目次
  1. 代表理事 重馬敬の挨拶
  2. 活動内容
  3. 法人概要

ゲームにおけるシナリオの重要性が高まる中、そのシナリオを作成するライターの数も日々増えてきているものの、「“ゲームシナリオ”を作成するライター」に注目したとき、そのライターを支援する動きについては、十全と言えない背景があったという。

そこで、ライターの活動の促進、および生活面での支援などを行うことを目的として、2017年6月7日、一般社団法人 日本ゲームシナリオライター協会を設立。長年にわたりゲームシナリオ制作に携わってきた4社の代表が理事として就任した。

代表理事:有限会社月光 重馬敬(本名:重松敬介)
理事:株式会社エッジワークス 山野辺一記(本名:山部康男)
理事:有限会社エルスウェア 小川楓
理事:株式会社エレファンテ 日暮茶坊(本名:日暮俊彦)

左から山野辺氏、小川氏、重馬氏、日暮氏

JAGSA公式サイト
https://jagsa.jp/

代表理事 重馬敬の挨拶

ゲームシナリオを主たる戦場として戦うライター、彼、彼女らをゲームシナリオライターと呼称します。わたしがはじめてコンピュータゲームのシナリオを執筆したとき、この職種はそれほど一般的なものではありませんでした。現在、PC、スマートフォン、専用ゲーム機上で、数多くのゲームがリリースされ、ゲームシナリオ作成を専業として活躍するライターも珍しくはなくなりました。

一方、そんなゲームシナリオライターが互いに交流し切磋琢磨し情報交換する場は、いままで存在しませんでした。若手ゲームシナリオライターが税金で悩んでいても、ベテランのゲームシナリオライターが健康について不安を抱えていても、組織としての受け皿はなかったのです。

わたしはそんな「ゲームシナリオを主たる生業とするライター」をケアする組織が欲しいと以前から考えていました。誰かつくってくれないかな、と……。そう考える業界関係者は多かったのではないかと思います。いえ、実際に多いのです。勝手になんとなくいいようにしてくれる「誰か」はいないけれど、「誰か」を探すみんなが手をとりあえば、多くの力を集めることができれば、そんな場を得ることができる――。

それが、日本ゲームシナリオライター協会(JAGSA)です。ゲームシナリオライターみんなのための組織を、今回、多くの方々のご賛同、ご協力のもと形作ることができました。これから、みなさんと一緒に一歩、一歩、歩んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

活動内容

ゲームシナリオライターの資質向上による社会的地位の確立、ならびにゲームシナリオの普及及び質的向上を図ることを目的として、次のような活動を行います。

  • ゲームシナリオライターの生活環境保全、保護に寄与する活動
  • ゲームシナリオに関する講演会、講習会及び研修セミナー等の開催に関する活動
  • ゲームシナリオに関する情報の調査、研究、収集、保存及び発信に関する活動
  • その他、上記に関連する活動

ゲームシナリオライターのスキルアップ、キャリアアップのためのセミナー、確定申告や税金などについてのセミナーなど、各種講座を開催していく予定です。

1.ゲームシナリオ講座

ゲームシナリオ特有の様々な問題について考えていく講座です。シナリオ分岐や大量の短編シナリオ(キャラシナリオやイベントシナリオ)の執筆方法などについて学んでいきます。

2.クリエイター講演会

著名なクリエイターをお呼びし、ゲームに関連する様々な問題などを語っていただきます。

3.確定申告対策講座

フリーランスにおける節税法(経費の考え方、小規模企業共済の利用方法など)や健康保険料などの支払いについての実用講座です。

法人概要

名称:一般社団法人日本ゲームシナリオライター協会
本社所在地:東京都調布市布田1-40-2 アクシス調布402
設立:2017年6月7日
代表者:代表理事 重馬敬
ホームページ:https://jagsa.jp/

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

コメントを投稿する

この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー