KONAMIは、同社の野球ゲーム「実況パワフルプロ野球」シリーズの大会「パワプロフェスティバル2016」を開催。その初日である本日8月27日に、PS4版「実況パワフルプロ野球2016」を用いたゲームソフト部門・東京予選を実施した。

目次
  1. 解説者から見た“パワプロ査定”は?
  2. エキシビジョンマッチで内藤氏と小田氏が激突!
  3. パワフェス東京大会ゲームソフト部門準決勝・決勝ステージ
  4. 会場の様子を紹介

「パワプロフェスティバル2016」は、「実況パワフルプロ野球」(以下、パワプロ)シリーズのiOS/Android向けアプリ「実況パワフルプロ野球」とPS4用ソフト「実況パワフルプロ野球2016」の最強プレイヤーを決める大会だ。

2017年1月8日に開かれる決勝大会を前に、3会場で予選大会を実施。その皮切りとなる東京大会が、本日8月27日に開催された。

この日に行われたのは、PS4「実況パワフルプロ野球2016」部門の予選だ。その激闘の模様とともに、現・東京ヤクルトスワローズなどのチームで活躍したギャオス内藤氏や、読売ジャイアンツ、中日ドラゴンズでプレーした小田幸平氏、熱狂的スワローズファンとして知られる声優・松嵜麗さんらが登場したステージや会場の様子をお伝えする。

解説者から見た“パワプロ査定”は?

オープニングトークでは、この東京大会の実況を務めるニッポン放送・清水久嗣氏、解説の内藤氏、そしてゲストに小田氏を迎え、パワプロとプロ野球のトークを展開した。

左から清水久嗣氏、ギャオス内藤氏、小田幸平氏

パワプロシリーズが始まった90年代に現役で活躍していた内藤氏。当時からゲームをたしなむプロ野球選手はいたようだ。もっとも内藤氏は当時移籍が重なり、ゲームどころではなかった様子。一方の小田氏はチームメイトとよく野球ゲームをプレイしていたようで、野球が好きだと再確認できたと語る。

現在は解説者として活躍する2人の目には、パワプロの能力査定はどう映るのだろうか。スワローズの山田哲人選手の能力を見た内藤氏と小田氏は、現実の山田選手が見せる高めの球を引っ張る姿、ホームランバッターらしいバッティングを熱く語り始め、実際のイメージと齟齬がなかったことが伺えた。

一方で大谷翔平選手の能力を見た2人は、コントロールはもっと良いだろうと言及。ここはゲーム以上に進化を続ける大谷選手の凄まじさが際立った形だ。

さて、話題は30試合を切って終盤戦に突入したリアルのプロ野球へ。パ・リーグは日本ハムファイターズが驚異的な追い上げを見せ、福岡ソフトバンクホークスに迫っているが、ホークスはこの競り合いの中で勝っていけばさらに成長するとギャオス氏は語る。

一方のセ・リーグ。前日に中日ドラゴンズ-広島東洋カープ戦を解説した小田氏は、カープの雰囲気がかなり良いとコメント。そして混戦の3位争いは、控えの選手の活躍がポイントになるだろうと注目していた。

エキシビジョンマッチで内藤氏と小田氏が激突!

大会出場者による1回戦が行われている間、内藤氏と小田氏が選抜したチームによるエキシビションマッチが行われた。2人の作ったチームは以下のとおりで、5回までの観戦モードで対決する。

内藤スワローズ 小田ジャイアンツ

内藤スワローズは初回、柳田悠岐選手のソロの内川聖一選手のタイムリーで2点を先制。投げては先発・石川歩投手が150キロを超える速球とドロップカーブ、Hシンカーのコンビネーションでアウトを積み重ね、ノーヒットノーランを達成した。

ここで声優・松嵜麗さんとファミ通攻略wikiのめたる村田さんがステージに登場し、内藤スワローズと対戦することに。村田さんは機動力を重視したオーダーを作成。さらに「実況パワフルプロ野球2016」では下方向の変化球が強いと分析し、落ちるボールを持つ投手を厳選した。

