「消滅都市2」への大型アップデートが発表―花澤香菜さんら声優陣も登場した「消滅都市」の公式生放送をレポート

0 2016年11月15日 18:00

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Wright Flyer Studiosは11月11日、iOS/Android向けアプリ「消滅都市」の公式生放送「これから始める消滅都市～はじまりから最新情報まで徹底解剖スペシャル！～」を実施した。

ゲーム内で展開していたストーリー「失われし世界」の最終話が公開され、おおきな節目を迎える「消滅都市」。今回行われた生放送番組では、開発チームや声優陣が出演し、これまでの展開を振り返るとともに、「消滅都市2」への大型アップデートをはじめとした、今後に関する情報も多数明らかになった。


（上段左より）下田翔大氏、加藤浩義氏、栗山知也氏、との氏、カニ氏（下段左より）柳原哲也さん、花澤香菜さん、金元寿子さん、松岡禎丞さん、加隈亜衣さん

放送の前半では、アメリカザリガニの柳原哲也さんをMCに、リードゲームデザイナーの下田翔大氏、ディレクターのカニ氏、そしてユキ役の花澤香菜さんが出演し、ドラマとアクションが融合したRPG「消滅都市」の見どころを改めて紹介。

消滅してしまった都市の謎を追っていく物語の中で、タクヤとユキの2人が絆を深めていくのがストーリーのポイントとなるが、ユキを演じた花澤さんは、状況の把握をしておかないと淡々としてしまうと、バイクの後ろに乗っているというシチュエーションならではの苦労を語る。また、ユキは精神の波があるキャラクターであることから最後はクタクタになったそうだが、楽しい収録になったと振り返っていた。

続いて、当日に最終話が公開された「失われし世界」について、下田氏より説明。「失われし世界」はメインストーリーと並行した、もうひとつのメインストーリーという立ち位置となり、最初はどちらも独立した話となるが、そこから2つの世界の関連性を探っていくことになる。メインストーリーとは違った多くの展開が待ち受ける中で、“消滅都市”のすべてを“最高のドラマ体験”で繋ぐというコンセプトのもとで制作されてきた。

そしていよいよ配信された最終話を経て、サービス開始時に構想していた物語の結末にたどり着いたと話す下田氏。「消滅都市はこれで完結した」と言い切る中で、ユーザーが気になるのはやはり今後の展開。ここで初出しとなる映像とともに、「消滅都市2」への大型アップデートが実施されることが発表され、プロデューサーのとの氏、ディレクターの栗山知也氏、ホシ役の金元寿子さん、ミヤ／ナイチンゲール役の加隈亜衣さん、ヨシアキ役の松岡禎丞さんが登場した。

「消滅都市2」では、これまで公開されてきたメインストーリーがフルボイス化。特にタクヤ、ユキの収録は膨大で、花澤さんは何日にも渡って収録したそう。また金元さんは、「消滅都市2」となって初めてボイスが付いたホシを担当。悲しい境遇にあるキャラクターで、ユキのことを好きになるものの、上手くコミュニケーションができずに敵になってしまうキャラクターとして描かれているという。

さらに「消滅都市2」で新たに描かれる“2度目の消滅”のストーリーで出てくるキャラクターたちとキャストも公開。こちらに関しては今後情報を公開していくそうなので、続報に期待しよう。

さらに今作では、タマシイにも一部ボイスが追加されており、松岡さんは、普段は自信のない様子ではあるものの、重要な目的を持って行動しているヨシアキ、加隈さんは、お転婆で優しさのある普通の女の子のミアと、ミアが憧れる存在で、しっかりとしたかっこいい女性として描かれるナイチンゲールの二役をそれぞれ担当している。

一通りのキャラクター紹介が終わったところで、実機を用いてのプレイが披露されることに。「消滅都市2」に併せてタイトル画面がリニューアルされているほか、メニュー画面のUIはフラットデザインに変更、曲も全て新たに用意されたものとなっているそう。またメニュー画面に設定したキャラクターをタップするとボイスを聴くことができるほか、タマシイ資料室というメニューからは全てのボイスを確認できる。

ストーリーからは、従来のメインストーリーである「1度目の消滅」「失われし世界」、そして新たなストーリーである「2度目の消滅」から選択することができる。ストーリーの会話部分ではボイスの実装に伴いオートモードが用意されており、快適に読み進めることができるように。また、ボイス付きのタマシイはセリフとともに攻撃を繰り出してくれる。

さらに「消滅都市2」への大型アップデートに併せて、転生・降臨クエストでは従来のソロプレイはもちろん、最大3人によるマルチプレイも楽しめるように。ここでは、松岡さん、栗山氏、そして飛び入りで全国大会の第1回優勝者である消滅亭やまはんさんが参加し、デモプレイが披露されることとなった。

マルチプレイではホストが燃料を消費してルームを作成、そこにほかの最大2人が入ることで一緒にプレイできる。また、従来のプレイはフレンドを選択できるが、マルチプレイではフレンドは選択せずに最大5体のチームで挑むことになる。そしてルーム内、プレイ中を問わずコミュニケーションツールとしてスタンプが用意されている。

基本的には普段のプレイと変わらずにクエストに挑むことになるが、マルチプレイ独自の要素として、リーダーだけが発動できる強力なスキル「マルチスキル」を用意。これは一緒にプレイしている3人全体に効果を及ぼすというスキルで、互いの連携が重要になっていく要素だ。またCHAINに関してはそれぞれ個別に計測されるため、ほかのプレイヤーに迷惑をかけることはないという。栗山氏とやまはんさんはもちろんのこと、松岡さんもところどころでスタンプを使う余裕を見せていた。


普段あまりゲームに触れないという金元さんもチャレンジし、見事クリア。



マルチプレイは一部のタマシイが所持している。生放送では、マルチプレイで活躍できるタマシイも紹介された。

そして最後は、カニ氏と入れ替わるかたちで本作のBGMを担当するノイジークロークの加藤浩義氏が登場し、「消滅都市」の最新情報を紹介するコーナーに。現在実施中の「グルーヴコースター3 リンクフィーバー」とのコラボレーション情報や、12月28日～30日にかけて行われる「消滅都市 FUTURE CONCERT」より、追加ゲストやコンサートグッズの情報が公開された。

さらに12月16日に一二三書房より発売される「消滅都市公式ビジュアルファンブック」も紹介。こちらはカラーページを多数用意しており、「消滅都市2」のキャラクターのイラストも収録されるとのこと。さらに、12月10日売りで表紙＆巻頭特集が組まれるコンプティークにて連載されている小説「消滅都市の片隅で」が、12月22日に発売予定。こちらは5分で読める作品を詰め合わせたものになっており、ゲーム本編では描けないタクヤとユキの小さな話を積み重ねていく内容になっているという。

そして「消滅都市2」へのアップデートに先駆けたキャンペーンの実施も決定。マルチクエストをプレイすることで好きなタマシイやFUTURE CONCERTペアチケットなどがもらえる抽選会のほか、ログインボーナス、リツイートキャンペーンなどが用意されている。すでにキャンペーンサイトが公開中なので、詳しくはこちらをチェックしよう。