ワンダープラネットがiOS/Android用アプリ「クラッシュフィーバー」にて、6月23日から開催する「THE KING OF FIGHTERS ’98」とのコラボレーションイベント。本稿では、その先行プレイレポートを紹介する。
「クラッシュフィーバー」はタップだけの簡単操作でパネルを砕き、連鎖をつなげていくスマートフォン向けのRPGだ。誰でも楽しめるゲームシステムとポップなビジュアルが人気を集め、すでに全世界で800万ダウンロードを記録している。
また本作の大きな特徴として、さまざまな作品とのコラボレーションも挙げられる。これまでには「初音ミク」や「鋼の錬金術師」、「にゃんこ大戦争」などゲームに限らず多彩なジャンルの作品とコラボを果たし、プレイヤーを驚かせてきた。そしてコラボの新たな展開が、「THE KING OF FIGHTERS '98」というわけだ。今回は配信に先駆けてコラボイベントを体験してきたので、プレイレポートという形で紹介していこう。
草薙京や不知火舞、八神庵が「クラッシュフィーバー」の世界に!
コラボイベントで登場する「THE KING OF FIGHTERS '98」のキャラクターは草薙京、不知火舞、八神庵など、総勢22人におよぶ。これは「クラッシュフィーバー」が行ってきたコラボレーションの中でも多い部類に入ることからも、いかに豪華なイベントであるかが分かるだろう。
さらに各ユニットはすべてボイスに対応しているのも見逃せない。「THE KING OF FIGHTERS(KOF)」シリーズといえば技発動時の必殺技ボイスは欠かせないが、「クラッシュフィーバー」でも同様の演出を楽しむことが可能だ。
スキルの一部を紹介すると、草薙京の「MAX最終決戦奥義 “無式”」は、赤以外のパネルを赤に変換し、さらに赤ボムもドロップするようになる。八神庵の「禁千弐百拾壱式・八稚女」はランダムでパネルを最大15個CPに変換し、加えて5ターンの間自身の回復力をダウンさせる代わりに、攻撃力と防御力をアップ、タップ回数も2回増える。いずれも不利な局面を打開する能力に長けており、バトルで重宝するのは間違いない。また強力だからこそ、どこまで温存して、どのタイミングで使うかも大切になってくるだろう。
バトルの細かな演出にも「KOF」らしさが随所に光る。例えば本作の醍醐味であるFEVERモードに突入すると、始まる瞬間に戦闘が始まるときのアナウンスが流れ、さらにコラボ専用のBGM、効果音も取り入れられ、FEVERモードをさらに盛り上げてくれる。ちなみにこれらのボイスやサウンドは、すべて「THE KING OF FIGHTERS '98」と同じものが使用されている。これを聞くだけで、当時を思い出して懐かしむ人もいるのではないだろうか。
「KOF」でおなじみの3人1組バトルも実現
コラボレーションイベント開催中のクエストは全部で4種類。「ブローカーの左手」「キムの更生試験」「繰り返す転生」「封ずる者襲来」が該当する。「ブローカーの左手」は初級から超級までの4種類が用意されており、一般的なクエストと同じ感覚でプレイできる。今回のクエストの中ではもっともクセのない種類といえる。
「キムの更生試験」は、プレイ感覚こそほかのクエストと変わらないものの、そこにスコアアタックの要素も入っているのが大きな特徴だ。ルールはほかのスコアアタックと変わらず、クエスト終了時に獲得した最終スコアが記録される。コンティニュー不可のソロプレイ専用となっており、どんなパーティーで挑むか、事前にじっくり考える必要がある。
コラボクエストの中でも特に「KOF」の特徴をとらえているのが、「繰り返す転生」だ。このクエストは3人1組のチームバトル性となっており、「KOF」のバトルスタイルが再現されている。通常の4人パーティーから削られるのは助っ人のため、助っ人だよりのプレイをしていた人は苦労するかもしれない。また上級プレイヤーであっても、限られた戦略の中でどう攻略していくかを考えなければならない。
そして「封ずる者襲来」はクエスト自体の難易度が高く、さらにコンティニューもできないという屈指の難しさを誇る。4種類の中でももっとも挑戦しがいのあるクエストだ。「封ずる者襲来」では最後に待ち構える八神庵の前に、バイスやマチュアも相手にしなければならない。バイスとマチュアは特定のパネルをダメージパネルに変換し、じわじわとダメージを与えてくる攻撃を主体としている。八神庵に辿り着く前に、こちらの体力が削られるのは必至だ。また八神庵もダメージパネルを次々に出現させ、さらに連続攻撃も頻繁に行ってくる。プレイヤー側もパネルを変換するスキルを効果的に使うことが攻略の鍵となるだろう。
以上が「THE KING OF FIGHTERS '98」コラボレーションイベントのプレイレポートとなる。全体を通して「KOF」が持つイメージを忠実に再現しており、古くからのファンでも安心して楽しめる仕上がりという印象を受けた。特にサウンド面のこだわりは強く、普段音を消してプレイしている人も、試しに一度聞いてほしいところ。
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