ウォーゲーミングジャパンは、PS4/Xbox One/Xbox 360用ソフト「World of Tanks Console」の新モード「War Stories」を8月22日に実装。モードの特徴を紹介するプレスカンファレンスを実施した。
「World of Tanks Console」はPC向けタイトル「World of Tanks」をベースに、PS4/Xbox One/Xbox 360の3ハード向けにサービスが行われているオンライン対戦アクションゲームだ。
そんな本作に新モード「War Stories」が追加されるということで、モードの特徴を紹介するプレスカンファレンスが行われた。
まずは本作のプロデューサー斎藤智大氏より「World of Tanks Console」の特徴が紹介された。
「World of Tanks Console」は、全3ハードで展開されているF2Pのオンラインゲーム。最大15対15のオンライン対戦が可能で、8ヶ国、465車輌の戦車が利用可能となっている。また7月のアップデートで搭乗員のカスタマイズが可能になるなど、バラエティに富んだカスタマイズ要素も魅力。天候の要素や4Kサポートなど、コンソール独自の要素も追加されている。
そんな本作では、よりコンソールに特化した新モード「War Stories」を次期大型アップデートにて実装する予定だという。こちらは、シニアゲームデザイナーのdarold higa氏からモードの特徴が紹介された。
「War Stories」は、PvE形式となっているため今までランダム戦に敷居の高さを感じていたプレイヤーでも気軽に遊べるのが特徴だという。本モードは多種多様なストーリーに挑戦することができ、歴史に名を刻んだ数々の激戦から、架空戦記の一幕、ファンタジーのような不思議なものまで様々な物語が登場する。実装時は2つのキャンペーンを遊ぶことが可能だそうだ。
「War Stories」のキャンペーンには“ストーリーモード”と“チャレンジモード”という2つのモードが存在する。プレイヤーはまずストーリーモードをプレイしチュートリアルのような感覚でゲームの基礎を学んでいくことが可能だ。ストーリーモードをクリアすることで、より多くの報酬が得られるチャレンジモードが開放される。ストーリーモードは使用車輌が限定されるが、チャレンジモードではプレイヤーが所持している全車輌を使用して遊ぶことができる。
「War Stories」はシングルプレイも可能だが、Coop形式でフレンドと一緒にプレイすることも可能だという。また、本モードには専用の報酬が用意されており、ランダム対戦を一切遊ばないプレイヤーでも車輌を育てていくことが可能になるそうだ。他にも各ストーリーにはアメコミ調のムービーが用意されるなど、コンソールならではの仕掛けも特徴の一つとして挙げられた。
続いて「War Stories」の開発経緯が語られた。発端は2016年に実装された初心者向けのPvEミッションだという。こちらはゲームに不慣れな新規プレイヤーはもちろん、既存のプレイヤーにとっても新しい車輌を試す場として非常に好評だったという。この結果を受けて、開発はPvEがゲームにおける重要な要素だということを再認識。よりPvEに特化した「War Stories」が誕生したのだとか。
またCoopや、歴史改変戦記を採用した理由も述べられた。こちらについても以前のフィードバックを参照した結果だという。
「War Stories」実装時は2つのキャンペーンをプレイすることが可能で、最終的には4つのキャンペーンが登場する予定だ。その後も開発は進めていき、様々なテーマのキャンペーンや、何かとコラボレーションしたストーリーも追加していく予定だという。「War Stories」は、8月22日の実装を予定している。