バンダイナムコエンターテインメントが展開する「テイルズ オブ」シリーズ。本シリーズのファンイベントである「テイルズ オブ フェスティバル2017」が、6月2日より横浜アリーナにて開催されている。
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シリーズ初の舞台「テイルズ オブ ザ ステージ」のプレ公演が行われた6月2日公演に引き続き、本日6月3日も同会場にて「テイルズ オブ フェスティバル2017」が行われた。6月3日公演では、恒例のスペシャルスキットの上演はもちろん、歴代スキットの中でドレが一番好きか、ユーザー投票によるランキングの発表、そしてFLOWによるライブパフォーマンスも披露された。
6月3日公演出演者
声優
小野坂昌也(ゼロス・ワイルダー役/テイルズ オブ シンフォニア)※司会
佐藤利奈(ベルベット・クラウ役/テイルズ オブ ベルセリア)※司会
関智一(スタン・エルロン役/テイルズオブデスティニー)
小西克幸(ロイド・アーヴィング役/テイルズオブシンフォニア)
鈴木千尋(ルーク・フォン・ファブレ役/テイルズ オブ ジアビス)
ゆかな(ティア・グランツ役/テイルズ オブ ジアビス)
中原麻衣(エステル役/テイルズ オブ ヴェスペリア)
森永理科(リタ役/テイルズ オブ ヴェスペリア)
逢坂良太(ミクリオ役/テイルズ オブ ゼスティリア)
鳥海浩輔(ユーリ・ローウェル役/テイルズ オブ ヴェスペリア)
竹本英史(レイヴン役/テイルズ オブ ヴェスペリア)
福圓美里(エドナ役/テイルズ オブ ゼスティリア)
シークレット
置鮎龍太郎(ディムロス役/テイルズオブデスティニー)
アーティスト
- FLOW
- PlayStation4・PlayStation3用ソフト「テイルズ オブベルセリア」テーマソングアーティスト
- TVアニメ「テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス」第1期オープニング・第2期エンディング主題歌アーティスト
優雅に華麗にレッツ・パーティ!スペシャルスキット「セレブレーション パーティ」
本イベントでは、司会進行を小野坂昌也さんと佐藤利奈さんが担当。前回、前々回とシークレットゲストとして登場した佐藤だが、三回目にして司会役に抜擢されたことに小野坂さんはもちろん、本人もかなり驚いている様子。「緊張します」と言いつつも、小野坂さんと共に軽快なトークで場を盛り上げていた。
トークの後は、さっそくスペシャルスキットが上演されることに。今回は「テイルズ オブ セレブレーション パーティ」ということで、エステルとレイヴンがフレン主催のパーティに出席することに。護衛役としてエステルに付き添うレイヴンだが、エステルの奔放さには毎度苦労させられているようだった。
パーティ会場となった古城では、ユーリとリタとも合流。リタは「ヴェスペリア10周年」を記念したパーティだと思い込んでいたようだが……それは悲しい勘違いとして、ユーリたちに今回のパーティの本来の目的を説明されるのだった。
城の前でユーリたちが騒いでいると、古城の中からベルベットが登場。ベルベットから城の中に露天風呂があることを聞いた一行は、みんなが来る前に一度すっきりしておこうということに。
一方、古城へと向かう途中のロイドとゼロスは、同じく城に向かう途中のルークとティアと合流。パーティ会場となる古城が何やら騒がしいようだったが、いざ辿り着いてみると人の気配がないことに違和感を覚える。ロイドは幽霊の仕業なのではというが、これにティアが猛反論。この際咄嗟にホーリーランスを唱えてしまい、危うくゼロスに直撃しそうになる一幕も。この騒ぎを聞きつけたをエドナとミクリオも城に集まり、ほかのメンバーがいないか探索することに。
古城に続々と人々が集まる中、周囲では凶悪な魔物が発生。獰猛な魔物たちを倒しつつ城へと向かっていたスタンは、同じく魔物の気配を感じ取ったベルベットと共にひとまず周囲の目ぼしい魔物たちを殲滅していた。
城に戻った一行は、パーティを無事に開催するためには、まず周囲の魔物を殲滅して安全を確保する必要があると話し合う。男性陣は周囲の魔物を討伐に、女性陣は料理などのパーティの支度を進めることになった。
各々が各々の役割を全うしている……かに思えたが、ロイドとルーク、そしてゼロスの3人は、エステルが保管していた「何でも願いを叶える札」をこっそり探していた。エステルが札を保管した場所を見ていたゼロスは、それをこっそりと持ち出し、ロイドとルークと共に好きな願い事を叶えようと画策する。
しかし、三枚あった札はエステルの「みんながみんなを見られますように」という願いと、ロイドがお人好しで使った「スタンが無くしたディムロスが見つかりますように」という願いで、すでに二枚が消費されてしまっていた。
貴重な残り一枚を何に使うか悩んでいると、咄嗟にルークが札を奪い取り、「あと100回願いが叶えられるようにして」と勝手に願い事をしてしまう。すると、無理な願いをしてしまったせいか、城の周囲に強大な妖気が蔓延し始める。
騒ぎを聞きつけ、ほかの仲間たちが続々と集まる中、ふいにユーリとレイヴンの悲鳴が響き渡った。どうやら、札の魔力によってこの土地に封印されていた強大な魔物が解き放たれてしまったようだ。
解き放たれた魔物に対し、全員が一斉に攻撃を仕掛けるも、致命傷には至らずに苦戦を強いられる一同。回復したユーリとレイヴンの全力の“天狼滅牙”“クライシスレイン”も物ともしない魔物に窮地に立たされるが、ここでなんとシークレットゲストとして置鮎龍太郎さんが登場!
