ナイチンゲール＆ファントムガンダムの参戦決定！「GUNDAM VERSUS チームバトルトーナメント in C3TOKYO2017」決勝大会レポート

0 2017年8月27日 18:27

担当：ささみ

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バンダイナムコエンターテインメントが手掛けるPS4用ソフト「GUNDAM VERSUS」。本作のチーム固定によるトーナメント形式の大会が、本日8月27日に幕張メッセにて開催された「C3AFA TOKYO 2017」にて実施された。

本大会には、「GUNDAM VERSUS」のプロデューサーを務める安田直矢氏と、「機動戦士Vガンダム」のウッソ・エヴィン役などでおなじみの阪口大助さん、「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ」の三日月・オーガス役などでおなじみの河西健吾さんが登壇。

さらに、これまでも「機動戦士ガンダム vs.」シリーズの公式大会で実況・解説を務めている店員Aさんと黒日さんも登場し、本作初となるチーム固定によるトーナメント大会を盛り上げてくれた。

本大会は、1試合240秒で行われ、準決勝までは1戦先勝、決勝戦のみ2戦先勝となる。タイムアップの場合は、スコア1位のチームがいたほうが勝利となる。

本作の大会は、発売前となる6月25日にベルサール秋葉原で行われた「ガンダムバーサスまつりin秋葉原」以来の2回目となり、前回行われた試合毎にチームメンバーが入れ替わるシャッフル形式とは異なり、今回はチームメンバーの入れ替わりのない“チーム固定”によって全試合が行われる。


決勝トーナメント表

気心の知れた仲間とタッグを組んで参加できる大会とあって、その試合内容もかなりハイレベル。現在のオンライン対戦環境で人気の高い機体「ホットスクランブルガンダム（以下、ホットスクランブル）」や「クロスボーンガンダムX1フルクロス（以下、X1フルクロス）」を選択している人が多いのは当然として、ストライカーもやはり人気高い「ゴールドスモー」をチョイスしている人が多い印象だった。

しかしながら、「シナンジュ」「V2ガンダム」「メッサーラ」などの機体もエントリーしており、ストライカーでは「百式」を選択しているチームもあり、各々の個性や“使い慣れた機体”でここまで登り詰めてきた選手たちもいたようだ。

そんな互いのプライドをぶつけ合う白熱したトーナメント制し、決勝戦へと駒を進めたのは“もえぴスペシャル（使用機体：ホットスクランブル＆ジオング）”と“旅行ガチ勢（使用機体：X1フルクロス＆ギャン）”チーム。

射撃CSと格闘CSによって、一定時間自身の性能を引き上げることができるX1フルクロスを擁する“旅行ガチ勢”チームは近距離での爆発力がピカイチ。対するホットスクランブルとジオングを使用する“もえぴスペシャル”は、どちらも遠距離からの射撃戦が得意ということで、奇しくも性能が相反する機体同士のマッチアップとなった。

初戦では、開幕からX1フルクロスが積極的に戦線を押し上げてホットスクランブルに取り付き、相方のギャンは徹底的にジオングをマークして茶々を入れさせないように立ち回っていた。終始1vs1の状況を強いる“旅行ガチ勢”チームの想定通りの試合運びとなっていたのだが、“もえぴスペシャル”が粘り強く猛攻を凌ぎ、勝利を手繰り寄せた。

続く2戦目も、試合展開は1戦目とほぼ同じ状況に。時限強化中のX1フルクロスがホットスクランブルを攻め立て、その間にギャンがジオングの足を止める……唯一1戦目と流れが異なったのは、X1フルクロスの1回目の時限強化のタイミングで、ホットスクランブルが大きく削られてしまったところだろうか。開幕のダメージ差を返し切ることができず“もえぴスペシャル”は敗北、3戦目へと望みを託すことになった。

雌雄を決する3戦目。両チーム共に厳しい戦いをくぐり抜けてきただけあって大きなミスなどはなく、これまで通り互いに互いのベストな戦法を押し付けていく試合が展開。そして終盤、X1フルクロスが撃破された後、後を追う形で撃破されてしまったギャンにホットスクランブルとジオングが猛攻を仕掛ける。両チーム互いに覚醒を使い合っての総力戦だったが、やはり500・400コストから同時に攻められるとギャンといえども捌き切ることは難しく、“もえぴスペシャル”チームが見事に優勝を勝ち取った。

大会後には、安田氏より今後の展開を含む最新情報が発表された。その中で、9月下旬に配信が予定されている第2弾アップデート（Ver.1.05）の内容が一部公開。第2弾アップデートでは、「プレイヤーマッチ」の設定に“1on1”が追加される。

さらに、同時期に配信される新たなプレイアブルキャラクターの情報も明らかになった。まず、「機動戦士クロスボーン・ガンダムゴースト」より、“ファントムガンダム”の参戦が発表された。パイロットはフォント・ボーで、公開されたプロモーション映像ではファントム・ライトを展開する時限強化武装のようなものや、フレイムソードによる強力な格闘、そして照射ビームさせ防ぎ切るIフィールドによるバリアのようなものが見受けられた。本機の特徴である、“揺らめく炎”を連想させるエフェクトも忠実に再現されている点にも注目だ。

続いて、「機動戦士ガンダム逆襲のシャアベルトーチカ・チルドレン」より、アーケードゲーム「機動戦士ガンダムエクストリームバーサスマキシブースト ON」にも登場している“ナイチンゲール”の参戦が発表された。こちらはPVなどがまだ完成しておらず機体の詳細は分からなかったものの、「機動戦士ガンダムエクストリームバーサスマキシブースト ON」からどのようなアレンジが加えられているのか、続報に期待しよう。なお、両機とも価格は602円（税抜）となっている。