下村陽子氏と2083は、「YokOShimomura Birthday Piano Concert“pianistique”」を、2016年10月9日にトッパンホールにて開催する。
「キングダム ハーツ」シリーズや「聖剣伝説 LEGEND OF MANA」、また2016年11月29日に発売が予定されている「FINAL FANTASY XV」などさまざまなゲーム音楽の作曲を担当している作曲家の下村陽子氏のバースデーピアノコンサートが開催。
下村氏本人選りすぐりの個性的な5名のピアニスト(中山博之氏、岸田勇気氏、森下唯氏、谷岡久美氏、Ivan Linn氏)が、下村氏の人気楽曲から本公演で初演となる楽曲まで、新旧さまざまな楽曲を演奏する。
※ピアニストの演奏は一人ずつのソロとなります。
個性溢れる5名のピアニストの演奏を最高の音響で
本公演は国内でも指折りの音響を誇る「トッパンホール」でのコンサートとなります。スタインウェイのフルコンサートモデル「D-274」とともに5名のピアニストそれぞれの魅力を存分に楽しむことができます。
(以下、オフィシャルサイトより)
トッパンホールには、クラシック音楽を楽しむための理想的な環境があります。一歩ホールに足を踏み入れれば、その静けさにきっと驚かれるに違いありません。ホール全体を「浮き構造」にすることで都市のさまざまな騒音や振動を遮断し、静謐を湛えた神聖な空間を実現しました。また、コンサートホールにふさわしい特性を持つ花梨、樺桜、檜等の構造材の組み合わせにより、演奏しやすく、聴きやすい理想の音響性能を備えた、まさに「音の聖域」を実現しています。
開催期間
2016年10月9日(日)
開場:13時00分
開演:13時30分
終演予定:15時30分
会場
トッパンホール
〒112-0005 東京都文京区水道 1-3-3
江戸川橋駅:東京メトロ有楽町線(4番出口)より徒歩約8分
後楽園駅:東京メトロ丸ノ内線、南北線(1番出口)より徒歩約10分
飯田橋駅:JR 総武線(東口)、東京メトロ有楽町線、東西線、南北線、都営地下鉄大江戸線(B1出口)より徒歩約13分
チケット
SS席:6,800円(税込)
S席:5,800円(税込)
A席:4,800円(税込)
※SS席の方は終演後「ミート&グリーティング(下村陽子本人のサイン会)」に参加できます。
※車いすでお越しの方はチケット購入後、2083WEBのお問い合わせ窓口(http://www.2083.jp/contact/)までご連絡ください。
イープラスにて一般販売
2016年9月24日(土)12時~
http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002203578P0050001P006001P0030001
出演
下村 陽子(作曲・MC)
中山 博之(ピアノ)
岸田 勇気(ピアノ)
森下 唯(ピアノ)
谷岡 久美(ピアノ)
Ivan Linn(ピアノ)
「YokOShimomura Birthday Concert“pianistique”」公式サイト
http://www.2083.jp/pianistique/
主催・企画:下村陽子、2083
制作:2083
プロフィール
作曲・MC:下村 陽子 YokOShimomura
大阪音楽大学短期大学部音楽科器楽専攻(ピアノ)卒。カプコン、スクウェア(現・株式会社スクウェア・エニックス)を経て、現在フリーランスの作曲家として活躍中。
打ち込み系のリズミカルなサウンドから、大編成のクラシカルなオーケストラ曲まで、幅広いジャンルをこなす。その中でも特に、メロディアスで切ない曲、激しくドラマティックな曲に定評がある。また、最近では作曲のみならず、作詞も手がけている。
主な作品
「ストリートファイターII」(ゲーム)、「LIVE A LIVE」(ゲーム)、「スーパーマリオ RPG」(ゲーム)、「聖剣伝説 LEGEND OF MANA」(ゲーム)、「マリオ&ルイージ RPG」シリーズ(ゲーム)、「キングダム ハーツ」シリーズ(ゲーム)、「極上生徒会」(TVアニメーション)、「murmur」(Vocalist 茶太とのコラボレーションアルバム)、など。
最近の活動状況
2013年3月に「KINGDOM HEARTS -HD 1.5 ReMIX-」(SONY PS3用ゲーム)、同年7月に「マリオ&ルイージ RPG4 ドリームアドベンチャー」(Nintendo 3DS用ゲーム)と、担当の2作品が発売された。
同年8月の「PRESS START」(オーケストラによるゲーム音楽コンサート)では、歴代の演奏曲から「ゼノブレイド」「聖剣伝説 -LEGEND OF MANA-」と、作曲を担当した2作品の楽曲が、ファン投票により10位内に選ばれ演奏された。
2014年2月に初の単独ライブ「下村陽子 25th Anniversary LIVE -THANKS!-」を東京FMホールにて開催。2回の追加公演を含む全3公演のチケットは即日完売し、好評を博した。また、2014年3月には、スクウェア・エニックス社よりベストアルバム第二弾「memória!」が発売された。
今後は、「ファイナルファンタジー XV」「キングダム ハーツ 3」などの大型ゲームの楽曲制作をはじめ、劇判、アーティストへの楽曲提供など、幅広い分野での活動が予定されている。
ピアノ:中山 博之 Hiroyuki Nakayama
東京芸術大学作曲科卒業。在学中に作曲した「オーケストラの為の'Salto'」が芸大フィルハーモニアによって演奏された。そのほか熱海市への曲の献呈や、シリア国への曲の寄贈、創作ミュージカル「竹取物語」等がある。
編曲では、読売交響楽団による「シネマ・ミーツ・シンフォニー~交響楽団でよみがえる名作」「読売日響グランドコンサート featuring スーザン・ボイル in 武道館」、チェコフィルムオケによるドボルザークホールでのオーケストラアレンジや、川崎市創立80周年に作られた「川崎のねいろ」の補作・合唱アレンジ、TVゲーム・アニメの分野でも制作・編曲活動をする。
主な編曲
Xbox 360「ブルードラゴン」「ロスト・オデッセイ」、ニンテンドーDS「ファイナルファンタジーオープニング」「グインサーガ」「ピアンコン」「キングダムハーツ・ピアノコレクションズ」「ファイナルファンタジーPIANO OPERA I II III、IV V VI」等。
ピアニストとしても数多くの演奏会に出演。日本フィルハーモニーとの共演や、映画・TVコマーシャル音楽のピアノ演奏レコーディング、浅田真央さんのフィギュアスケートの際に使用した「カプリース」、NHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」の演奏等、活動は多岐にわたる。