ファミ通マリーンズ 右からめたる村田さん、松嵜麗さん

試合は1点を追う内藤スワローズが、3回表に柳田選手のバックスクリーン最上段に運ぶ2ランでリードを奪うと、4回にも1点を追加。しかしファミ通マリーンズも4回に一三塁のチャンスを作ると、タイムリー二塁打で同点に追いつく。5回裏には2死一二塁とサヨナラのチャンスを作るが、あと1本が出ずに引き分けという結果となった。

パワフェス東京大会ゲームソフト部門準決勝・決勝ステージ

金光宣明さん
金光宣明さん

さて、東京大会はいよいよ準決勝に。ベスト4に進んだのは、マエピーさん(日本ハムファイターズ)、小松菜さん(読売ジャイアンツ)、じゃむ~さん(福岡ソフトバンクホークス)、わたるんさん(東京ヤクルトスワローズ)の4名だ。ここからは、「実況パワフルプロ野球2016」で熱盛宗厚の声を担当する金光宣明さんが登場し、ステージをさらに熱く盛り上げる。

まずは小松菜さん対じゃむ~さんの試合だ。不調の菅野智之投手を先発に立てたジャイアンツだったが、柳田選手のソロでホークスが先制。この虎の子の1点を先発・千賀滉大投手と4回から投入したデニス・サファテ投手のリレーで守り切った。

続いて、オンライン対戦でもよくマッチングされるというわたるんさんとマエピーさんの戦いだ。緊迫した投手戦の中、ファイターズが4回に1点を先制する。この1点を先発・吉川光夫投手が一人のランナーも出さずに守り抜き、完全試合を達成。マエピーさんが決勝にコマを進めた。

じゃむ~さん マエピーさん

マエピーさんとじゃむ~さんの頂上決戦は、ホークス・千賀投手とファイターズ・吉川投手の先発で始まった。それぞれコントロールがE、Dと低めだが、球の荒れ具合もあらかじめ計算しているのか、2人はストライクゾーンギリギリにボールを集めて相手打者を打ち取っていく。

しかし3回表2死一塁、ファイターズの西川選手が千賀投手の失投を逃さず強振、ライトポール際に値千金の先制2ランを叩き込む。5回にはその西川選手のタイムリーで加点。投げては吉川投手が緩急の効いたピッチングでホークス打線を牛耳り、無四球完封勝利を収めた。

この大会で驚かされたのは、トップレベルプレイヤーの守備の堅さだ。アナログスティックを巧みに操り、選手を的確に操作する。また守備シフトの使い分けもうまく、非力な打者なら躊躇なく外野を前進させる。実際に、そのおかげでアウトになったシーンが何度もあった。

今大会は大半の試合が1点差で決した。つまり、ひとつのミスも許されないほどのプレイが求められるのだ。トッププレイヤーのレベルの高さを、存分に見せてくれた大会であった。

会場の様子を紹介

最後に、会場の様子を紹介しよう。会場には、ティーバッティングが体験できるバッティングゲーム、ストラックアウトに挑戦できるピッチングゲームが設置され、オリジナル缶バッジがプレゼントされていた。

また、パワプロくんと一緒に写真が撮れるフォトスポットやPS4「実況パワフルプロ野球2016」の試遊台も用意されていた。明日8月28日には同会場でモバイルゲーム部門も開催されるので、気になる人はぜひダイバーシティ東京に足を運んでみてはいかがだろう。

実況パワフルプロ野球2016

KONAMI

PS4パッケージ

  • 発売日:2016年4月28日
  • 全年齢対象
実況パワフルプロ野球2016

実況パワフルプロ野球2016

KONAMI

PS4ダウンロード

  • 発売日:2016年4月28日
  • 全年齢対象

実況パワフルプロ野球2016

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  • 発売日:2016年4月28日
  • 全年齢対象
実況パワフルプロ野球2016

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  • 発売日:2016年4月28日
  • 全年齢対象

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PSVitaパッケージ

  • 発売日:2016年4月28日
  • 全年齢対象
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  • 発売日:2016年4月28日
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