な「ラブライブ!」ファンにとってありがたい。

リザルト画面。協力プレイなどでもボーナスポイントが追加されるようだ。
プレイ後には獲得可能なカードが登場。「発動効果」は、この後のカード獲得時に効果を発揮する。

プロフィールカードをプリントして交流しよう

プレイが終わったら、センター筐体に移動しよう。ここでコインを投入すると、メンバーカードやスキルカード、そしてプロフィールカードがプリントできるのだ。

メンバーカード&スキルカード

メンバーカード、スキルカードが欲しいときは「メンバーガチャ」を選択しよう。すると獲得できる9枚のカードが現れたのち、ピンクの封筒の中に。シャッフルされた封筒から選んだ1枚が手に入る。

プレイ後に現れた獲得可能カードのもつ「発動効果」は、ここで効果を発揮。例えば「透過レアリティR」なら、1枚だけレアリティ「R」の入った封筒がわかる。

カード下部にスキルが書かれているのがスキルカード。それ以外がメンバーカード。

プロフィールカード

プロフィールカードは、NESiCAを使ってプレイすると印刷できる。これまでにプレイした楽曲履歴のうちひとつを選択すると、その曲を披露したステージを背景に、その曲で使った衣装を身にまとったお気に入りメンバーのカードがプリントできる。

プリントする前には、フレームデザインやカメラのズームイン・アウトの変更が可能。

プロフィールカードにはQRコードがついている。これをライブ準備画面でカードスキャナーに読ませると、そのキャラクターがライブに加わり、バーチャルな協力プレイが楽しめるのだ。名刺代わりにもなるので、友達と交換したり、イベントなどで交流の一助としたりするといいだろう。

プロフィールカードにサインをして渡すのも一興だ。

踊っているμ'sはやっぱり格別!

さまざまな楽しみが用意されている本作だが、やはり華やかに踊っているμ'sを背景にスクフェスがプレイできるのはうれしいもの。

というのも、「ラブライブ!」の中でも、メンバーがダンスしているのを一曲ずっと見られるコンテンツは多くないからだ。アニメーションでは描かれなかった振付も、本作なら見ることができる。敢えて自分にとって簡単な難易度を選び、彼女たちのパフォーマンスを堪能するのもおもしろい。

スクフェスをベースに、カードというリアルアイテムで自分だけのライブを演出しつつ、プレイヤー同士のつながりを生む仕掛けも施された「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル~after school ACTIVITY~」。μ'sはまだまだ「ラブライブ!」ファンを楽しませてくれそうだ。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ~after school ACTIVITY~ Next Stageサービス終了
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