編集部注目のスマートフォン向けゲームアプリを毎週レビュー!今週は、iOS/Android向けリアルワールドゲーム「Pokémon GO」を紹介!

今週のおすすめはiOS/Android「Pokémon GO」!

今週のおすすめは、言わずと知れたスマホ向けゲームアプリ「Pokémon GO」。本作は、位置情報を活用した陣取りゲーム「Ingress」のNiantic社と、ポケモンがタッグを組んだ新感覚のリアルワールドゲームだ。

最近「VR(バーチャルリアリティ/仮想現実)」という言葉をよく耳にするかもしれないが、本作で使われているのは「AR(拡張現実)」という技術。ARとは、スマートフォンのカメラやGPS機能を通して現実世界の姿にコンピュータの映像を重ねて表示するという技術だ。

このAR技術を使うことにより、本作ではまるで本物のポケモンが目の前にいるかのような体験をすることができる。

ARは、スマートフォンのカメラやGPS機能を通して現実世界の姿にコンピュータの映像を重ねて表示する技術
VRは、人間の感覚器官に働きかけ、現実ではないものを現実のように感じられる環境を人工的に作り出す技術(画像:「なごみの耳かきVR」)

このように、最新の技術がフルにつまった「Pokémon GO」だが、ルールはいたってカンタン。ユーザーは現実世界(リアルワールド)そのものを舞台としてポケモンを捕まえたり、交換したり、バトルして遊ぶことができる。スマホをもって世界のすみずみに潜むポケモンを探し、ポケモンマスターを目指そう!

ゲームを遊ぶには、「Google」か「ポケモントレーナークラブ」のアカウント登録が必要となる。どちらを選択しても構わないが、13歳未満の場合はGoogleアカウントを作成することができないため、ポケモントレーナークラブ一択となることを覚えておこう。

ユーザーIDとパスワードを入力できたら、トレーナー(自分)のスタイルを選択しよう。目や髪、服装やリュックなど、細かな部分までアバターのカスタマイズができるため、プレイ前からすでに楽しい。

アカウント入力を終えてアバターも作成できたら、ようやく「Pokémon GO」の世界に足を踏み入れることができる。最初は右も左もわからないが、ポケモン研究者である「ウィロー博士」が丁寧にチュートリアルで説明してくれるので安心だ。

ルールはいたって単純。画面中央に立っている人物が先ほど作成した「トレーナー」であり、自分のアバターとなる。そして、その周囲に集まってきたポケモンをタップすると捕まえることができる。

ポケモンと対峙したら、画面手前にある「モンスターボール」をポケモンめがけてぶつけてみよう。うまく命中するとポケモンを捕まえることができる。

捕獲画面は、ARモードのオンオフが切り替えられる。ARモードでは現実の世界を背景にポケモンを捕まえられるので、臨場感が増すはずだ。ただし、ARモードは現実の世界が舞台なだけに画面の外にポケモンが出てしまったりと難易度が上がるので、捕獲が難しい場合はARモードをオフにしてみよう。

ARモードオン ARモードオフ

また、ポケモンにはそれぞれ「マト」があり、うまくマトの中に当てることができると「Nice!」「Great!」など文字が出て、ポケモンゲット後にボーナスとして経験値を多めにもらえる。いったん捕獲の画面になれば、ポケモンに逃げられることはめったにないので、よーく狙って当ててみよう。

マトに当てるともらえる経験値アップ

捕まえたポケモンは順次「図鑑」に登録されていくので、コレクターにはたまらない要素といえる。図鑑にはポケモンの説明が記載されているため、眺めているだけで楽しくなる。早く全部の空欄を埋めてみたくて外を歩き回ってしまうはずだ。

現実世界の自分が歩くと、画面内のトレーナーも歩き出す。歩いていくうちに画面内に謎の建物がいくつもあることに気付くはずだ。これは「ポケストップ」といって、ポケモンを捕まえるのに必要なモンスターボールなど、様々なアイテムを手に入れられる場所だ。

アイテムは表示されている中央の写真をクルクルと回すことで手に入る。なお、このポケストップは実際にある建造物となっているため、ついでに地名やお店にも詳しくなりそうだ。

ポケモンを捕まえると「ほしのすな」や「アメ」というアイテムがもらえ、これらのアイテムをある一定数集めることで、ポケモンを強化したり進化することができる。進化や強化をするとポケモンを強くすることができるため、アイテムが集まってきたら試してみよう。

なお、進化/強化するのに必要なアイテムの数はポケモンによって違うので、計画的にアイテムを使おう。

進化前「ポッポ」 進化後「ピジョン」

ポケモンを集めるのにも慣れてレベル5になる頃、ついに他のユーザーのポケモンと自分のポケモンを戦わせることができる。街を歩いている時にポケストップの他に大きな建物があること気付いたと思うが、この場所を「ジム」と言い、ここが他のユーザーとポケモンバトルをする場所になる。

ゲーム内では、この「ジム」を巡って三つ巴の戦いが繰り広げられている。「レッド」「ブルー」「イエロー」のチームに分かれ、バトルに勝ち抜いてジムの色を自分のチームカラーに染め上げるのが目的だ。

というわけで、ポケモンバトルを始める前に所属するチームを決める必要がある。このチームは一度決めたら変えることはできないので注意しよう。所属チームを決めたら、手持ちのポケモンを強化/進化させ、世界規模で繰り広げられる陣取り合戦に参加してみよう!

色々なところを歩いてポケモンをコレクションするもよし、ジムで戦ってチームバトルを満喫するもよし、楽しみ方は十人十色の本作。日頃の運動不足解消にもうってつけなので、子どもだけでなく大人にも広く人気を集めているゆえんだろう。

また、捕獲画面をうまく使えば、現実世界に自然にポケモンがいるような写真を撮れるので、一風変わった旅の思い出を残すこともできる。「夏休みも仕事だよ!」という人も、画面を通すことで見慣れた通勤風景がいつもと違って見え、新鮮な気分を味わえるはずだ。

見慣れた毎日が新鮮に!

最後に、「歩きスマホ」や「ながらスマホ」をしない、夜遅くに一人で出歩かない、ジムエリアで仲間と遊ぶ際には騒音に気を付けたり、ゴミを持ち帰るなど、マナーやモラルを考えてプレイすることで、ゲームがより楽しくなることを覚えておいてほしい。

この夏は、本作を遊んで色々なところに足を延ばし、現実世界とゲームの世界を行き来して自分だけの「Pokémon GO」の楽しみ方を見つけてみよう!

Pokémon GO

ポケモン

iOSアプリiOS

  • 配信日:2016年7月22日
  • 価格:基本無料

    Pokémon GO

    ポケモン

    AndroidアプリAndroid

    • 配信日:2016年7月22日
    • 価格:基本無料

      ※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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