Wright Flyer Studiosは5月27日、iOS/Android向けアプリ「消滅都市2」のオフラインイベント「消滅都市 3rd Anniversary Fes.」を、ラフォーレミュージアム原宿にて開催した。
目次
第3回公式全国大会が開催!女性プレイヤーMIKさんが頂点に!
サービス開始から3周年を迎えた「消滅都市」のゲーム内イベント、リアルイベント、そして「消滅都市2」に至る軌跡が綴られた映像で幕を開けた「消滅都市 3rd Anniversary Fes.」。MCとしてアメリカザリガニの柳原哲也さん、平井善之さん、解説に消滅都市元プロデューサーのとの氏、 現プロデューサーの栗山知也氏が登場。全国大会・ライブ・トークセッションと見所満載、かつ初の単独イベント開催に感極まった様子だった。
第3回公式全国大会では、「みんなの寿司ゴルファー マイケル田中の伝説」のステージを使用したグループ戦が実施。AからFまでのグループでそれぞれスコアを競い、その勝者で準決勝・決勝戦が行われた。出場者全員に人気キャラクター「ミライ」の色違いバージョンが、優勝者に任意のタマシイの特別バージョンが送らることが明らかになり、会場は大いに盛り上がっていた。
チーム編成は、コラボ以外の全タマシイ(進化前後含)が用意された会場専用端末のデータで行われたが、予選ではコスト150・同名タマシイは1体までの制限があるため、あえて5人編成にしたり、特定のスキルを持つ低コストのキャラクターを編成してスキルの回転数を上げたりと、プレイヤーごとの戦略に応じたチーム編成が楽しめた。
予選を終えてじゃがさん(予選A)、MIKさん(予選B) 、真撃のハルさん(予選C)、きるみやさん(予選D)、nakazさん(予選E)、ぽたちゅ~さん(予選F)の6名が選出。いずれも100チェインに到達してからいかに早くクリアするかを競うレベルの高い戦いが繰り広げられた。
準決勝第1試合はABCチームを勝ち抜いたプレイヤーで行われた。準決勝・決勝ではコスト制限がなくなり、より自由なチーム編成が可能に。予選最速タイムだった4分前半のタイムを上回る3分台のタイムが続出したが、MIKさんが決勝に進む権利を手にした。
準決勝の第2試合では、DEFの勝ち抜きプレイヤーと、シード枠の第2回大会優勝者のはるか様さんによるバトルが展開。1回戦と同様ノーミスが基本となり、スキルの発動だけでなく敵を倒すタイミングも計算し尽くされた接戦の末、ぽたちゅ~さんが勝利を収めた。
ついに迎えたMIKさんとぽたちゅ~さんとの決勝戦。戦況はまさに一進一退を繰り返し、決勝戦に相応しい最もハイレベルな戦いが繰り広げられられた。ステージクリアはほぼ同時、互いに予選・準決勝と更新してきたハイスコアをさらに更新した結果、MIKさんが全国のプレイヤーの頂点に輝いた。表彰式でMIKさんは「優勝するとは思っていなかったが、勝てて良かったです!」と喜びを語り、大会を締めくくった。
トークセッションでは「にゃんこ大戦争」とのコラボ第3弾や☆9降臨の情報が公開!
続いて行われたトークセッションのコーナーでは、「消滅都市2」の開発チームから栗山氏、下田翔大氏(シニアゲームデザイナー)、カニ氏(ディレクター)といったおなじみの面々はもちろんのこと、出演声優より松岡禎丞さん(ヨシアキ役)、大西沙織さん(ローズバンク役)、佐倉綾音さん(スズナ役)、豊田萌絵さん(コトハ役)、西村太佑さん(ギーク役)も加わり、「消滅都市2」で実装された新機能の解説や、新規ストーリー配信の情報などが公開された。
まずはオープニングとして、声優陣によるドラマアフレコが行われた。消滅前にコトハとギークがヨシアキのマジックショーを見たところから、消滅後のコトハとヨシアキの関係などが表現されつつ、時折織り込まれる小ネタに会場からは笑いがこぼれていた。
ドラマが終わると、壇上にはトークセッションに参加する全ての出演者が登壇。まずは、リリースから3年を迎え、「消滅都市2」として“2度目の消滅”のストーリーが進行している本作だが、いよいよ佳境を迎えて盛り上がっていることが紹介される。
さらにストーリーの新展開として、タクヤとユキがまた旅を始めるということに話が及ぶと、その展開の中で大きな役割を担うというローズバンク、スズナによるドラマアフレコを披露。トーク中は場をいじっていた大西さんと佐倉さんだったが、いざ役に入りこむと見事なやり取りを見せる。アフレコ後は、ゲームの収録時とは違う、掛け合いだからこその実感があったと話していた。
続いて、実装されたばかりの新機能として、依頼を受けて、その契約を完了することで報酬が手に入る「オーダー」、バトル中に強力な効果を発動する「トランス」を紹介。トランスは今回ヨシアキに実装されたこともあり、演じる松岡さんが実演することに。トランスをする場面は見せたものの、難易度の難しいステージだったこともあってゲームオーバーに。
ここで、下田氏からの発案により、罰ゲームとしてクリア後に見ることのできるストーリーを急遽生アフレコすることに。最初はヨシアキだけかと思いきや、タクヤやツバサ、さらにはユキまでアフレコするという展開に会場からは笑いがこぼれていた。
さらに、声優陣がオリジナルのタマシイを考案するコーナーでは、これまでに登場した奇抜なタマシイにも負けない、オリジナリティあふれるタマシイが披露される中、会場の反響を受けたのは、佐倉さんの“声優ヨシツグ”と西村さんの“ハマさん”。果たして実際に登場するのか、ゲーム内での発表に期待しよう。
最後に、今後の展開として、6月上旬に☆9降臨に“トランス”を持つツバサが登場することが明らかに。今後もチヨ、チアキ、ケイ、スミレの登場を予定しているという。
さらに、「にゃんこ大戦争」とのコラボ第3弾として、赤髪のゆきにゃん(CV:花澤香菜)の登場も発表。こちらは5月29日(月)11時から開始されるということだが、会場でも大きな反響があった、フルボイスによるネコ語での喋りにも注目だ。
新曲も披露された「消滅都市 3rd Anniversary LIVE」
イベントを締めくくったのは、「消滅都市2」の魅力のひとつである音楽にフィーチャーした「消滅都市 3rd Anniversary LIVE」のコーナー。「消滅都市」の音楽を担う加藤浩義氏(ノイジークローク)、川越康弘氏で構成されたLOST BOYSによるパフォーマンスに、会場のファンも立ち上がり、ペンライトを振って応える。
さらに、谷岡久美さん、エミ・エヴァンスさん、SAK.さんによる演奏や歌唱も混じり合うことで「消滅都市」ならではの独特の空気感を生み出しつつ、ライブとしては初お披露目の楽曲もあり、会場は大いに盛り上がった。
こうして6時間を超えるイベントもいよいよ幕引き。長丁場にも関わらず、多くのファンが最後まで催しの数々を楽しむ、3周年を迎えたタイトルならではのアットホームなイベントだった。
「消滅都市 3rd Anniversary Fes.」特設サイト
http://shoumetsu.wrightflyer.net/promotion/3rdanniversaryfes/