ポーランド大使館でのショパン作品の演奏、2010年ショパン生誕200年にNHKカルチャー主催のワルシャワ交流祭ツアーに参加、ワルシャワ・パリにてショパンを演奏し喝采を浴びる。2012年にはスペインのマヨルカ島、スイスツアーを開催。現在NHKカルチャー講師。
ピアノ:岸田 勇気 Yuki Kishida
1988年2月29日生まれ 大阪府大阪市出身。幼少よりピアノ、エレクトーン、ソルフェージュを学ぶ。
2006年、東京芸術 大学音楽学部器楽科ピアノ専攻に入学。後、クラシック以外の音楽に興味を持ち出し2009年頃から本格的な演奏、制作活動を開始。さまざまなアーティストとのセッション、サポート、レコーディング、舞台等で活動する。
その後、大学を休学し、渡米。ボストンを中心に多数のバンド、レコーディングプロジェクトの参加、ゴスペルチャーチでの毎週の演奏等で活動する。
帰国後、東京芸術大学を卒業。ライブ活動、楽曲提供、さまざまなアーティストのサポート演奏やレコーディング、ドラマやアニメ・ゲームの劇判の作編曲、等で活動する。ロックバンド「INKT」のキーボーディストとしての活動や個人でのジャズピアニストとしての活動、2015年8月に行われたゲーム音楽クラシックコンサート「トラベリングオーガスト 2015 東京オペラシティホール」での音楽総監督を勤めるなど、ジャンルは多岐に渡る。
ピアノ:森下 唯 Yui Morishita
筑波大学附属駒場中・高等学校を経て東京芸術大学卒業、同大学大学院修了。2004年、第2回東京音楽コンクール第2位。2006年、東京芸術大学大学院修了の際、演奏優秀者によるベーゼンドルファー・ジョイントリサイタル(浜離宮朝日ホール)に選ばれた。
東京文化会館小ホール等でのリサイタルのほか、オーケストラとの共演、リート伴奏、室内楽などの分野で活動し、スタジオ・ミュージシャンとしても映画「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV」ほか多くのレコーディングに参加。
演奏以外にも、映像作品への楽曲提供や文筆など幅広く手がけている。作曲家アルカンの紹介には特に力を入れており、アルカン生誕 200年となる2013年から継続的にオール・アルカン・リサイタルを行う。2015年10月にはアルカン作品を集めたCD「アルカン ピアノ・コレクション 1<交響曲>」(ALMRECORDS)をリリース、「レコード芸術」特選盤となるなど高く評価された。
調布音楽祭アソシエイト・プロデューサー。2015年より東京藝術大学非常勤講師(指揮科演奏研究員)。動画サイトを中心とした活動においては「ピアニート公爵」名義でも知られ、2011年にリリースしたCD「Singularity~特異点」はAmazon クラシック部門の売り上げランキングで1位を獲得している。ピアノを竹尾聆子、辛島輝治、東誠三の各氏に、リート伴奏をコンラート・リヒター氏に師事。
ピアノ:谷岡 久美 Kumi Tanioka
1998年にスクウェア(現スクウェア・エニックス)に入社、以来ゲーム音楽作曲家として「ファイナル・ファンタジー11」や「ファイナルファンタジー・クリスタル・クロニクル」シリーズ等数々の作品を担当。同社を退社後、2010年からはフリーランスとして活動をスタート。ゲーム音楽制作にも意欲的に取り組みながら、知育アプリのBGMや舞台音楽、アーティストへの楽曲提供など、幅広い分野で活動している。
また近年はピアノ演奏にも力を入れ、アーティストとのライブ活動やピアノアレンジ等も精力的に行っている。昨年にはオリジナルピアノアルバム「Sky's The Limit」を初リリース。
ピアノ:Ivan Linn
Ivan Linn is a composer, pianist, producer, and is production executive of Goldstones Studios. His recent work as a film composer, The Tenants Downstairs(2016)- one of the most anticipated films in Asia, was released theatrically in August, 2016.Ivan also involved in music production of video game, including notable Final Fantasy series and Kingdom Hearts.
Prior to Goldstones, Ivan managed the Video Game Orchestra, a philharmonic of symphonic rock fusion based in Boston, MA. The group successfully brought a brand-new music genre to theater and concert hall. Ivan later introduced the orchestra in Asia in 2012 and toured with the group. That concert production was commercially and critically acclaimed, in which it featured music of Metal Gear Solid, Street Fighter, God of War, and Halo.
Ivan is an accomplished musician. He received a gold medal at the International Edvard Grieg Piano Competition in Oslo and was invited by UNESCO to be featured at the Festival international de la diversité culturelle in Paris as a concert pianist. He recorded for Lightning Returns:Final Fantasy XIII and Final Fantasy XV - Episode Duscae -, which came out worldwide in 2015.