KADOKAWAが提供しているiOS/Android向けアプリ「感染×少女」。同作のプレイレポートをお届けします。
外界と隔絶した人工島にて、生き残るために「ゾンビ」と戦う少女たちを描いたブラウザゲーム「感染×少女」。世界観はそのままに、キャラクターとシナリオを一新してKADOKAWAが今年の8月にリリースしたのが、このiOS/Android向けアプリ「感染×少女」になります。
ゾンビだらけの危険度MAXな世界で、たくましく生きる美少女たちと、たった1人の男性の生き残りである主人公。記憶をなくした主人公が見た、美少女たちの凄惨な「日常」とは――？ この記事では、そんな「感染×少女」のストーリーとシステムを紹介します。
追い込まれるほど強大な力を発揮する！感染した少女たちの圧倒的パワー
「感染が力になる」。ここでは、本作の世界観とリンクした、オリジナリティーあふれる戦闘システムを解説します。
App StoreやGoogle Playの紹介文に書かれた「アドベンチャーRPG」の名が示すように、本作はアドベンチャーゲーム風の画面で物語が進み、敵（ゾンビ）と遭遇するとバトル画面に切り替わります。
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本作のバトルは基本的に自動で進みます。「バトル開始」をタップすると、味方がオート操作で行動します。
ここからが、ゲームのキモとなる「感染」要素です。本作では、敵から攻撃を受けると、ダメージとは別に「感染度」が上昇します。画面下に表示される女の子のグラフィックで、緑色のバーが「残り体力」、イラストの赤い部分が「感染度」を表します。
「感染度」が上昇すると、「感染スキル」という必殺技を繰り出せるようになります。感染スキルは3種類あり、「st1～st3」で表現される感染度の高さが使用条件になっています。
感染度が最高になり、赤い部分が女の子のグラフィックを覆い尽くすと、女の子が「発症」します。発症した女の子は敵として襲いかかってきて、倒すまで元のバトルに復帰できません。なお、発症した少女を倒して元に戻しても、戦闘不能となってしまい、回復するまでバトルに参加できなくなってしまいます。
感染度は、感染スキルを繰り出すことで一気に0にできます。感染度が高いほど威力のある感染スキルが使えますが、その分、発症のリスクが高まります。リスクとメリットを天秤にかけ、感染スキルの使用タイミングを見極めるのが、本作の醍醐味の1つです。
引き込まれるシナリオと魅力あふれるキャラクターに注目！
システムと並ぶ本作の大きな魅力が、気鋭のクリエイター「囚人」氏のシナリオです。物語はプレイヤーである主人公が、2人の少女に助けられるところからスタートします。
突如として発生した、感染力の強い「ゾンビ化ウィルス」。拡散を防ぐため、主人公たちのいる「渚輪ニュータウン」は封鎖され、生存者は外界からの助けもなく、その日を生き抜いています。
ゾンビ化をまぬがれたのは、若き少女たちばかりです。なぜか、一定年齢未満の少女たちだけが、ウィルスに感染せずに済みました。
生き残った少女たちは、自衛や生活物資の確保のためにグループを作っています。主人公を助けた樽神名アドが率いる「ポートラル」も、そんな生存組合の1つです。
行く当てのない主人公は、ポートラルに身を寄せます。女性だらけの世界で、唯一の生き残りである男性。それがどんな意味を持つのか、そして主人公と少女たちの運命は……？
主人公が序盤で会う、主要キャラクターの一部をご紹介します。
樽神名（たるみな）アド
「ポートラル」のリーダー。主人公を最初に見つけた女の子の1人。底抜けに陽気で自由奔放な発言を繰り返すが、その裏に冷静さと緻密な計算を秘めている。
来栖崎（くるすざき）ひさぎ
主人公を見つけたもう1人の女の子。「ポートラル」で一番の戦闘力を誇り、足も異様なまでに早い。毒舌家で協調性は低いが、その実力で周囲から頼られている。
百喰（もぐ）恵
「ポートラル」の副官。生真面目な性格で、常に組織の安全を考えて動く官僚タイプ。得体の知れない主人公の受け入れを反対している。
三静寂（みしじま）礼音（あやね）
ロシア人の血を引く金髪碧眼の美女。近寄りがたい雰囲気を持つが、中身は「ポートラル」で数少ない常識人。右も左も分からない主人公に、この世界のことを教えてくれる。
ここからは、そんな殺伐とした世界観とマッチした、「DNA」と「武器防具生成」というキャラクターの強化システムをご紹介します。
DNAはキャラクターに装備させると、能力が上昇したり、特殊能力が身についたりします。DNAはおもにキャラクターから抽出すると手に入り、DNA同士を融合させることでパワーアップします。
社会秩序が崩壊し、店などがないこの世界では、道具もまた手作りです。ゾンビと戦うための武器、防具は、バトルで手に入れたものをそのまま装備するほか、素材を組み合わせて改造もできます。
感染の恐怖と戦いながら、DNAや武器・防具を手に入れ、謎の真相に迫る。テンポよく展開するシナリオと、基本オートでサクサク進む戦闘システムのおかげで、ゲームにぐいぐい引き込まれます。魅力あふれる女の子たちとの、ゾンビがあふれる町でのサバイバルライフを、あなたも始めてみませんか？
(C)KADOKAWA CORPORATION 2016
(C)2016 Gamania Digital Entertainment Co., Ltd.
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