プレイステーションのライバルは大谷翔平選手と乃木坂46!「PlayStation Awards 2017」授賞式をレポート

発表会・イベント取材
0コメント ばかいぬ

ゲームファンにとって年末の恒例行事「PlayStation Awards」が、今年も11月30日に開催された。ここでは、受賞タイトルとクリエイター陣のコメントを現地からレポートする。

「PlayStation Awards(以下、PS Awards)」は、プレイステーションフォーマットで発売されたタイトルからヒット作品を表彰する、一年に一度の祭典だ。1995年に始まり、今年で23回目の開催となる。

今回授与されるのは、Double Platinum Prize(ダブルプラチナプライズ)、Platinum Prize(プラチナプライズ)、Gold Prize(ゴールドプライズ)、PlayStation Network Award、ユーザーズチョイス賞、PlayStation VR賞、インディーズ&デベロッパー賞の7つだ。早速、のべ34作品に上った受賞タイトルを紹介していこう。

式の冒頭では、10月3日にソニー・インタラクティブ社長兼CEOに就任した小寺剛氏が挨拶を行った

ダブルプラチナプライズ受賞作品

今年は、日本を含むアジア地域で累計出荷数(配信数)が200万本を超えたタイトルに与えられるダブルプラチナプライズを受賞した作品が登場した。あふれるクリエイティビティが大人も子どもも掴んで離さない、このタイトルである。

※日本を含むアジア地域において、複数のPlayStationフォーマットで発売された同一タイトルを合算。

Minecraft

パディ・バーンズ氏
パディ・バーンズ氏

スコットランドの4J Studiosを代表して、CEOのパディ・バーンズ氏が来日。同国の伝統衣装「キルト」を身にまとって登壇したバーンズ氏は、ソニージャパン、ソニーアメリカ、ソニーヨーロッパ、過去4年以上にわたってテストを続けてきたソニーリバプールのゲストチーム、そして日本のファンに感謝の言葉を贈った。

プラチナプライズ受賞作品

累計出荷数(配信数)が100万本を超えたタイトルに与えられるプラチナプライズ。昨年は該当作品がなかったが、今年は3作品が受賞対象となった。

  • グランド・セフト・オートV
  • ファイナルファンタジーXV
  • ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて

※日本を含むアジア地域において、複数のPlayStationフォーマットで発売された同一タイトルを合算。

グランド・セフト・オートV

ニール・スティーブン氏
ニール・スティーブン氏

2013年にPS3版で同賞を受賞している「グランド・セフト・オートV」が、PS4版でも受賞。ロックスター・ゲームスのニール・スティーブン氏は、ファンの存在なしではここまで来られなかったとコメントし、日本語で「どうもありがとう」と謝辞を述べた。

ファイナルファンタジーXV

田畑端氏
田畑端氏

後述するユーザーズチョイス賞とのダブル受賞となった「ファイナルファンタジーXV」。ディレクターの田畑端氏は、本作には「最新のRPG」「ユーザーによる配信コンテンツ」「継続的なサービス」の3つの側面があったと語る。

昨日、発売からちょうど1年を迎えたが、今でも多くのユーザーがプレイしている本作。田畑氏は、厳しい言葉も寄せられるので100点とは言えないとしつつ、この時代ならではの「ファイナルファンタジー」ができたと胸を張った。

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて

堀井雄二氏
堀井雄二氏

「もう一度テレビの前に集まろう」がテーマとなったPS4版「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」が、プラチナプライズに輝いた。

「ドラゴンクエスト」を作ってまもなく32年になるという堀井雄二氏。同氏は、ファンや鳥山明氏、すぎやまこういち氏、プロデューサーの岡本北斗氏、ディレクターの内川毅氏、スタッフたちに感謝を述べると、最後に「人生はロールプレイングです」と印象的な言葉を残した。

