セガゲームスは、スマートフォン用パズルRPG「ぷよぷよ!!クエスト」の最強プレイヤーを決めるリアルタイム対戦イベント「ぷよクエ最強王者決定戦」の決勝大会を、11月30日に東京・お台場の東京ジョイポリスで開催した。今回はその模様をお届けする。
今回のイベントは、「ぷよぷよ!!クエスト」(以下、ぷよクエ)の特別レポーターに依頼されたハズが、なぜか最強のプレイヤーになってしまったオリエンタルラジオの中田敦彦さんと、中田さん率いる中田軍団に挑むために、セガのプライドをかけて行われたものだ。
中田軍団と戦うのは、なんと一般のユーザーたち。ゲーム内で予選を勝ち抜いた参加者の中から、12名を抽選で選出。さらに当日枠として4名を加えて、合計16名によるトーナメントを行い、そこで勝ち抜いた上位3名が中田軍団に挑む「人類最強のぷよクエ戦士」として選ばれている。
まずは、総合プロデューサーの細山田水紀氏が登壇。「今度こそ、中田軍団に勝つべく人類最強ぷよクエ戦士をご用意しました!これは勝てる!」と、対戦に対する意気込みが語られた。
続いて、トーナメントを勝ち上がってきた3名の「人類最強のぷよクエ戦士」が登壇。3位のけいさんは「ふたりがいてくれるから負けてもいいかな。気楽な気持ちで」と語り、2位のもも☆さんは「緊張しているけど負けないようにがんばります」と語った。そして優勝者のマーロボさんは「勝って中田さんにぷよクエ界から去れっていいます」と、強気のコメントを寄せていた。
と、ここで会場内に音楽が流れると同時になにやら高笑いが。そして登場したのが、中田敦彦さんと中田軍団ことはんにゃの二人。中田さんが「強い選手を選んだと聞いたんですが、それが彼らでいいんですか?」というセリフを言い終わるとともに、再び中田軍団の高笑いが。
最強の助っ人として中田軍団に参戦したはんにゃの金田さんからは、「どれぐらいぷよぷよやっていますかあなた方。我々は1日20時間以上だよな?」というと、中田さんがすかさず「働いてください」というつっこみを入る場面も。「人類最強のぷよクエ戦士」のマーロボさんが「1日5分」とプレイ時間を答えると、またまた中田さんから「1日5分って、川島(はんにゃ)がお笑いに割いている時間だよ!」とつっこみが入り、会場からは大きな笑いがわき起こっていた。
さっそく最強の王者を決めるべく3位の選手とはんにゃ・川島さんの戦いが行われる……ところだったが、3人同時に対戦することに。本来、ここで中田さんが進行を促していくはずだったようだが、サングラスをしていてカンペが小さくてよく見えなかったこともあり、少しグダついてしまったようだ。
というわけで、3対3で同時に対戦がスタート、総合で2勝したほうが勝ちだ。中田さんが勝っても、はんにゃのふたりが負けた場合は中田軍団が負けとなる。自信があるかと聞かれた金田さんからは「僕ら、今お笑いよりもぷよぷよのほうをやっていますから」という意気込みが。しかし、対戦が始まると真っ先に敗れてしまい、おとなしそうに他のふたりの結果を見守っていた。
続いて中田さんも敗れてしまい、最後に残ったのはなんと川島さんのみ。ここで勝負は決してしまったのだが、中田さんと金田さんの応援もむなしく残りの川島さんも敗れてしまった。
無残な惨敗に終わった中田軍団だったが、試合終了後会場に音楽が流れるとふたたび高笑いが。そして、なぜか中田さんの語りモードがスタート!?
「久しぶりだよ。こんなに戦いが楽しかったのなんて。思えば、勝利、勝利、また勝利。わたしはいつしか、勝ったときに心の中で砂漠を感じていた。つまらない。勝負がつまらないと毎日嘆いていた。しかしどうだ。久々の敗北だ。気持ちいい!きみ名前はなんていった?その名前を覚えておくよ」と語り、素直に負けを認めていた。それを聞いた細山田氏からは、「お疲れでした!」のひとことが。
「人類最強のぷよクエ戦士」の3人が勝利をつかみ、対戦は終了。表彰式では、3位と2位の2人には、魔導石240個とぷよクエグッズの詰め合わせがプレゼント。優勝したマーロボさんには、ぷよ(24)にちなんで24万円とグッズがプレゼントされた。
賞金を何に使います?と聞かれたマーロボさん。「親孝行します」と答えていたが、すぐに中田さんから「親孝行する。素晴らしい。本当は、何に使います?」というつっこみが入り、会場を盛り上げていた。
最後に細山田氏から「中田さんはたぶん、最近アップデートがあってからそこまでゲームをやりこんでいなかったんだと思います。それでもいい勝負をしていました。中田さん一人に来られると嫌だなと思っていましたが、はんにゃさんが練習不足だったので助かりました。やっぱり最強選手ですね」と感想が語られ、今回のイベントは無事終了となった。