千葉・幕張メッセにて9月15日より開催中の「東京ゲームショウ2016」。ここでは完美世界(パーフェクトワールド)ブースで9月17日に行われたスマートフォン向けタイトル「真・三國無双 激闘版」プレスイベントをレポートする。

本作は、中国・香港・マカオ・台湾での配信を予定している「真・三國無双6」をベースに開発された格闘ゲームだ(日本でのサービスは未定)。40人以上の武将が登場し、美しいグラフィックの再現だけでなくアクションも新規に制作。武将の育成、専用武器の収集、大陸統一の新たな可能性が垣間見えるシナリオ、世界ランキングに加え、騎馬戦で繰り広げる“一騎当千”も楽しめる。

ステージにはコーエーテクモゲームス・プロデューサーの鈴木亮浩氏、完美世界・プロデューサーの楊岑氏が登壇。「真・三國無双」シリーズが大好きで、初めてプレイステーション2で遊んだゲームは「真・三國無双2」という楊氏。開発チームにもたくさんのファンがおり、スマートフォンでどのように魅力を引き出すか、ゲームのタイプを決めるのに苦労したという。そしてスマートフォンのゲームはアーケードゲームに似ていると感じ、格闘ゲームに決定。コーエーテクモゲームス監修のもと「真・三國無双」のキャラクターの再現度を高め、アニメーションも新規作成している。

鈴木氏&楊氏のプロデューサー対決!来場者同士のバトルも

さっそく鈴木氏と楊氏による「真・三國無双 激闘版」での直接対決が行われる。鈴木氏は趙雲・貂蝉・夏候惇、楊氏は趙雲・孫策・孫堅を選択し、バトルがスタート。

画面内には操作キャラクターのほか控え武将と体力ゲージが表示され、画面右に通常攻撃、武将ごとに用意された3種の特殊攻撃、無双乱舞、操作武将切り替えボタンを用意。画面下に無双ゲージがあり、キャラクターの後方タップで回避、長押しホールドで防御となる。武将のチェンジも好きなタイミングで行えるため、場合によっては敵の必殺技を回避するといった手段にも使える。あまりアクションが得意でないユーザーでも簡単な操作で手軽にコンボを決められるのが魅力だ。

5分間の制限時間の中で接戦を繰り広げた両氏だが、見事に鈴木氏が勝利を飾る。実は中国のゲームイベント「ChinaJoy(チャイナジョイ)2016」での対戦時は鈴木氏が負けてしまったそうで、リベンジを果たしたと満足そうな様子をみせていた。

続いて、来場したユーザー同士での対戦も実施。両氏がアドバイスを送りつつ応援し、貂蝉のもつ回復技を上手く活用するなど白熱したバトルを繰り広げる。鈴木氏も、誰が遊んでも上手くコンボが繋がり、それでいて奥深い仕上がりになっているとコメント。キャラクターによっては遠距離攻撃も備えており、相手に合わせてキャラクターを変えるなど戦略的な戦いも楽しめそうだ。

さらに「長坂戦いで大軍の中を駆け抜けた武将は?」「赤壁の戦いで失敗したのはどの勢力か?」「本作のリアルタイム対決のタイムリミットは何分か?」と歴史やゲームに関するクイズコーナーも実施し、参加者すべてにプレゼントが贈られた。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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