2016年夏に配信を予定しているiOS/Android向けアプリ「BFB Champions~Global Kick-Off~」。新たに生まれるサッカーゲームアプリは一体どのようなゲームなのか、5月20日に行われたメディア体験会をもとに紹介していこう。
「BFB Champions~Global Kick-Off~」(以下、本作)は、サイバードが現在配信している本格サッカークラブ育成ゲーム「BFB 2016」の正統進化作品だ。
プレイヤーはサッカークラブの監督として世界各地を巡りながらキャリアを築き、さまざまな監督ライセンスを取得しながら、自分のクラブを世界一へと導いていく。
プロデューサーの阿部淳氏も“最高傑作”と胸を張る本作の、ゲームの流れや試合の様子などを紹介していこう。
※記事内の画像はすべて開発中のため、変更となる可能性があります。
とあるカップ戦の決勝戦。プレイヤーが率いるチームは、アマチュアながらプロ・アマ混合戦のファイナルに進むも0-2のビハインドで前半を折り返す。ここから監督であるプレイヤーの手腕でチームは一気に盛り返す――そんなシーンからゲームは始まる。
実績が評価され、晴れてプロ監督となったプレイヤーは「キャリアモード」に挑戦できるように。キャリアモードとは、さまざまな国のリーグ戦に挑戦するゲームモードだ。
キャリアモードを進めると、レジェンドから挑戦状が届くことがある。レジェンドのチームに勝つとレアアイテムなどが手に入るので、負けないようにチームを強化しておきたい。
本作の大きな特徴のひとつは、大幅に進化した試合シーンだ。UIやグラフィックそのものがリッチになっているほか、新しいモーションやシーンも前作に比べてかなり追加されている。スキルエフェクトもより豪華になっており、中にはスキル発生時しか見られないエフェクトもある。
自分だけのドリームチームが作れるのは、「BFB 2016」と変わらない。フットボールファンなら見覚えがあるであろう選手たちでイレブンを組めるのだ。
一方で大きく変更されたのが選手のステータス。ポジションに左右の概念が追加されるなど、実に19にもおよぶポジション適性が用意された。本作の攻略にもっとも重要な選手のスキルも、前作の約2倍となる47種。より選手の個性が際立ち、戦術の幅も広がった印象だ。
もう一つ、前作からガラリと変わったのが「練習」だ。本作の練習は、楽しく成長できるように開発し直されている。具体的な内容は後述するが、チーム全体を手軽に鍛えたり、ミニゲームで個々の選手を育てたり、はたまたゲームをプレイしていない時間を有効活用したりと、自分に合った育成方法が選択できる。
阿部氏が、これを実現したくて開発したといっても過言ではないと話したのがオンライン代表戦「世界代表戦」だ。世界代表戦はグローバルに毎月開催されるPvPモードで、国内、大陸、世界の3ステージを3週間にわたって戦い抜く。
世界代表戦にはグレード制が採用しており、グレードごとに世界一を目指すことが可能。つまり。初級者でも世界一になることができるのだ。
選手の育成と活躍が存分に楽しめるゲームに
ここからは、実際に筆者がプレイしたゲームの流れとそのインプレッションを紹介していこう。
まずは選手の獲得だ。一般的なスマートフォンアプリと同じく、選手はスカウトで獲得することができる。スカウトはプレミアムスカウト、ゴールドスカウト、アイテムスカウトなど数種類あり、それぞれ獲得できる選手のレアリティが異なる。同じ選手を引いても経験値に変換され、レベルが大幅に上がるので安心だ。
獲得した選手は練習でレベルを上げよう。練習は「デイリー練習」「コーチ練習」「個人練習」「全体練習」「留学」の5種類があり、今回はデイリー練習と個人練習を行った。
デイリー練習は、日替わりのミニゲームをプレイする練習だ。この日のメニューは、ゴールにある的を狙って、フリックでボールを蹴っていくフリーキック練習。ここで高得点をマークすれば、「コーチ練習」で選手を大幅にレベルアップさせられる「コーチ」が獲得できるのだ。
