セガゲームスは、iOS/Android向けアプリ「モンスターギア バースト」のNo.1プレイヤーを決める大会「モンスターギア ブキバッカ王国 ハンター選手権2016 in Summer」を、8月27日に東京・ヒューリックホールで開催した。

目次
  1. 決勝大会は一瞬のミスが命取りに
  2. 最新第9章やスキルの実装、PvPコンテンツなど最新情報が続々

「モンスターギア ブキバッカ王国 ハンター選手権2016 in Summer」は、タイムアタックで勝敗を競う形式の大会で、事前にゲーム内で行われた予選通過者と、会場での当日予選会を通過したプレイヤー全8名が激突する。本大会の特徴は、個人でシングルプレイに挑戦する「テクニカルコース」と、同一ギルドのメンバー4名でマルチプレイに挑戦する「エキスパートコース」の2種類が用意されている点だ。それぞれのコースでまったく違った、緊張感のあるバトルが立て続けに披露された。

大会に解説として登壇したプロデューサーの中村泰良氏も「ついにこの日が来ました」と開催を喜んでいた様子。また「前回大会から比べてさまざまなモンスターが追加されているので、また違った戦いが見られると思います」と期待を込めた。本稿ではまず、「テクニカルコース」「エキスパートコース」それぞれの模様をお伝えしよう。

(左から)萱沼由晴氏、中村泰良氏、MCのみいこさん、コーリーさん

決勝大会は一瞬のミスが命取りに

まず行われた「テクニカルコース」は、大会専用装備の「タイカイ科」ギアを用いて行うタイムアタック制の大会となる。ソロ限定で、助っ人は既定の協会派遣ハンターのみ使用可能だった。そして決勝大会に勝ち進んだのは、伊藤弟ぴヨ@G7、トーイ@G7、蒼Knight猫、シャカ@DMG、伊藤(兄ぴヨ)、もかお、PonMIREI、ジン@0格の8選手だ。

初戦からほぼミスがない戦いが繰り広げられ、プレイスキルにも差が見られない僅差の結果が連発。だからこそ、ほんの些細な判断の違いが勝敗を左右するハイレベルなバトルを楽しめた。また今回の大会で用意されたクエストは、本来であればクリアするのも難しい難易度であるという。しかしクリアタイムを見てみるとどのプレイヤーも5分以内でクリア。調子が良い選手になると2分台でクリアすることもあり、見ているだけでも楽しい大会となった。

それでもプレイする中ではどうしてもミスがつきまとうが、それを感じさせないカバーリングも見事だった。プロジェクトマネージャーの萱沼由晴氏も「ミスをリカバリーするのが非常に難しい。その中で落ち着いて対応したのが素晴らしい」と出場選手のスキルと精神力をほめたたえていた。

決勝戦に勝ち進んだのは、伊藤弟ぴヨ@G7選手ともかお選手の2名。決勝戦では2種類の決勝クエストをプレイし、その合計タイムが短いプレイヤーが勝利となる。これまでよりも集中力を持続させることが勝敗のポイントとなる。先攻のもかお選手は最初のモンスターを速攻で倒すことに成功しアドバンテージを得ると、運も味方につけ敵に攻撃を刺せないまま勝ち進めていく。それを見ていた後攻の伊藤弟ぴヨ@G7選手も、プレッシャーがかかる状況にもかかわらず積極的なプレイを見せ、終始安定感のある戦いを展開した。最終的に伊藤弟ぴヨ@G7選手が合計4分50秒というタイムをたたき出して、優勝をつかみ取った。

続いて行われた「エキスパートコース」は同一ギルドのメンバーによるマルチプレイでクリアタイムを競うコース。プレイヤー各自のゲームデータを使用するため、プレイスキルはもちろん事前の準備、そしてギルド内のコミュニケーションがカギを握る。このコースで勝ち進んだのは、Pon族の館、★0格★、DMG、Gear-Seven;evo、猫パンチ、GF、そして前回大会で優勝したGear-Sevenの7チーム。なお1チームは棄権したため、抽選の結果★0格★が第一戦を不戦勝で勝ち上がることになった。

チームワークが重要になるため先ほどの「テクニカルコース」とは違った盛り上がりを見せた。個人でもくもくとプレイするのではなく、ときには周囲と意見を交換しながら敵と立ち向かう姿に観客席からも大きな歓声が沸き上がっていた。またチームによってはゲームを始める前から作戦を入念に打ち合わせる姿も見受けられ、これも「エキスパートコース」ならではの場面と言えるだろう。

