バンダイナムコエンターテインメントは、2017年に発売を予定しているPS4/PC用ソフト「Project CARS 2」において、基本となるゲーム内容を公開した。
「Project CARS 2」は、2015年5月に発売されて以降、全世界で高い評価を受けているレーシング・シミュレーションゲーム「Project CARS」のシリーズ最新作。世界中のゲーマーたちの意見を取り入れながら作り上げられ、世界的に著名なプロドライバーたちによって入念に調整された本シリーズは、e-Sportsのプロゲーマーたちが太鼓判を押す注目のリアル・レーシング・シミュレーションゲームだ。
「Project CARS 2」には、GTカーからツーリングカー、耐久プロトタイプ車やハイパーカーまで幅広いさまざまな車種が収録される。モータースポーツレーシングの全てを体現している本作では、プレイヤーはどのクルマに乗り、どのコースでいつ、どのような条件で走るのかを自由に選択し、設定することができる。
初報となる今回は、本作の特徴である3つの要素について紹介していこう。
“本物”の頂点
「Project CARS 2」は、世界中のゲーマーたちの意見を取り入れながら作り上げられ、2度のル・マン優勝経験を持つトミー・ミルナー氏、アウディのファクトリードライバーを務めるレネ・ラスト氏、映画“007 スカイフォール”や“ドクター・ストレンジ”でスタントドライバーを務めたベン・コリンズ氏、そしてシミュレーション・レースとラリークロスのチャンピオンであるミッチェル・ディヤング氏ら、著名なプロドライバー達が所属するチームによって細やかな調整が施されている。
一歩先をいく圧倒的ビジュアル、リアルスケール(1:1)のデジタルクラフトマンシップ、正確な物理演算、挑戦的なAI、ダイナミックかつリアルタイムに描画される車体/コースやその路面/季節概念の取り入れなどが特徴だ。VRヘッドセット、5.1chオーディオ、最大12Kの解像度に対応(PC版のみ)する本作では、まるで現実を超え、本当に運転しているかのような感覚に酔いしれることができる。
前作でユーザーに評価された「グラフィック」「サウンド」に更なる改良が加えられた「Project CARS 2」は、その作りが最高水準の技術に裏付けられているからこそ、ゲームプレイに熱中させる事を可能とし、また、常にユーザーが挑戦したいと思うレースゲームとなり得るのだ。
環境変化の力
「Project CARS 2」にはアイコニックな最新のスーパーカーはもちろん、旧車を含むバラエティ豊かなスポーツカーや、インディ、ラリークロスなど新旧さまざまなモータースポーツのカテゴリから170車種以上のクルマが登場する。また、本作には前作以上にバラエティに富んださまざまなタイプのコースの収録を予定している。
「LiveTrack 3.0」搭載により、コースは走行中にリアルタイムでダイナミックに変貌してゆく。路面の汚れや、降雨、舗装路の上、泥の上、氷の上などの路面の状況によって、走行するタイヤのグリップや変形具合を計算する物理演算すら変えていく。
また、1日の時間進行に応じた天候や気温の変化、更には四季の季節に応じた大気の状態と環境の変化までをも忠実に再現可能なため、ついにドライバーは24時間耐久レースをリアルタイムで走行する事が出来るようになった。天候は霧、雷、雪といったものも再現され、ドライバーは立ちはだかる母なる自然にさえも、果敢に立ち向かわなくてはならなくなる。
競技への情熱
「Project CARS 2」はe-Sportsを念頭に創り上げられ、ゲーム内のレーシングライセンス公認や、ストリーミング配信のための映像編集/実況機能をも有している。
リリース予定の2017年内や、それ以降もすでに複数のe-Sports大会が計画されており、e-Sportsでの「Project CARS 2」の存在は、主要なプロチームと成長著しい若手アスリートたちにとって、目指すべき唯一の目的地であり続ける。
もちろん、友人との一戦も、新たに搭載された「オンライン・チャンピオンシップ・モード」を使って、舗装路やオフロードを含むバラエティ豊かなコースで、幅広い車種の中から好きなクルマを選んで楽しめる。