ドワンゴが2017年2月11日、12日に開催を予定している「闘会議2017」。本イベントの開催概要や各ブースの企画内容が明らかとなった発表会が、11月10日に六本木・ニコファーレにて実施された。

目次
  1. 今年はスペースが増加!「ジャパンアミューズメントエキスポ 2017」と共同開催
  2. 来場者全員でチーム対抗戦を実施!新たな企画が盛りだくさん
  3. 「闘会議 2017」にてニンテンドースイッチの先行体験が実施!

「闘会議2017」は、2017年2月11日・12日に千葉・幕張メッセにて開催される。ニコニコ動画等で活躍する人気実況者や、各ゲーム大会で活躍する有名プレイヤーたちが集結し、ユーザーも一緒になってイベントを盛り上げていく、ゲーム実況とゲーム大会の祭典だ。本発表会では、協賛会社、出展ゲームタイトル、各ブースで行われる企画などが発表された。

今年はスペースが増加!「ジャパンアミューズメントエキスポ 2017」と共同開催

本発表会では、ドワンゴの夏野剛氏、中野真氏、奥井晶久氏が登壇、司会進行役を務めた。今年も例年通り千葉・幕張メッセにて開催される「闘会議2017」だが、今回は「ジャパンアミューズメントエキスポ 2017(以下、JAEPO 2017)」との合同開催ということもありスペースが拡大、1から8ホールまですべて使用される。

左から、夏野剛氏、奥井晶久氏、中野真氏

続く協賛企業の発表では、特別協賛企業である任天堂を皮切りに、パートナー企業としてXFLAG、セガゲームス、エイチーム、スクウェア・エニックス、バンダイナムコエンターテインメント、ユービーアイソフト、ヤマハミュージックジャパン、レベルファイブが名を連ねた。

来場者全員でチーム対抗戦を実施!新たな企画が盛りだくさん

企画発表パートでは、新たな試みとして「闘会議2017チーム対抗戦」が発表された。本企画では、来場者全員が自動的に赤と青の2チームに分別される。各ブースで行われるゲーム体験や大会などの結果に応じて、それぞれのチームにポイントが加算。その合計ポイントで勝敗が決定される。本企画はネット視聴者の参加も可能となっており、来場者と一緒に楽しめる、まさに“大運動会”といった内容になっている。なお、チーム対抗戦は両日開催され、勝敗については各日のイベント終了時に発表されるとのことだ。

ここで、夏野氏は新たなアイデアとして「物販も採点項目に入れよう」と提案。続けて「買えば買うほど強くなる!これで黒字だ!」と会場を煽り、大きな笑いと拍手が巻き起こっていた。

続く新企画は「ウデ自慢エリア」。こちらは、さまざまなゲームで来場者同士が勝負を行うというもので、ルールも各ゲームのものに則って対決が行われる。勝ったものはその場に残り、負けたものは去るという勝ち抜き戦で、既定の回数連勝すると殿堂入りする。見事殿堂入りを果たした猛者は会期終了まで讃えられるとのことだ。なお、「ウデ自慢エリア」で行われるゲームについては、リバーシやトランプなど、アナログなものも用意されているようだ。

ここで、「ウデ自慢エリア」のデモンストレーションとして、会場にてあっちむいてホイ対決が実施されることに。殿堂入りプレイヤーのために、賞品として“金の指差し棒”も用意された。

さっそく奥井氏が「やりたいひとー!」と会場に呼びかけると、各所から大きな声と共にいくつもの挙手が上がった。初めての企画ということで、夏野氏らも混戦を予想していたのだが、なんと最初に壇上に上がった赤いシャツの参加者が無類の強さを発揮。初戦からさっそく2連勝を果たし、“金の指差し棒”の獲得にリーチをかけた。

ここで、会場に警告音が鳴り響き、モニターには「New Challenger」の文字が出現。なんと中野氏が乱入し、殿堂入りを阻止するため対決することに。どうやら、実際にも一部のタイトルではこのように強いプレイヤーなどが乱入し、来場者に勝負を挑んでくることがあるという。中野氏は、「こういうシステムがあるよ、ということを説明するための演出なので、僕があっちむいてホイが強いわけではないんですけどね」とコメント。しかし、「やるからには本気で阻止します」と続け、殿堂入り阻止のための意気込みをみせていた。

