Nianticとポケモンは、iOS/Android向けアプリ「Pokémon GO」について、観光振興や地域活性を目指す地方自治体と共同して周遊マップの作成に取り組むことを発表した。

全ての地方自治体が対象 各素材、テンプレート、利用ガイドラインを無償で提供

今回の発表は、昨年の8月に発表した岩手県、宮城県、福島県、熊本県の被災4県、そして京都府との観光振興連携の取り組みの一環であり、周遊マップの取組みは、「Pokémon GO」の理念である”Adventures on Foot(歩いて冒険する)”と合致するものです。

今回の発表に伴い、京都府と福島県は、全国で初めて「Pokémon GO」と連携して周遊マップを公開します。福島県は須賀川市のマップを本日よりオンライン上で公開することを皮切りに、県内39市町村(須賀川市を含む)で展開予定です。京都府は宮津市(天橋立)のマップを3月頃に配布する予定です。また、これらの地域の状況に合わせて、現実世界と連動したゲーム上の拠点である「ポケストップ」や「ジム」を、新たに増設することにより、より自治体が活用しやすい環境の整備にも取り組む予定です。

福島県の周遊マップ
http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/32031a/pokemongo-fukushimamap.html

「Pokémon GO」には、道具を入手する「ポケストップ」や、ほかのプレイヤーのポケモンとバトルする「ジム」という拠点が、現実世界の名所旧跡や有名なモニュメントなどに設定されています。プレイヤーは、実際にこれらの拠点を巡ることでゲームを進めるため、プレイヤー自らが足をのばし、隠れた名所・旧跡を「発見」することで、地域の歴史や特色、普段は見過ごされてしまうような街の魅力に触れることができます。なお、福島県・京都府を含め、すでに50以上の自治体からお問い合わせを頂いており、この「リアル・ワールド・ゲーム」の性質を活かし、各自治体が周遊マップを作成することで観光客の誘致、地域の魅力の訴求、地域住民同士の交流を推進することを支援してまいります。

Niantic, Inc.のCEOであるジョン・ハンケは、次のように述べています。「ナイアンティック社では、「Pokémon GO」の前身となる「Ingress」を通じて、以前から育んできた地方自治体との協力体制を活かし、より連携を強め、各地域の活性化の取り組みに貢献できればと考えています」

また、周遊マップを作成した自治体に対して、プレイヤーにゴミの持ち帰りを促すため、モンスターボールをモチーフにしたゴミ袋を提供いたします。なお、ゴミ袋の頒布はポケモンが行います。

地方自治体関係各位のお問合せはこちら

周遊マップの作成を希望する自治体は、「Pokémon GO」サポートの「リクエストを送信」のなかにある「地方自治体お問い合わせフォーム」より申し込むことが可能です。

https://support.pokemongo.nianticlabs.com/hc/ja/articles/115003268508

Pokémon GO

ポケモン

iOSアプリiOS

  • 配信日:2016年7月22日
  • 価格:基本無料

    Pokémon GO

    ポケモン

    AndroidアプリAndroid

    • 配信日:2016年7月22日
    • 価格:基本無料

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