マーベラスが配信中のiOS/Android用アプリ「戦刻ナイトブラッド」。アニメ化も控える大型プロジェクトとして展開している本作の基本的な遊び方と魅力をお届けする。
「戦刻ナイトブラッド」は、オトメイトとKADOKAWA、マーベラスの3社が手を組み展開する女性向けの大型プロジェクト。戦国乱世を舞台に、すべからくイケメンの武将たちと、彼らにとって特別な血を持つ主人公が戦いや交流の中で絆を結ぶ戦国恋愛ファンタジーだ。
恋のお相手となるキャラクターは、織田、豊臣、上杉、武田、真田、伊達軍の武将28名。オトメイトを代表する6名のイラストレーターが各軍を担当しているので、イケメンに輪をかけて美麗、そして大体がワイシャツに鎧を着用するという斜め上を行く衣装で、華と艶を出しつつもきっちり和を押さえており非常にクールだ。
さらに彼らは人間ではなく、吸血鬼や人狼などの“月牙族”と呼ばれる種族とあって、もふもふの耳やら尾やらでニッチ(?)な嗜好も攻めてくる。ここにそれぞれの濃いキャラ設定、そして森川智之さんをはじめとした耳に至福を与えてくれる声優陣のボイスが乗れば、恋に落ちない女性がいるだろうか――と、本作における武将の圧倒的な魅力を踏まえて、ゲームの遊び方を紹介しよう。
すべては武将と織りなす「物語」のために!基本的な遊び方を紹介
「戦刻ナイトブラッド」の魅力は各軍、各武将ごとに描かれる物語。メインストーリーで戦国乱世に翻弄される各陣営の熱い絆や激しい戦いを見守り、キャラクターごとのエピソードで気になる武将との甘い時間を堪能できる。
メインストーリーはフルボイスで展開。1章が5話で構成されており、1話ずつロックを解除して読み進めていく。最初からアンロックされている第0章では異世界の国「神牙(しんが)」に飛ばされた主人公と、それぞれの軍の武将の出会いが描かれるので、まずは6つの軍すべての導入を読むことをオススメする。
また武将ごとの物語はガチャなどで入手できるカード(★2以上)の親愛度をあげることで解放され、レアリティ★2(S)、★4(SR)、★5(UR)のカードはフルボイスで楽しむことができる。
この「物語」を軸に、「戦闘」で経験値やアイテムなどを入手し、「交流」でカードの親愛度を上げていくのがゲームのプレイサイクルとなる。
「戦闘」には、進めるほど強くなるエリア内の敵を倒していく「メインバトル」のほか、他のユーザーの部隊と戦う「手合いバトル」、曜日ごとにステージが異なり、特定のアイテムの獲得量がアップする「曜日バトル」が用意されている。
いずれも手持ちの武将カードで部隊を編成し厄魔と戦っていくが、プレイヤーの役割は傷付いた武将を回復すること。1回のバトル中に回復できる回数は3回までなので、回復を求める武将に使うか、後に取っておくかは悩みどころだ。
またバトルに勝利することで交流を行うのに必要な「魔結晶」が入手できるほか、経験値を得てプレイヤーRankが上ると、メインストーリーを読むための「ストーリー開放鍵」も入手できる。
駆け出しのプレイヤーには、1日2回更新されるBP消費なしの「手合バトル」を消化しつつ、「メインバトル」「曜日バトル」のエリアごとに設定されたミッション達成を目指すことをオススメする。「メインバトル」でミッションクリアを重ねれば、アイテム、経験値、武将カード、そして戦刻石がどんどん入手できるのだ。
ミッションには、同レアリティの武将2名によるコンボスキル「ダブルアタック」や、固有の「カードスキル」を一定の確率で発動させるといったものや、特定の条件で必ず発動される「ユニットスキル」がある。「ユニットスキル」が発生するカードの組み合わせは、自軍の武将のみの編成や、キャラクターの共通点で揃えるなど、さまざまな条件があるので研究してみよう。
最後に武将カードの親愛度を高めて強化・ストーリーを解放する「交流」を紹介。各カードには「親愛マップ」があり、「武将から見た主人公の好きなところ」を表す5つの項目が数値化される。
先述した「魔結晶」と呼ばれる武将の力を引き出す薬を調合して彼らに贈ることで、薬を受け取った武将の親愛マップの数値が上昇、コミュニケーションを楽しむことができる。
さらに★3以上のカードの親愛度を最大まで上昇させると、武将が「覚醒」しイラストが変化。さらに美麗CGつきの吸血イベントを楽しむことができる。個人的には★2カードを育成することで楽しめる武将同士のフルボイスシナリオが一押し。主人公の知らない関係性や、表情を楽しむことができるので、ぜひチェックしてみてほしい。