配信を間近に控えた“すべてが別格のRPG”「黒騎士と白の魔王」のメディア発表会が、本日4月25日に開催された。ここで語られたゲームの特徴や、初公開されたアンバサダープログラムを紹介する。
「黒騎士と白の魔王」配信日が4月26日に決定!
この日、東京は秋葉原にて行われたメディア発表会では、「黒騎士と白の魔王」が明日4月26日に配信されることが明らかに。さらにグラニ 代表取締役社長の谷直史氏が本作の魅力を紹介したほか、今回が初お披露目となるアンバサダープログラムや、公式動画チャンネル「くろこちゃんねる」の情報も公開された。
本作のプロデューサーも務める谷氏が何よりもこだわったのは、あまりゲームをプレイしない人でも「ゲームって楽しい」と思えること。オンラインゲームのトッププレイヤーだった谷氏には、ゲームはスポーツと同じくらいカジュアルに楽しめるものだという思いがあり、これが「ゲームって楽しい」と感じてもらえるシステムを考える原点になったという。
もちろん、本来のゲームファンが楽しめることも忘れていない。この2つの狙いを両立させたのが、本作最大の特徴「ウェイトシステム」である。
バトル画面下部のコマンドスキルをタップすると、タップしてから発動するまでの「ウェイト」を1コマ1秒でカウントダウンするウェイトバーが表示。このウェイトシステムによって敵味方すべての行動が可視化され、複数の敵味方が入り乱れる状況を把握しにくいというスマートフォンゲームの弱点を克服した。
例えば敵の大技直後に回復する“裏回復”も可能。また敵モンスターにはスキルカウントが表示されており、どの効果のスキルがあとどれくらいでウェイト状態になるかもわかる。敵味方が何をするか把握できるからこそ生まれる、ハラハラドキドキ感が味わえるのだ。谷氏は、スマートフォンRPGの新たな王道システムだと胸を張る。
マルチプレイを気兼ねなく楽しめるのも本作の特徴だ。例えばしっかりした役割分担が行われる「ロールシステム」には、自分が気持ちよくプレイするほど仲間にも感謝されるような工夫が施されている。また、バトルでは全滅しなければ参加したプレイヤー全員が同じ報酬をもらえ、全滅しても途中までの報酬が手に入る。全員が喜怒哀楽をともにするのである。
バトル以外でのコミュニケーション要素も充実。その一つが「バザーシステム」だ。
各プレイヤーは「マイタウン」という拠点を持ち、ここで手に入れた素材を使って、アクセサリーを生産できる。このアクセサリーはスロット形式で追加効果が決まるほか、「C」「HQ」「SHQ」というクオリティが存在する。
かなりのやりこみ要素となっているアクセサリー生産だが、より高いクオリティのものを狙う上で、やはり余分なものも生産されてしまう。そんなときは「バザー」で全国のプレイヤーと売買できる。
また売り物にならないようなものは、合成すればアクセサリーの「ラック」が上がり、さまざまな恩恵が受けられる。本作のバザーシステムからは、限りなくムダが取り除かれているのである。
公式動画に出演するチャンスも!アンバサダープログラム
この日、新たに公開された「黒騎士と白の魔王」アンバサダープログラムは、「黒騎士広報大使」となって本作の魅力を広めるというものだ。
SNSアカウントとメールアドレスで登録すると、オリジナルアンバサダーカードが発行。各種SNSでの広報活動は経験値として数えられ、カード上でアンバサダーLvが自動で上がっていく。このアンバサダーLvによって、さまざまな特典が贈られる。
アンバサダープログラムを利用したタイアップ企画「黒騎士アンバサダー&U」も発表に。これはジュノンボーイ候補者1,000名がアンバサダーとなって、ゲームを通じてファンと交流するというもの。その他、SHOWROOMやCHEERZともタイアップしていく予定だ。
プレイの参考に!くろこちゃんねる
「くろこちゃんねる」は、この日司会を務めたぱおぱおさんも出演する、「黒騎士と白の魔王」公式動画チャンネルだ。特にマルチプレイのおもしろさを伝えていくもので、ぱおぱおさんの他に、ちなさん、まがわるいさん、ダリアさんの4人がレギュラーとなっている。
会場では、ギルドバトルの入門動画が披露された。レギュラー4人が2チームに分かれ、互いに作戦を練ってからバトルスタート。相当に盛り上がった熱戦となったので、立てた作戦が果たしてうまく機能したのか、動画公開後にチェックしてみよう。
喜怒哀楽をともにするリアルタイムギルドバトル
本作のマルチプレイの目玉は、みんなで勝利を目指すリアルタイムギルドバトルだ。最大16人対16人が、4つの戦場に分かれて戦う。相手を全滅させたほうではなく、攻撃や回復を行うと得られる「GP」の獲得数が多いギルドが勝利する。
ギルドバトルは前半・後半7分ずつに分かれており、間には3分のインターバルが存在する。サッカーのハーフタイムよろしく、インターバルに作戦会議をしたり、デッキやジョブを変更したり、戦場を移動することも可能だ。
最強を目指してストイックに戦ってもいいし、勝敗よりコミュニケーションを重視しても構わない。会話を重ねて喜怒哀楽をともにすることで絆が深まる、チームスポーツのようなバトルが楽しめるのである。
この日はメディア対抗ギルドバトルも実施。黒騎士チームと白の魔王チームに分かれ、4人対4人の戦いが2つの戦場で繰り広げられた。Gamerは白の魔王チームに参加。残念ながら負けてしまったが、仲間と狙いを共有できた際の気持ちよさは格別だ。負けていても逆転できるシステムも用意されているので、気軽に参加し、最後まで諦めずに戦ってみよう。コツは相手に攻撃や回復を「させない」プレイングだ。
このほかにも、相手を全滅させれば勝ちとなる対人戦「コロシアム」が近日解禁されることが明らかに。こちらはデッキの強さ、テクニックが反映される“ガチ”の戦いだ。またギルドバトルには、近日中に「奥義システム」が追加されるとのこと。配信後もどんどんパワーアップしていく「黒騎士と白の魔王」に注目しよう。