東京ゲームショウ2016のフライハイワークスブースでPS4用ダウンロードタイトル「マルディタカスティーラEX-ドン・ラミロと呪われた大地-」をプレイしてきたため、プレイインプレッションをお送りします。

ニンテンドー3DSを中心にダウンロードタイトルをリリースし続けているフライハイワークスのブースで、懐かしい雰囲気を持ったPS4タイトルを発見しました。

中世をイメージさせるタイトル画面。メインビジュアルを見るとどことなくドラキュラ的なテイストが見えないこともありません。

操作方法を見ると、方向ボタンか左スティックで移動やしゃがみ、○ボタンか□ボタンで攻撃、△ボタンか×ボタンでジャンプという簡単操作。○ボタンと×ボタン、もしくは×ボタンと□ボタンに指を配置しておけばいいというところはどことなく懐かしさを感じさせてくれます。やはり左手も左スティックよりも方向キーですかね。

詳細はわかりませんが、とにかく王様の命を受けた騎士たちが早速行動を起こしたことはわかります。これから向かう数々のステージがこのマップに集約されているのでしょうか。とても期待を煽られます。

馬車の荷台に乗って移動していると、突如一人だけ降りてしまい、ここから冒険が始まります。

左手で移動の操作をして、右手でジャンプと攻撃をする、典型的な横スクロールアクションゲーム。画面上方を見ると、二つの枠があり、左側にはナイフのビジュアルが見えます。攻撃ボタンを押すとナイフを投げているので、左側には現在の武器が表示されているようですね。右側には何が表示されるのでしょうか。

最初に現れるのはゾンビ。プレイヤー自身は鎧を着た騎士。いや、何も申しますまい。ゾンビは立った状態で近づいてくるタイプと、這った状態で近づいてくるタイプの2種類。立った状態のゾンビは普通に攻撃をすると武器が当たりますが、這ったゾンビはしゃがみ状態で攻撃をしないと武器が当たらないので、ちょっとだけ攻撃が複雑。いや、そんなに複雑じゃないのですが、突っ込むように進みながらひたすら攻撃をするような単調なプレイスタイルではすぐにやられてしまいますので注意。

ちなみに敵にぶつかってダメージを喰らっても鎧はなくなりません。裸にもなりません。画面左上のスコアの下にハートマークがあるのが分かりますでしょうか。ダメージを喰らうとこのハートが1つ減り、ハートがなくなると騎士を1人失います。

宝箱は武器で攻撃すると中身をゲットできます。ときには宝箱の中に武器が入っていることがあるので……。

ナイフを取ると画面左上のアイテム欄に3つのナイフが表示されました。ナイフで攻撃してみると3方向にナイフが発射されます。武器によって攻撃バリエーションが変わっていくような作りですね。宝箱の中身は固定じゃないようなので、同じステージでも違った武器を楽しめることもあるようです。まぁ、この辺りは運ですかね。

1つのステージはいくつかのエリアに分かれていて、各エリアの端まで行くと、次のエリアに進んでいきます。エリアごとに背景が変わり、出てくる敵も変わってきます。

首吊りのような陰惨なビジュアルが現れますが、コミカルに感じてしまうのは気のせいでしょうか?

画面上方のアイテム枠、右側には盾が入りました。防御系、補助系のアイテムが右側の枠に入るようですね。最終エリアに到達するとボスが登場。盾を構えてこちらの攻撃をかわし続けるのかと思えば、いきなり剣を振ると、うねったモノが地面を這って襲ってきます。

ボスが剣を振るタイミングでこちらの武器を当て、ボスの攻撃をジャンプでかわすという攻略スタイル。ボスの体力は画面下方にあるハートで表されていて、結構な量の体力なので、ごり押しではこちらがやられてしまいます。こういう一点攻略スタイルは懐かしいですね。懐かし過ぎます。そして、難し過ぎないのが今風でよいです。

ボスを倒すと天使が宝箱を持ってきてくれて、画面右には出口が開いています。

次のエリアに到着すると、肉肉しいヤツが上のフロアにいました。この肉肉しい敵の下に行くと全力で下に武器を落としてきます。サイドに回ると突っ込んできます。上に向かって全力で攻撃をするか、サイドに回って全力で攻撃する。とにかく敵に突っ込まれないでどこまで頑張れるか。もしくは、どこで諦めて一歩引くか。

鎖を掴んで上り下りしたり、鎖でぶら下がった足場を渡ったりと、このステージに入ってからアクションの要素が増えてきたような気がします。

でも、ここの首吊りもどこかコミカルに見えてしまいます。

そして、ボス戦。ニョロっとしたヤツが上空を左右に動きながら3つ、もしくは4つの炎を吐いて攻撃してきます。炎の落下ポイントは見ているとわかるため、炎に当たらない場所に移動して避けながら、ボスの顔をめがけて攻撃していきます。

といった感じで、ビジュアル的にもアクション的にも懐かしさを感じながらプレイできる「マルディタカスティーラEX-ドン・ラミロと呪われた大地-」を満喫しました。今回プレイできた範囲で言うと、やはりどこか80年代のゲームを彷彿とするシーンがあるな、と感じてしまうところはあるものの、アクションとしてのわかりやすさや遊びやすさも考慮されていて、攻略欲を刺激するよいアクションゲームだと実感しました。

2016年中には配信開始されるようなので、もうしばらく期待しながら待ちましょう。

マルディタカスティーラEX-ドン・ラミロと呪われた大地-
フライハイワークス PS4 ダウンロード
発売日:2016年冬 価格:未定

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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