本日7月29日に、「Fate/Grand Order Fes.2017」内で行われた「FGOゲストトーク」のレポートをお届け。「Fate/Grand Order VR feat.マシュ・キリエライト」「Fate/Grand Order Arcade」をはじめとした新情報を紹介する。
「FGOゲストトーク」では、マシュ・キリエライト役の声優・高橋李衣さんと、アルトリア・ペンドラゴン役の声優・川澄綾子さんがステージに登場。それぞれ、マシュの戦闘服とアルトリアの私服をイメージしたコーディネートで、客席から歓声を浴びた。
ここでは、ステージで発表された新情報を順に追って紹介しよう。
この夏はコミカライズ展開が続々
まずはコミカライズから。本日発売の月刊コミックZERO-SUM 9月号より「Fate/Grand Order -mortalis:stella-」が連載開始。また8月9日発売の別冊少年マガジン9月号より「Fate/Grand Order -turas réalta-」の連載が始まる。
FGOファンにはおなじみの「マンガで分かる!Fate/Grand Order」コミックス第1巻が8月2日発売。ステージでは本書のCMが初めてお披露目された。ナレーションを務めた高橋さんは、その迫力に驚いた様子。特に、神腕や剛腕たちに埋もれるジャンヌ・ダルクのシーンが印象的だったようだ。
こちらのCMは、8月5日にTOKYO MX、BS11で放送されるアニメ「Fate/Apocrypha」内でも見ることができる。
まんが4コマぱれっとで連載中の、同級生3人の日常をテンション高く描いたマンガ「氷室の天地」とのコラボ「氷室の天地 Fate/School life」が発表に。ステージでは描き下ろしコラボイラストが公開された。詳細は8月22日発売の同誌をチェックだ。
「Fate/Grand Order VR feat.マシュ・キリエライト」が今冬配信
さて、ここからは「Fate/Grand Order」クリエイティブディレクターの塩川洋介氏(ディライトワークス)が登壇し、FGO PROJECTの新情報を明かした。
まずは「Fate/Grand Order VR feat.マシュ・キリエライト」だ。本イベント会場内でもトライアルが行われていた本作の新たなPVが公開に。ここで、本作が2017年冬に配信されることが発表された。
既に本作を体験した川澄さんは、目の前にマシュがいる臨場感に驚いた様子。また高橋さんは、自分がマイルームにいる感覚がすごいと驚嘆していた。
本作の体験スペースが、2017年8月下旬にカラオケ アドアーズ秋葉原店に設置される。いち早く体験したいという人は、こちらの続報を待とう。
「Fate/Grand Order Arcade」が発表!
本ステージ最大のトピックは、「Fate/Grand Order Arcade」の発表だろう。3Dグラフィック化されたサーヴァントが動き、戦う迫力満点のPVには、会場からも大歓声が沸き起こった。
開発を担当するのはセガ・インタラクティブ。ステージには同社から、「Fate/Grand Order Arcade」プロデューサーの吉野慎一氏、ディレクターの伊神公博氏が登壇した。
本作の企画が立ち上げられたのは、2016年1月。スマートフォンゲームの“外側”でできることを考えていた塩川氏は、セイントグラフを手にしてみたいと思いたち、アーケードゲームに着目した。
PVでマシュが「ロード・キャメロット」ではなく「ロード・カルデアス」を放っていたことを受け、高橋さんはボイスも新録されるのではないかと期待を寄せる。また川澄さんも、イラストから3Dになった際のカッコよさは特別で、美しかったと表現した。
セイントグラフが物理カードに
「Fate/Grand Order Arcade」は一体どんなゲームになるのだろうか。塩川氏は、「Fate/Grand Order」がもっているおもしろさを別の形で表現すると狙いを説明。プレイしてみると「FGOだ」と思えるものを目指して作っているという。
大きな特徴のひとつは、サーヴァントの3Dグラフィック化だ。本作では、セイントグラフ(サーヴァントが宿るカード)のサーヴァントがそのまま3Dグラフィックになり、プレイヤーはこれを操作することができる。アーケードゲームならではの、ド派手なバトルシーンが表現されるのだ。
セイントグラフに描かれたイラストは、それぞれに魅力がある。3Dグラフィック化にあたり、360度どこから見てもイメージが変わらないよう、イラストレーターのタッチを可能な限り表現できるようにこだわって制作されているという。
会場では、例としてクーフーリン(キャスター)、アタランテの3Dモデルが披露された。クーフーリンは“ちょいワル感”“兄貴感”がどの角度から見ても感じられるように制作。杖はあまりリアルになりすぎないよう、イラスト調で再現されているという。
一方、水彩画のようなタッチが特徴のアタランテ。髪のエッジ部分の輪郭線を薄くすることで、セイントグラフのイラストに近づくように調整されている。また、顔は美しさの中に可愛らしさが見え隠れする部分を表現するべく、一コマずつ見ながら作り込んでいるそうだ。
さらに「Fate/Grand Order Arcade」では、このセイントグラフが物理カード化(概念礼装も含む)され、コレクションすることができる。
本日より公式サイトがオープン。また、この冬にロケテストが実施されることも明らかにされた。公式サイトをチェックしつつ、続報を楽しみにしていよう。
「Fate/Grand Order Arcade」公式サイト
http://arcade.fate-go.jp/
(C)TYPE-MOON / FGO PROJECT
※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。
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