コーエーテクモゲームスは、歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」シリーズの第15作目となる「信長の野望・大志」を、PS4/Nintendo Switch/PC向けに制作すると発表した。
「信長の野望・大志」は、“全ての戦国好きに捧げる、最高の戦国体験”をコンセプトに、新たなシステムの導入やミュレーションAIの変革、そして武将の生涯にスポットを当てたイベントの制作などが行われている。今回、制作決定の報にあわせて、本作のコンセプトを形作る4つの要素も公開された。
“最高の戦国体験”を実現する“4つの最高”
最高の戦略性「志システムの導入」
本作では、シリーズ初となる要素として「志システム」を導入。「志」は、プレイヤーが選択する大名をはじめ、ゲームに登場するすべての武将たちが抱いているものだ。「志」は単なる1ステータスではなく、大名の考え方そのものを示すもので、合戦や内政の方策およびゲームの目標などゲームプレイそのものを大きく変える要素となっている。
「志」の違いにより、コマンドや勢力運営の方針、得意な戦術が大きく変化。「志システム」の導入により、政を司る各大名の行動にリアリズムを与えるとともに、シミュレーションゲームの持つ最も大切な要素のひとつである「考える面白さ」を深く追求していく。
最高の駆け引き「シミュレーションAIの変革」
「志システム」は、武将の決断にも大きな影響を及ぼす。武将たちは各々の「志」に応じた未来像や価値観を持ち、同じ状況下でも、その「志」によりそれぞれの判断を変化させる。例えば外交において、国力差や友好関係だけで判断するのではなく、「志」を遂げるための戦略を踏まえた上で同盟するかなどの判断を行う。すなわち、今の状況だけで判断するのではなく、「志」が描くビジョンを見すえて判断を下すという、新たなシミュレーションゲームのAI作りに挑戦している。
外交では、各大名の「志」をもとにさまざまな思惑が渦巻くことに。義を通す大名や、権謀術数を巧みに操る大名など、自身のビジョンに合わせて行動が変わる。また、「志」は大名だけでなく、配下の武将にも存在し、戦や内政に影響を与える。 |
最高のボリューム「大名家ごとに異なるプレイ体験」「3D全国マップの進化」
「志」がゲームコマンドやAIに影響を与えることで、大名家の地の利や、所属武将の能力の優劣といった特徴によらないプレイ体験の変化を生み出す。これにより、さまざまな大名でプレイしたくなるような、何度でも遊ぶことができるゲーム性を実現。
またグラフィック面でもクオリティアップが図られており、その1つとして前作「信長の野望・創造」で好評を博した戦国時代の日本を描く「3D全国マップ」がさらなる進化を遂げ、前作よりも100倍の精細さで戦国日本が描きあげられる。そして、登場武将数も2,000人を超えてシリーズ最多となり、顔グラフィックを新規に描き下ろす武将も多数登場する。
3D全国マップも前作「創造」よりもはるかに高精彩に。 左上図は「信長の野望・大志」で描かれる関ヶ原。右上図の「創造」の関ヶ原よりもさらにリアルな表現を実現。 |
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上空から遠くを見渡すと地球の丸みも感じられるような美しいマップへ進化。 前作とは異なり、「道」にとらわれず、マップ上に部隊が布陣し合戦が行われる。 |
最高の歴史ドラマ「武将の生涯に光を当てるイベント」「和を追求した美しい音楽」
「信長の野望・大志」では、従来作品で描かれた「歴史上の大事件や大乱」だけでなく、「武将の生涯や人柄が表れる逸話」や「全国各地の伝承」などを細やかに描いたイベントを多数収録。これにより、シリーズコンセプトである“戦国時代のifを楽しめる”だけでなく、戦国・歴史ファンをはじめとした多くのユーザーに、戦国時代および歴史の面白さ・興味深さを提供することを目指している。また、好評のBGMも今回は和が追求され、さらに磨きをかけた美しいメロディーでプレイを盛り上げてくれる。
公式サイトにて「信長の野望」意識調査も開催!
「信長の野望・大志」の公式サイトにて「信長の野望」シリーズの意識調査を開催中です。本調査は、「信長の野望」シリーズファンの方をはじめ、普段からゲームをプレイされている方を対象としてWEB 上行うアンケート形式で実施し、お寄せいただいた内容は、製品の品質向上やプロモーションの参考として利用させていただきます。アンケート結果は、個人が識別・特定できないような形で、公式サイトやプレスにて発表させていただく予定です。詳細は、アンケートの応募フォームまたは公式サイトにてご確認ください。