2016年9月30日に池袋サンシャインシティ噴水広場にて開催された、PCブラウザ向けゲーム「輪華ネーション」のリアルイベント「第0回 りんかねファンMTG」の模様をお届けする。

2016年秋にサービスが予定されているPCブラウザ向けゲーム「輪華ネーション」。偉人の生まれ変わりとの学園生活が、箱庭やバトル要素を交えつつ楽しめるドラマチックシミュレーションだ。

本日行われた「第0回 りんかねファンMTG」は、主題歌のミニライブや、声優陣によるトーク、そしてオリジナル舞台が2部構成の大ボリュームで展開。サービス開始を前に世界観が溢れ出るイベントの模様をお届けする。

ハシモトP氏
ハシモトP氏

冒頭、「輪華ネーション」ゲームプロデューサーのハシモトP氏が登場し本作の魅力や楽しみ方を解説。輪廻転生をテーマとした本作では、「歴史上の偉人たちが現代に転生したらどうなるのか」がドラマチックに描かれているという。

また音楽家や発明家など、世界中のさまざまな偉人が転生者「リンネ」として登場。実際の偉人の個性が生かされた設定や、Live2Dが可能にする表情豊かなアクションによって、彼らとのリアルなコミュニケーションが楽しめる。

プレイヤーは研究生として彼らと共に学園生活を送るが、ゲームの大きな柱となるのが育成と箱庭要素を兼ねたシステム「サロン」だ。サロンではハウジングやアイテムの生成、他のユーザーとの交流が可能。さらに敷地を広げてアイテムで装飾することで、自分だけのサロンが作れる。

また「危険区域」と呼ばれる廃墟の探索では、人類の敵「エフ」とのバトルも。基本はオート機能のお手軽バトルだが、マニュアル操作で戦略バトルを行うことも可能だ。

スマートフォンでは、ログインやGPSを使用したチェックインで、キャラクター別のシナリオを見ることができる。このシナリオはかなりの数が用意されており、他のユーザーとのトレードも可能とのことだ。

SDキャラになったリンネの着せ替えも楽しめる スマートフォンではシナリオの収集が可能
HARUCAさん
HARUCAさん

ミニライブのコーナーでは本作の主題歌をHARUCAさんが熱唱。高音が綺麗にのびる透き通った声が耳に心地よく、間奏ではエレキヴァイオリンも演奏する多才ぶりを披露した。

歌詞もゲームにリンクしており、あっという間に「輪華ネーション」の世界観に引き込まれてしまった。

アニメソングやゲームの曲を歌うのが夢だったというHARUCAさんは、主題歌に抜擢された時は驚きすぎて理解が追いつかなかったが、世界観を曲に込めることに集中したと語っていた。

オリジナル舞台「輪華ネーション〜はじまりの章〜」を演じたのは、吉田松陰役の山田ジェームス武さん、ニコラ・テスラ役の荒牧慶彦さん、ヨハネス・フェルメール役の染谷俊之さんだ。

染谷俊之さん 山田ジェームス武さん 荒牧慶彦さん

トリプル主演となるこの舞台は、ゲームの序盤の展開になぞらえたコミカルな学園生活や、迫力あるバトルシーン、そして「2度目の生」を生きるリンネたちの気持ちのぶつかり合いと成長が描かれており、ゲーム本編への期待が高まる内容だった。

通常であればゲームのリリース以降に行われることが多い舞台展開。ハシモト氏はシナリオを作り上げる中で世界観やキャラクターが深掘りされ、ゲーム以外の表現の必要性を感じたという。サービス開始後は、まずゲームとして良いコンテンツを作ることに注力し、そこからさまざまな形で作品の幅を拡げたいと語り第1部を締めくくった。

再び登場したHARUCAさんの歌声で幕を開けた第2部では、吉田松陰役の生田鷹司さん、ニコラ・テスラ役の武内駿輔さん、ヨハネス・フェルメール役の八代拓さんと、ハシモトP氏が「輪華ネーション」に関するトークを展開した。

最初にキャラクターを演じての感想を聞かれた生田さんは、吉田松陰の資料を読み、低身長気味な所にまず親近感を感じたと会場の笑いを誘った。

また松蔭は熱血漢で面倒見が良いタイプだが、研究生(プレイヤー)にデレる一面もあるという。ツンデレ好きの生田さんは“自分が女性だったら惚れてしまう”キャラを心がけたと語った。

生田鷹司さん

高校1年生のキャラクターを演じるにあたって、少年らしい高い声を絞り出すのに苦戦したと振り返ったのは武内さん。年の割に落ち着いていて真面目、それ故にいじられる点にニコラとの共通点を感じると苦笑いを浮かべていた。

武内駿輔さん

八代さんは、さわやかな王子様キャラのフェルメールとの共通点に「ほぼ自分」と即答。

収録時のエピソードを尋ねられた際には、「現代に転生した偉人の話し方を、意見交換しながら模索するのが楽しかった」と語った武内さんに対し、「収録後のチョコレートケーキが美味しかった」と熱弁。達成感を共有できる現場だったことに感動したという、八代さんの直感的で芸術肌な一面が感じられた。

八代拓さん

そのほかにも「リンネと一緒にしたいこと・してほしいこと」のお題には、生田さんは「野球をして意外な一面を見たい」、武内さんは「クラシック音楽を作曲者本人の指揮で聞く」、八代さんは「死後評価された人に、偉人になっていることを伝えたい」と回答。

さらに自身の前世と来世については、生田さんは「前世は蝿、来世は犬」、武内さんは「前世はアザラシ、来世は芸術を人に届けられる人間」、八代さんは「前世はごぼう、来世はダイコン」と、3人それぞれの個性で最後まで会場を笑わせていた。

最後に、「輪華ネーション」のクローズドβテストがPCブラウザで10月20日より実施されることや、AGFへの出展、生田さんの出演などが発表。ハシモトP氏、声優陣の「『第1回 りんかねファンMTG』の実現を願って、今後の展開に注目してほしい」という、サービス開始に向けた熱いメッセージでイベントは幕を閉じた。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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