しかしながら、気合いも虚しく結果は敗退。赤いシャツの参加者が見事に3連勝を果たし、夏野氏より“金の指差し棒”を授与された。

現在「ウデ自慢エリア」で実施が決定されているタイトルは、「ブレイブルー セントラルフィクション」「ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会~オールスタースペシャル~」「元祖黒ひげ危機一髪」の3つとなっている。今後も実施タイトルを追加していくとのことなので、ぜひ続報に注目しておこう。

また、現在ニコニコ生放送で放送中のゲーム公式番組が闘会議のステージに登場する「ニコニコ生放送ステージ」も設置される。普段生放送で見かける出演者たちやゲームプレイを間近で見るチャンスだ。さらに、本ステージで実施される生放送の第一弾タイトルとして、Cygamesの「シャドウバース」が放映されることも発表。第二弾以降にも注目だ。

おなじみの「大会エリア」では、「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U niconicoチャンピオンシップ2017」の開催が発表。今年は去年よりも予選実施地区が増加し、新たに宮城、愛知、広島、福岡にて予選が行われる。

さらに、前回好評を博した「音楽ステージ」が、今年も実施される。ヤマハミュージックジャパンがパートナーとなり、往年の名作の楽曲や、話題の新タイトルの楽曲など、魅力的なゲーム音楽を実演する。

「音楽ステージ」では、ニコニコ動画にエレクトーン演奏動画を投稿しているがーくまたんさん、のりさんなどが出演。ヤマハエレクトーンデモンストレーターのあだっちゃんさんも登場する予定で、現在ニコニコで人気の楽曲が選曲中とのこと。さらに、「アーマード・コア」「ダークソウル」シリーズでおなじみの、フロム・ソフトウェア所属の音楽チーム「FreQuency」、iOS/Android用アプリ「消滅都市」などの楽曲を手掛けるノイジークローク所属の「TEKARU」に、新バンドである「ChacaPoco」も出演。2016年4月に開催された「NieR」シリーズの楽曲を演奏したコンサート「滅ビノシロ 再生ノクロ」が本ステージで復活する。

会場では、「TEKARU」と「ChacaPoco」によるスペシャルコラボ演奏も実施。「消滅都市」より“Eternity”、「勇者のくせになまいきだ:3D」より“ファイナル・ギャザリング!”の2曲が演奏され、来場者全員が総立ちとなり、「TEKARU」のライブでは恒例となった屈伸運動も行われた。

各ゲームの大会が行われる「闘会議GPステージ」では、PS4版「オーバーウォッチ」、PS4版「レインボーシックス シージ」のチーム戦大会が開催されることが発表された。どちらも使用ハードがPS4版であることに注意しよう。詳しいルールなどは近日中に公開される予定なので、参加しようと考えているチームは今後の動向に注目しておこう。

「闘会議 2017」にてニンテンドースイッチの先行体験が実施!

「闘会議 2017」にて、任天堂の新作ハードである「ニンテンドースイッチ」の先行体験会が実施される。体験可能タイトルなど、詳しい情報はまだ未定とのことだが、最速で体験できるチャンスなので、続報に注目しておこう。

今回発表された情報以外にも、さまざまな企画が検討、実施される「闘会議 2017」。入場に必要な一般、優先、団体などの各種入場券も11月10日より発売されているので、自身の目的や人数などに応じて適当なものをぜひチェックしておこう。

最後に、開催前から当日までさまざまな情報を発信していく「闘会議ニュース」に、メインパーソナリティとして人気実況者のもこうさん、宮助さん、横山緑さんの出演が決定。さらに、メインパーソナリティと一緒にニュースを発信する公式ユーザー記者の募集も開始されている。見るだけではなく、自身も伝えたいという人は、こちらに参加してみてはいかがだろうか。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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