個人練習は、リフティングをモチーフにしたミニゲームだ。選手の周りに現れるアイコンに合わせてタイミングよく右下の「KICK」ボタンをタップすると、リフティングが続いていく。右の「Trick」ボタンをゲージがたまった状態でタップすると、より多くの経験値が手に入るボーナスステージに突入する。
レベルが上がった選手は、上昇したレベルの分だけステータスを強化できる。いわゆる“ステ振り”だ。ステータスの振り分け方は自由で、長所を伸ばすも短所を補うもプレイヤーの指次第。どう育てればいいか思い浮かばないときは、「秘書アドバイス」を見れば伸ばすといい能力を秘書が教えてくれる。
育成した選手は、スターティングイレブンに編成しよう。選手の入れ替えは、入れたい選手を入れ替え先の選手のところにドラッグ&ドロップすればOKだ。選手を重ねると、自動的にステータス比較画面が出るのが便利。
各選手には、実に細かいポジション適性とパラメータが設定されている。こちらでも秘書アドバイスが見られるので、選手の特徴が発揮されるポジションがわからなくなったら参考にしてみよう。
自慢のスタメンを編成したら、いよいよリーグ戦に挑戦! 前述のとおり、監督であるプレイヤーはキャリアモードで各国のリーグに挑戦することができる。勝利したり、優勝したりすると、選手を始めとするさまざまな報酬が得られるので、試合中は勝利を願いながら選手の活躍を見守ろう。
ハーフタイムには選手交代が可能だ。疲れがたまった選手には「↓」アイコンがつくので、フレッシュな選手と入れ替えてもいい。また対戦相手の疲労度も見られるので、例えば相手DFが疲れていたら、前線の選手を増やして攻勢を強めるという采配もありだ。
さて、メディア体験会では15の媒体によるメディア対抗戦も実施された。残念ながら筆者は2回戦で敗退してしまったのだが、自クラブの試合はもちろん、観客として他の人の試合を見るのも実に楽しく感じられた。
というのも、本作では3DCGが大幅にパワーアップしたため、見応えがある試合シーンが展開されるのだ。マッチアップした選手同士がスキルを発動すると歓声が起こるなど、対抗戦もかなり盛り上がっていた。
基本的に一人でも楽しめるゲームなのだが、フレンド登録をすればいつでもフレンドリーマッチを行えるので、仲間同士で集まって大会を開いても楽しそうだ。リリース後にはチャット機能も付いたギルドモードの実装も予定されているとのことで、こちらにも期待がかかる。
事前登録者には「ディエゴ・マラドーナ」がプレゼント!
本作はディエゴ・マラドーナ氏がイメージキャラクターを務めている。マラドーナ氏といえば、1986年のワールドカップ・メキシコ大会で見せた“5人抜き”と“神の手”だろう。奇しくもそれから30周年にあたる2016年にリリースされる本作で、マラドーナ氏を猛プッシュしていきたいと阿部氏は力強く話した。
そのマラドーナ氏は、もちろんゲームにも登場する。下の写真がそのステータスだ。事前登録を行った人には☆5選手「ディエゴ・マラドーナ」がもれなくプレゼントされるほか、現在実施中の事前ガチャでコンプリートした人には☆6選手の「ディエゴ・マラドーナ」が贈られる。
本作は、2015年にサイバード内に設立された「BFBスタジオ」初の作品であると同時に、「とてつもない自信作」だと阿部氏は胸を張る。欧州の2015-2016シーズンはUEFAチャンピオンズリーグの決勝戦を残すのみとなったが、2年におよぶ開発期間を経てリリースされる本作で、夏の間もまだまだ欧州サッカーを楽しんでみてはいかがだろう。
(C)2016 CYBIRD
※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。
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