ソニーのゲーミングギアブランド「INZONE」に新たなラインナップが登場!「INZONE H5」と「INZONE Buds」の装着感を紹介

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0コメント 米澤崇史

ソニーのゲーミングギアブランド「INZONE」の新商品として10月27日に発売予定の「INZONE H5」と「INZONE Buds」を紹介する。

モニター、ヘッドセットといったコアゲーマー向けのゲーミングギアをリリースするソニーのブランド「INZONE」。今回発表されたのが、「INZONE H5」と「INZONE Buds」の2種のヘッドセットだ。

有線・ワイヤレス両方の接続に対応した「INZONE H5」

「INZONE H5」は、現在「INZONE H9」「INZONE H7」「INZONE H3」の3商品がリリースされているヘッドバンドタイプの新製品。価格は25,000円(税込)前後が想定されており、位置づけとしては、「INZONE H7」と同じミドルレンジモデルにあたる。

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「H7」とのもっとも大きな違いが、3.5mmジャックの有線接続に対応していること。「INZONE」では、ミドルレンジの「H7」、ハイエンドの「H9」がともに無線接続のみとなっており、有線接続で繋ぎたい場合は有線接続のみのローエンドモデルである「H3」しか選択肢が存在しなかった。今回の「H5」は、「H7」「H9」と同様の専用のUSBトランシーバーを介した低遅延の無線接続と、イヤホンジャックからの有線接続の両方に対応している。

「H5」は、白と黒の2色のカラーバリエーションがリリースされる。

筆者は実際に「H7」を普段から愛用しているのだが、PC・PS5と複数デバイスをまたいで使用する際にUSBトランシーバーを差し直したり、充電が切れそうな時にケーブルを引っ張ってくる必要があったり、時折「有線接続できればなぁ」と思えることがしばしばあった。「INZONE」ブランドの中でヘッドセット選びに迷ったら、とりあえず「H5」を選んでおけば間違いはないという、スタンダードモデルに近い位置づけになるのではないだろうか。

ただし、「H7」「H9」にあったBluetooth接続には非対応となっており、無線接続の場合はUSBトランシーバーが必須となっている点には注意が必要だ。複数のデバイスにBluetoothで接続したい場合は、「H7」か「H9」を選ぶ方がいいだろう。

左ハウジングの下部に有線接続用の3.5mmジャックが追加されている。

それ以外の変更点としては、AI技術を生かしたボイスアップテクノロジーにより、さらに精度の高い音声通話が可能に。さらに両耳のハウジング部分の小型化によって「H7」の325gから260gにまで軽量化、側圧も軽減されるなど、「H7」以上に装着時の快適性が向上している。もっとも「H7」の時点でも、長時間の着用後でも耳が痛くなるようなことも一切なく、快適性はかなり高い水準に達していたのだが、さらに負荷が少なくなるのは嬉しい点だ。

インイヤー型の完全ワイヤレスヘッドセット「INZONE Buds」

もうひとつの新モデルである「INZONE Buds」は、「INZONE」ブランド初となるインイヤータイプの完全ワイヤレスヘッドセット。複数の価格帯の商品があるヘッドバンドタイプの「H」シリーズとは異なり、インイヤータイプはノイズキャンセリング機能を搭載したハイエンドモデルのみとなり、価格は30,000円(税込)前後が予定されている。

「INZONE Buds」も白と黒の2種のカラーが発売される。

「INZONE Buds」は、「『INZONE』ヘッドセットの音質をインイヤータイプでも再現する」というコンセプトのもとに設計が行われているという。WF-1000XM5とともにソニーが独自開発した8.4mmドライバーユニット「ダイナミックドライバーX」が採用されており、インイヤータイプながらヘッドセットにかなり近い音質が実現されている。

FPSのゲームで実際に音を聞いてみたところ、銃声の方向や距離感の違いをしっかりと聞き取ることができていた。いわゆるイヤホンに近いサイズ感ながら、本格的なゲーミングヘッドセットに肉薄する音質を実現しているのはかなりの驚きだった。

「INZONE」ブランドとしては、「H9」よりも安価な価格帯でノイズキャンセリング機能を搭載しているのもポイントだ。インイヤータイプはその構造上、ヘッドセットと比べると遮音性の面から没入感に劣りがちだが、高性能なノイズキャンセリングによってそれが解消されている。

ノイズキャンセリングをオンにした状態で装着してみると、外部からの音は、間近で話しかけられても、耳を凝らしても内容が聞き取れないレベルまで軽減されるほど。外で使う場合は、逆に周囲の音が完全に聞こえなくなってしまうが、「H9」と同様に、ノイズキャンセリングのONとOFF、外の音を聞こえるようにする外音取りこみの3つのモードが用意されているので安心だ。

それぞれのモードは、側面部のタッチ操作で切り替えを行える。タッチで割り振る操作は、PC用のソフトウェアである「INZONE Hub」を使うことで変更でき、左右で異なる操作を設定しておくこともできる。

接続方式はUSB-TypeCトランシーバーを介する2.4GHzのワイヤレス接続と、Bluetooth LE Audioの2種。Bluetoothの対応はLE Audioのみであり、従来の規格であるBluetooth Classicに未対応であることは注意するべき点だ。Bluetooth LE Audioに対応していないデバイスに接続したい場合は、USB-TypeCトランシーバーを接続する必要がある。

大容量バッテリーによる使用時間の長さも特徴で、2.4GHzのワイヤレス接続なら約12時間、Bluetooth LE Audio接続なら約24時間の連続使用が可能だという。付属する専用ケースを用いれば、同じく12時間か24時間分のバッテリー充電を行うこともできる。

下部側が長い楕円の形状も特徴的だが、これは内蔵デバイスの多くを耳の外側の部分に配置し、耳の内部に入る面積を減らして圧迫感を軽減するためだという。筆者は耳の形状が変わっているのか、インイヤータイプはしっかり付けるのに時間が掛かったり、すぐに外れてしまうことが多いのだが、「INZONE Buds」は耳に入る面積が少ないおかげか、すぐに耳にフィットし、装着時の安定感も高かった。

2つのラインナップが追加され、さらに幅広いニーズに答えられるようになった「INZONE」。特に今回発表されたインイヤータイプの「INZONE Buds」は、携帯性と音質、装着時の快適性を兼ね備えた非常に汎用性の高いモデルとなっている。ソニーストアでは、発売に先駆けて新モデルの体験が可能なキャンペーンも実施されるとのこと。特にヘッドセットは、実際に試着してみるのに勝る体験はないため、この機会に是非とも試してみてはいかがだろうか。

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