ディムロス(置鮎龍太郎) |
ディムロスを携えたスタンによる、本気の“皇王天翔翼”で魔物を撃破することに成功した一同は、気を取り直してパーティを再開することに。女性陣が腕によりをかけた料理と、ミクリオ特製のシャーベットに楽しむものの、事前に「何か問題が起きたらすぐに帰還すること」と、フレンと約束したエステルは国に帰らなければならなくなってしまう。護衛役を務めたレイヴンもまた然り。やや残念な結果となってしまったが、最後の時間まで10周年を祝うパーティをみんなと楽しんだエステルは、ユーリに明日のイベントのことを頼み、レイヴンやリタと共に帰路につくのだった。
スキット後は、出演者によるスペシャルトークが行われた。今回初出演の人はいなかったが、ティア役のゆかなさんは今回が実に十数年ぶりの出演となった。また、スペシャルスキットにて、シークレットゲストとして登場したディムロス役の置鮎龍太郎さんは、ディムロスとしては今回が初の出演ということで、舞台に登場した際は会場から大きな喝采が湧き上がっていた。
スキット中にも話題に挙がったが、ヴェスペリア組が今回のフェスティバルを自身のタイトルの10周年と勘違いしていたことに言及。鳥海さんを除く3人が、そうした背景からフォーマルな服装で参加していたことが明らかとなった。
意外なあのキャラが1位に?さまざまな順位が判明したランキング発表!
トークの後は、実に3年ぶりとなるランキング発表が行われた。キャラクターの人気を計る総合ランキングは明日の発表となり、今回は部門別でさまざまなランキングが発表された。なお、今回のランキングは、事前に「テイルズ チャンネル」にてユーザー投票によって決められているものだ。
スキットランキング
今回は10周年ということで、過去のテイフェスで上演されたスキットの振り返りが行われた。さまざまな思い出が語られたが、中でも出演者が口を揃えて「大変だった」と答えたのが「テイルズ オブ 運動会」だった。走りながら台詞を言ったり、とにかく身体を張った演技が多かったようで、当時はみんな汗だくになっていたそうだ。
気になるランキングは、3位が「テイルズ オブ おとぎ話~かぐやの君はどこの誰~」、2位が「テイルズ オブ 肝試し」、1位が「テイルズ オブ ミラ雪姫と7人と小人」となった。
1位が「テイルズ オブ ミラ雪姫と7人と小人」は、とにかく小人役のキャストのアドリブが激しく、かなり盛り上がったスキットだったようだ。しかし、アドリブが多い分、キャストにかかる負担も大きいようで、その後のトークでは「みんな燃え尽きていた」と小野坂さんは語っていた。
マスコットキャラクターランキング
個性的なマスコットキャラクターが数多く登場する「テイルズ オブ」シリーズだが、その中のトップが決定される。
3位「はミュウ」、2位は「ルル」、1位は「ラピード」という結果となり、ラピードはキャラクター部門とマスコット部門でも1位を獲得しており、現在4連覇を達成中。プレイアブルキャラクターとして登場するラピードがマスコット部門に入るのか、壇上でも物議を醸したものの、その人気の高さは折り紙付きだ。
敵キャラクターランキング
前回倒すのに苦労した敵キャラクターがランキングされ、バルバトスが1位に輝いた。今回は全体的なランキングとなっており、気になる結果は3位「ガイアス」、2位「バルバトス」、3位「アッシュ」となった。
1位のアッシュを演じている鈴木さんは喜びを露わにしつつ、会場に向かってアッシュの名台詞でもある「このクズが!」と叫ぶと、会場からは大きな歓声が上がっていた。
生まれ変わるならキャラクターランキング
ちょっと変わったものとして、生まれ変わりたいキャラクターがランキングされた。結果は3位「ルル」、2位「ミラ」、1位「ユーリ」となった。
意外なのが3位のルルで、小野坂さんからは「みんな猫になりたいの!?」と驚愕した声が上がり、会場からも意外な結果に驚きと笑いの反応が入り混じっていた。
「テイルズ オブ レイズ」にて水着キャラの登場が決定!新情報発表コーナー
新情報発表コーナーでは、関連タイトルの新情報が公開。まず、いよいよ新章が追加される「テイルズ オブ アスタリア」では、ゲーム内BGMを収録したサウンドトラックの発売が決定。続いて「テイルズ オブ リンク」では、メインストーリー新章が近日配信されることが明らかとなったほか、イラスト集の発売が決定された。最後に「テイルズ オブ レイズ」では、11章までに登場する新キャラクターとして、リオン、ロイド、ベルベット、クレス、チェスターの参戦が決定した。