ゴールドプライズ受賞作品

累計出荷数(配信数)が50万本を超えたタイトルに与えられるゴールドプライズ。昨年は10作品だったが、今年はそれを超える11作品が受賞した。

  • アンチャーテッドコレクション
  • レインボーシックス シージ
  • FIFA17
  • バトルフィールド1
  • コール オブ デューティー インフィニット・ウォーフェア
  • 龍が如く6 命の詩。
  • バイオハザード7 レジデント イービル
  • 仁王
  • NieR:Automata
  • Horizon Zero Dawn
  • FIFA18

※日本を含むアジア地域において、複数のPlayStationフォーマットで発売された同一タイトルを合算。

アンチャーテッドコレクション

カート・マージーノ氏
カート・マージーノ氏

PS3を代表する3作品をPS4用にリマスターした「アンチャーテッドコレクション」がゴールドプライズを受賞。本作の開発のために10年間フランチャイズしてきたノーティードッグのカート・マージーノ氏は、最高のファンのおかげですばらしい作品が作れたと感謝を口にした。

レインボーシックス シージ

スティーヴ・ミラー氏
スティーヴ・ミラー氏

PlayStation Network Awardとのダブル受賞を果たした「レインボーシックス シージ」。ユービーアイソフトのスティーヴ・ミラー氏は、発売3年目を迎える中で新コンテンツをどんどん出していくとコメント。まだプレイしてない人、一度離れた人も遊んでみてほしいとアピールしていた。

FIFA17・FIFA18

アーロン・マックハーディ氏(スクリーン内)
アーロン・マックハーディ氏(スクリーン内)

シリーズで初めてJリーグを収録した「FIFA17」、オフラインで遊べる新モード「スカッドバトル」を搭載した「FIFA18」が揃ってゴールドプライズを受賞。式には、FIFAシニアプロデューサーのアーロン・マックハーディ氏から、日本語を交えたメッセージ映像が寄せられた。

バトルフィールド1

アレクサンダー・グロンダール氏
アレクサンダー・グロンダール氏

第一次世界大戦を舞台に、兵士一人ひとりの戦いを壮大なスケールで描いた「バトルフィールド1」。エレクトロニック・アーツ ダイススタジオのアレクサンダー・グロンダール氏は、EAジャパン、ダイススタジオのスタッフに向けて、「君たちはヒーローだと伝えたい」と賛辞を送った。

コール オブ デューティー インフィニット・ウォーフェア

本作の受賞に際して、アクティビジョンのポール・ブッチャー氏からメッセージが寄せられた。ブッチャー氏は日本・アジアのCoDファンにお礼を述べるとともに、プレイヤーが最も大事なパートナーだとコメント。また、SIEの献身的なサポートにも感謝の意を表していた。

龍が如く6 命の詩。

名越稔洋氏
名越稔洋氏

やれることを盛り込み、スタジオの技術と自分がもつコネクションの集大成となる作品を作りたかったと話したのは、「龍が如く」シリーズ総監督の名越稔洋氏。そんな作品が認められたことのうれしさを口にしつつ、次回作も喜んでもらえるものを作り上げると約束した。

バイオハザード7 レジデント イービル

川田将央氏
川田将央氏

さまざまなアイデアを盛り込みつつ、恐怖を最優先に作り上げられた「バイオハザード7 レジデント イービル」は、ゴールドプライズ以外にもユーザーズチョイス賞、PlayStation VR賞を受賞。プロデューサーの川田将央氏は、ファンの声援の賜物だと感謝の言葉を述べた。

仁王

シブサワ・コウ氏
シブサワ・コウ氏

1万通りの落命と1万通りの達成をテーマに掲げた“戦国死にゲー”「仁王」は、発表から実に12年の時を経て発売された。シブサワ・コウ氏は3回作り直したこと、発売1週間で世界100万本のセールスを達成したことを振り返りつつ、開発チームと12年間応援を続けたゲームファンに心からの感謝を伝えた。

NieR:Automata

齊藤陽介氏(右)、ヨコオタロウ氏(左)
齊藤陽介氏(右)、ヨコオタロウ氏(左)

