本日11月18日にポケモンから発売されたニンテンドー3DS用ソフト「ポケットモンスター サン・ムーン」。池袋・サンシャインシティ噴水広場にて行われた発売記念イベントの模様をお届けする。

左から、増田順一氏、小島瑠璃子さん、ピカチュウ、大森滋氏
左から、増田順一氏、小島瑠璃子さん、ピカチュウ、大森滋氏

「ポケットモンスター サン・ムーン」は、「ポケットモンスター 赤・緑」が発売されてから20周年を迎える「ポケットモンスター」シリーズの最新作だ。

本作では暖かな気候の「アローラ地方」を舞台に、シリーズならではの魅力である「収集」「育成」「交換」「対戦」はもちろん、戦闘中に一度だけ使える特別な“Zワザ”や、ジムリーダーに代わるポケモンバトル“大試練”、これまでに登場したポケモンたちの“アローラのすがた”など、新しい要素もたくさんつまっている。

ここでは、「ポケットモンスター サン・ムーン」開発陣とスペシャルゲストが本作の魅力を語った発売記念イベントの模様をお届けする。

冒頭、本作を開発するゲームフリークよりプロデューサーの増田順一氏とディレクターの大森滋氏が登場。発売日を迎えた感想を聞かれ、3年かけて作り上げた作品を早く遊んでほしいと喜びを語った大森氏。

一方、増田氏はシリーズが発売される度に「皆に遊んでもらえなかったら…」という不安で前日は眠れないという。しかし、この日イベントに集まったファンに「遊んでくれてありがとう!」と感謝を伝えると、会場からは大きな拍手と「こちらこそありがとう!」とメッセージが贈られ、安心した様子だった。

また今作のポイントとして挙げられたのは「アローラのすがた」と「Zワザ」だ。増田氏と大森氏は「ポケモン」を一から考え作り上げた新要素であるとし、ジムリーダーに代わる「大試練」などのブラッシュアップされた要素も含めて、じっくりと楽しんでもらいたいと語った。

シリーズ20周年の節目について大森氏は、「子どものころに『赤・緑』を遊んでいましたが、今では『サン・ムーン』の開発を行っています。当時は予想もつかなかったことですね」と、20年前を振り返った。これを受け増田氏は「あっという間の20年でした。『赤・緑』を遊んでいた人たちが作る側にまわっているのはすごいことだと思います」と、感慨深げにコメントをしていた。

開発陣の2人によるトークが終わると、女性主人公のコスチュームをアレンジした衣装を身に纏った小島瑠璃子さんとピカチュウがスペシャルゲストとして登場。

「赤・緑」からシリーズをプレイしているという小島さんは、自身の愛称である“こじるり”と響きが似ていることから「マリルリ」がお気に入りのポケモンだと語っていた。

ちなみに増田氏のお気に入りは、アローラにふりそそぐ太陽を浴びているうちに首が長くなった…というツッコミどころ満載の設定を持つ「ナッシー(アローラのすがた)」。実際に犬を飼っている大森氏は「イワンコ」が好みだそうだ。

本作の新要素、トレーナーの踊りがポケモンにパワーを与える「Zワザ」を紹介するコーナーでは、小島さんがワザを実演(!)することに。家で練習してきたと気合十分の小島さんは華麗にポーズを決め、会場のLEDモニターのゲーム画面と連動した「スパーキングギガボルト」を繰り出してみせた。

そして小島さんが気になるという本作新登場のポケモン・ミミッキュのイメージソング「ミミッキュのうた」を、YUPPAさんが初ライブで披露。ピカチュウに姿を似せることで人間と仲良くなりたいと願うミミッキュの気持ちがストレートに伝わる歌詞が印象的だった。

YUPPAさん

本日の日本での発売を皮切りに世界中で発売される「ポケットモンスター サン・ムーン」。アローラでの新たな冒険、そして世界中のプレイヤーとのバトルや交換を堪能してほしいとのコメントでイベントは幕を閉じた。

ポケットモンスター サン

ポケモン

3DSパッケージ

  • 発売日:2016年11月18日
  • 全年齢対象
ポケットモンスター サン

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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