また他が4人で参加している中、たった2人で参加したGFも大会の見どころだった。人数の少なさが影響してか、ゲームではどうしても苦戦を強いられたものの、あきらめずに戦う姿に会場からは温かい拍手が送られていた。

決勝戦まで残ったのはGear-Seven;evoとDMGの2チーム。Gear-Seven;evoには「テクニカルコース」で優勝を果たした伊藤弟ぴヨ@G7選手が所属しており、対するDMGは前回優勝チームのGear-Sevenを倒しての決勝進出。確かな実力を持ったチーム同士の争いとなった。先攻のGear-Seven;evoは落ち着いた立ち上がりを見せると、攻撃も美しく決まり敵を追い詰めていく。連携も完璧で、押し切るときは全員で押し切る様子は圧巻の一言。

対する後攻のDMGも連携は完璧で、メンバーそれぞれが役割をこなしていく。大会までのどれだけの練習をしてきたかが分かる戦いぶりだった。どちらが勝利したか分からない決勝戦だったが、結果は僅差でDMGが優勝を決める形に。プロデューサーの中村氏も「できる力を出し切った戦いになったと思います。非常にいいものを見せてもらって、開発者冥利に尽きます」と決勝戦を見届けた喜びを語っていた。

最新第9章やスキルの実装、PvPコンテンツなど最新情報が続々

大会の終了後には、9月下旬から10月上旬のタイミングで実装されるアップデートコンテンツも発表された。まずブキバッカ王国内を冒険する通常クエストに第9章が登場。9章では各章に出現するモンスターのギアが登場するガチャ遺跡に、新たなギアが実装予定だという。会場のスクリーンでは新たなモンスターと思われるシルエットも公開され、会場を沸かせた。

またギルド攻城戦で使用するモンスターにスキルを覚えさせることが可能になる。スキルの実装によりモンスターのカスタマイズが実現、戦略の幅も今まで以上に広がるだろう。そしてギアを強化するために必要なアイテム「オーブ」も大幅なパワーアップを果たす。これと同時にオーブを作るために必要なオーブレシピのドロップ率も向上。以前と比べて、ギアの強化自体が楽になる。

アップデートはこれだけにとどまらず、現在進化できないギアたちに続々と進化形態が追加される。さらにプレイヤーが最上階を目指していくコンテンツ「英雄の塔」も登場するとのこと。そのほか、顔合わせボーナスの追加やクエストクリア後のリトライ機能、プレゼントボックスのUI改修など細かな調整も同じタイミングで行われる。

9月下旬から10月上旬のタイミングからは外れるものの、最強ハンターを決めるためのPvPコンテンツ「ハンター競技会」が現在鋭意制作中であることも明らかに。「ハンター競技会」の詳しい対決方法は検討中の段階とのことだが、プレイヤー個人間でのバトルが楽しめるコンテンツになりそうだ。また第3回「BHC」の開催も検討中であることが明かされると、会場からは大きな拍手が巻き起こる。

そして当日に行われた「ブキバッカ王国ハンター選手権2016 in Summer」に合わせた「大会お疲れ様イベント・キャンペーン」も多く発表された。まず8月27日、28日の2日間限定でそれぞれ1度しか挑戦できない8種類のクエストが登場する。各クエストには超レジェンドギアのモンスターが登場し、クリアすることでさまざまな報酬が入手できる。

同期間中には8回だけ挑戦できる特別なガチャも実装。挑戦するごとに特典が手に入るだけでなく、2、4、6回目には本大会に登場した★5オーブのいずれか1つがランダムでもうらうことができる「覇王オーブの原石」、8回目には「エキスパート」コースで優勝したDMGのメンバーいずれかのギアセットをランダム錬金できる「覇王ギアセットの原石」を獲得できる。

公式Twitterでは現在、優勝したチームの写真付きツイートが公開中。これをリツイートした人の中から抽選でアイテムをプレゼントするリツイートイベントも開催されている。プレゼントのアイテムにはプレミアムチケット2016枚や2016万ゴールド、ハンターメダル2016枚など豪華なラインナップとなっている。この機会に挑戦してみるのもいいだろう。

モンスターギア バーサス

マイティゲームス

iOSアプリiOS

  • 配信日:2015年5月14日
  • 価格:基本無料

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