さらに、「リンク」内で実施中のブライダルフェスティバルでは、新キャラクターとしてウェディング衣装のエステルとタキシード姿のユーリが登場。さらに、2月に登場したウェディング姿のコレットの復刻も決定した。
また「レイズ」運営からのお知らせとして、次期登場キャラクターとしてレイヴンとリタの参戦が決定。加えて夏季には水着キャラクターの登場も明らかになった。
新キャラクターが続々と登場する中、各タイトルにてさまざまなアイテムのプレゼントも決定。「レイズ」ではダイヤ40個に加えて公式マルチカラーライトが配られるほか、「リンク」では英雄石10個とユニゾンアーツ(クレス・ベルベット)、「アスタリア」では星霊石10個と、さらに人気投票で1位に輝いたキャラクターが★5キャラとしてプレゼントされる。各タイトルにて石がたくさん配られるので、これから登場する新キャラクターの獲得に役立てよう。
リアルイベントの情報としては、「テイルズオブ フェスティバル カフェ」が都内にて7月中旬より開催されることが決定。こちらは完全事前予約制となっているため、今後告知される詳細をよくチェックしておこう。
さらに、全国のアニメイトにてフェアの開催も決定。「テイルズ オブ」シリーズの関連グッズを一定金額以上購入することで、オリジナルグッズがプレゼントされる。詳細はアニメイト公式サイトのフェアページを確認しておこう。
また、コトブキヤにて今年も「テイルズ オブ フェスティバル後夜祭」の開催も決定。本会場にて展開されていたカフェもオープンされるので、会場に足を運べなかった人はこちらでカフェメニューを楽しんでみてはいかがだろうか。
全5曲を熱唱!会場が一体となったFLOWのライブパフォーマンス
最新情報の後は、TOZXやTOBの主題歌を担当するFLOWが登場し、ライブパフォーマンスを展開。TOZXのエンディング曲である「INNOCENCE」の演奏が始まると、観客は総立ちとなり、思い思いにサイリウムを振り上げてライブを盛り上げていた。
続いて、数あるFLOWの楽曲の中でも高い人気を誇る「DAYS」を熱唱。イントロが流れた瞬間、会場から大きな歓声が湧き上がったことからも、その認知度と人気さが窺えた。会場が十分に温まったところでマイクパフォーマンスに突入。昨年の「テイフェス」にも出演したFLOWは、去年のライブを振り返った。去年はまだアニメも放映されて間もない頃の出演だったので、「正直受け入れてもらえるかびびっていた」と、あの頃の心境を吐露した。
しかし、実際にライブをやってみて会場の暖かさを肌で実感したと語ったFLOWは、その感動をぶつけるように「BURN」を披露。会場のサイリウムが一斉に赤色に切り替わり、観客のボルテージが一気に最高潮に引き上げられる。間髪入れずに演奏された「GO!!!」では、FLOWの煽りに合わせて会場からコールが弾け、サビでは全員が腕を振り上げ全身で楽曲を楽しんでいた。
最後に演奏されたのは、TOZXのオープニングである「風ノ唄」。ここでは演奏に合わせて壇上の大型スクリーンでアニメのオープニング映像も放映されており、サビ部分のクラップなど観客もアーティストと一体になって盛り上がれる部分が多々あり、「GO!!!」と負けず劣らずの熱狂ぶりを見せた。
ライブ後には、小野坂さんと佐藤さんが登場し、FLOWとのスペシャルトークが展開。去年出演した際、小野坂さんから「DAYS」が聞きたかった!」と言われたことを覚えていたFLOWは、今回の出演が決定した際に真っ先に「DAYSやろう!」と決めたという。そんな念願の「DAYS」を聴けた小野坂さんは、舞台裏で「ニコニコしながら見ていましたよ」と佐藤さんから暴露されていた。
また、TOBの楽曲である「BURN」を生で聴けた佐藤さんは、「感動して思わず泣きそうになってしまいました」とコメント。自身が出演した作品であり、収録していた当時のさまざまな心境が蘇ってきたという。会場に来るまでにも聞いていた楽曲だったということで、その喜びはひとしおだったようだ。
イベントの最後には、出演者らが再度総登場し、今回のイベントの感想を語った。シークレットゲストとして登場した置鮎さんは、「念願だったスタンと一緒に出演することができて嬉しかった」とコメント。イベントの締めは、小野坂さんの号令による恒例の「ビバ!テイルズ オブ!」で幕を閉じた。
(C)いのまたむつみ (C)藤島康介 (C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。
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