プラチナゲームズを迎えてアクション性を強化し、その魅力的な世界観とキャラクターで一世を風靡した「NieR:Automata」。プロデューサーの齊藤陽介氏は、前作から7年経って発売された本作がゴールドプライズを受賞したことへの驚きを隠さない。ユーザーへのお礼を伝えるとともに、プラチナゲームズ、吉田明彦氏、岡部啓一氏、全員の力があっての受賞だと胸を張った。

Horizon Zero Dawn

アンジー・スメッツ氏
アンジー・スメッツ氏

「KILL ZONE」を手掛けたゲリラゲームズによる「Horizon Zero Dawn」。原始的な空間と機械獣という独特の世界観で人気を博したオープンワールドRPGがゴールドプライズを受賞した。同社のエグゼクティブプロデューサー、アンジー・スメッツ氏は、ステージからユーザーとローカライズチームへの感謝を伝えていた。

PlayStation Network Award

2016年10月1日から2017年9月30日までの期間で、ネットワーク売上の上位3タイトルに与えられるのがPlayStation Network Award。今回受賞したのは、下記のタイトルだ。

  • ファンタシースターオンライン2
  • レインボーシックス シージ
  • FIFA17

実に3回連続で同賞の受賞を果たした「ファンタシースターオンライン2」プロデューサーの酒井智史氏は、開発チームとPlayStationユーザーへの謝辞を述べると、5周年を迎える中で厳しいことも言われるが、真摯に受け止めてがんばっていくと決意を新たにしていた。

「レインボーシックス シージ」が2年前に発売された時は、こんなに伸びるとは思わなかったと口にしたのは、ユービーアイソフトのスティーヴ・ミラー氏。アジアのPlayStationユーザー、特に日本のPlayStationユーザーの「熱いサポート」への感謝を述べた。

酒井智史氏

ユーザーズチョイス賞

2016年10月1日から2017年9月30日までに発売されたタイトルの中で、日本・アジアのユーザーからの投票による上位10タイトルを表彰。ゲームファンの心をつかんだのは、下記の作品たちだ。中でもアジアのゲーマーからの支持を得た「ペルソナ5」は、2年連続の受賞を果たした。

  • バトルフィールド1
  • ファイナルファンタジーXV
  • バイオハザード7 レジデント イービル
  • 仁王
  • NieR:Automata
  • Horizon Zero Dawn
  • ペルソナ5(アジア地域で発売。ユーザー投票はアジア地域でのみ実施)
  • イースVIII -Lacrimosa of DANA-
  • ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
  • アンチャーテッド 古代神の秘宝

PlayStation VR賞

昨年から新設されたPlayStation VR賞は、PS VRの売上とフォーマットの盛り上がりに貢献した3タイトルに与えられる。対象期間は2016年10月13日から2017年9月30日までで、昨年表彰された作品は対象外となっている。今回、晴れて同賞を受賞したのは「バイオハザード7 レジデント イービル」「Farpoint」「サマーレッスン:アリソン・スノウ」の3作品だ。

インディーズ&デベロッパー賞

こちらも昨年から新設された賞。2016年10月1日から2017年9月30日までの期間で、PlayStationのタイトルラインナップ拡大に貢献した3タイトルに与えられる。今年は、「不思議の幻想郷 TOD -RELOADED-」「3on3 FreeStyle」、そして「UNDERTALE」が受賞した。

「ライバルは大谷翔平と乃木坂46」

盛田厚氏
盛田厚氏

式の最後に、ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジア プレジデント 盛田厚氏がスピーチを行った。

盛田氏は、さまざまな進化を遂げてきたエンターテインメントの中でも、ゲームはテクノロジーの進化とともにあらゆるエンターテインメントの良さを吸収する最先端のものだと表現。無条件に楽しく、時に心を動かす体験を与えるゲームのすばらしさをもっと多くの人に伝え、ゲームを通して人と人をつなぎ、ゲームが作るエンターテインメントをさらなる高みへと発展させていくとコメントした。

そして盛田氏は「みんなのプレイステーション」を合言葉に一家に一台プレイステーションを目指すと力強く話すと、「ライバルは大谷翔平と乃木坂46です」という熱いメッセージを残し、今年の「PlayStation Awards」を締めくくった。

※画面は開発中のものです。

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